「ひゃー。飲んだ、飲んだ。おやすみー!」
たぷたぷになったお腹を擦りながら、ホテルの廊下を歩く。
久しぶりに集まった同期達との懇親会を終えて、すっかり気分がいい。
仲のいい面々とは同じ階に宿泊が決まっていたので、ギリギリまで話をしながら、酔いの回る手でカードキーを差し込んだ。
数時間後には、再び同じ部屋で研修があるが、細かいことは気にしない。
盛大に別れを惜しみ、部屋のドアを開けた。
「総一朗も、おやすみー」
「おやすみ。また明日な」
「うーん」
彼とは向かいの部屋だ。
ノブに手をかけたまま、私が部屋に入るのを見守っている。
もう一度「おやすみ」と言ってから、ばいばいと手を振った。
電気を点けて、ベッドに腰かけて一息つく。
とりあえず、シャワーを浴びよう。
スーツケースを開き、簡単に荷物を整理してから、下着と備え********************
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