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「ただいま、お兄ちゃんー!」
「おかえりー!友達との用事はもう終わったのか?」
「うん、終わったよー!って、何してるの?」
部屋のドアを開けると、お兄ちゃんはグツグツとなにかを煮込んでいた。
「料理をしているんだよ。今日の晩御飯はカノンの好きなカレーライスだ!」
「本当!?やったー!!!!」
あたしはジャンプをすると、勢いよくお兄ちゃんに抱きついた。カレーライスは、あたしの大好物だ。それがわかってるなんてさすがお兄ちゃん
「自分から俺と帰らないなんていうなんて花音にしては珍しいよな」
お兄ちゃんは出来上がったカレーライスをお皿に盛って言った。
「確かにそうかも〜」
あたしはテーブルに座って足をぶらぶらさせた。