◇◇◇◇◇
これは止めないとまずいことになる!
「みんな、ちょっと待って〜!!」
うわー、やっぱり一斉に脱ぎだした!
時すでに遅し、全裸タイムに突入!
ハガネ、コガネ、モニカはともかく、エマまで速攻で全裸になってしもた!
「ちょ、ちょっと何してんの!
脱衣室があるでしょ。
ここで脱がなくていいから!」
あー、やってしもた。
うちじゃこれが普通やけど、エメ様がいるのに……。
「みんな!先に入って来て!僕はあとで入るから!ここはお願いします!」
「「「「えーーー?!♡☆」」」」
「あほー!何ゆうとんねん!
お前も入るに決まってるやろ!
どんだけ我慢したと思てんねん!
どあほ!!」
「えー!カラスが喋ってる!」
「あほー、カラスとちゃうわ!八咫烏や!霊鳥や!神の使いやぞ!もっと敬わんかい!
……あ!つい喋ってもうたわ。」
あちゃー、やっぱり、このくだりや。
もう、説明せなあかんやんか!
「えー、エメ様!カグヤ様は、実は話すことが出来ます。」
「エメよ!うちは神の使いやねん。せやさかいに、いろいろできるねん。これ秘密にしといてや。よろしゅう頼むで。」
「えー!神の使い!神様に仕えてるんですか?
なんか、黒の軍団ってそういうことなんですか!?」
「まあ、あんまり深く詮索せんといてや!
それより、みんな、早よ剥いでしまいや!」
「「「「承知!!♡☆」」」」
「わー、あかんて!エメ様がいるから〜!」
「かまへん!行けー!」
5人がかりは無理〜!阻止できましぇーん!
剥ぎ取り成功?!ってモンハンかい!
そして、こんな状況でも、すでに下半身は、
パオーン状態!
仕方ないじゃないですか!下半身は別の生き物なんです!
「あーー!」
エメ様が手で顔を隠している。
が、全然、指の隙間から見てます。
エマと同じやん。
双子ってそんなところも似るの?
「エメ!お前、ガン見やないかい!
一緒に入るんやったら、お前も早う脱ぎいや!服着たまま入るんか!難儀やなぁ!」
「お頭〜♡早く行きましょ!」
「お風呂♪」
「お風呂♪」
「エメも入って来ていいからね☆」
「やっとやな!ほな行くでぇ!」
ここは、この流れで行ってしまおう。逆らったら、余計にひどいことになりそうやもんな。
せっかくエマと一緒に入ろうと思ってたエメ様には申し訳ないけど、これは無理やわ。
「エメ様、本当にすいません。たぶん長くなると思いますんで、戻ってお休みください。」
やっぱり、手で顔を隠してガン見のスタイルで無言のまま見送られた。
はー、絶対おかしいと思われたな。
まあ、思わん方がおかしいけど。
ごめんなさい。
僕たちは密着状態のまま、お風呂に突入!
「わー、すごく広いですね♡」
「ほんとすご〜い!」
なにこれ!大浴場やんか!部屋のお風呂の規模とちゃうで!とりあえず、入ろ!
わー、足が伸ばせる!ナイスです!あったまるわ〜!
「お頭〜☆そろそろあったまりましたか〜?
それじゃ、今日はエマからですよ〜!
サービスサービスゥ!」
お風呂の縁に座らされて、エマの濃厚なサービスがスタート!
周りはみんなに囲まれて密着ロールサンドでーす。パーラダーイス!
うぉー、めっちゃ上手!
むほー、これはたまらんち会長!
テクニクニクシャン!
もっとお願いします〜!
ってあれ?扉が開いた。
えー?エメ様!
なぜ入ってくるの?さすがにタオルは巻いてるけど……。
こっち見てる。
あーーー!出るーーー!バズーカ砲発射!
ゴクッ、ゴクッ、ゴクッ!
「はー!お頭〜☆いっぱい出たね!苦いけど、美味しい!気持ちよかった〜!」
こちらこそ最高でした!
「お頭!いっぱい出たね!」
「お頭!いっぱい出ましたね!」
「お頭〜♡いっぱい出たね!」
「ユメ!いっぱい出たな!」
あのー、毎回これ要る?
って気持ち良すぎて、エメ様のこと忘れてた。やば!
僕らが湯船の奥の方に陣取っているので、エメ様は、反対側の手前の方で、タオルを巻いたまま、湯船に入って無言でこっちを見てる。
どうする?結構すごいところ見られたけど。
「エマ。ちょっと悪いんだけど、エメ様のところに行って、お相手してあげて欲しいんだけど、頼めるかな?」
「いいよ!私の番になったら、戻ってくるから、呼んでね!」
「あ、うん、わかった。ありがとう。」
「お頭〜♡次は私ですよ〜!
たっぷりご奉仕しちゃいますからね!」
「はい、お願いします!」
エメ様がなぜ入って来たのかはわからないし、僕から話しかけるのもなんか難しいし、かと言って、ほっとくのも違うと思うんで、ここはエマにお願いします!!
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