TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

💚「あーーーーもう!!」

💜「やっぱ10分じゃ全然足りなかったね、練習終わったらまた続きしゃべろ?」

💚「その前にめめに会うじゃん!もうどうしよう……」


10分って意外とあっという間だ。


めめは素敵な人だし仲間として好きだけど、心の準備がない時にいきなり踏み込まれたのは嫌!そもそも好きになってもいい?って何だ、ダメって言ったら何もなく元通りになると思ってるのか?などと訴えていたら終わってしまった。

肝心なところは何一つ整理できていない。


💜「接触しないようにしてあげるから、落ち着いて。その感じで行ったら、阿部ちゃんスタジオ入ってめめに直行で突撃しちゃいそうだよ」


関係を悪くしたい訳じゃないでしょ?と諭され、中途半端に喋って興奮していた気持ちが少し落ち着いてくる。


💚「そうだね……ありがとう」

💜「任せてよ〜、俺はアフターフォローも忘れないよ〜?」

💚「なんか腹立つな」

💜「おい!」


少し口が悪くなるのもふっかの前だけ。



スタジオのドアの前で深呼吸をしてから入る。

めめがこっちを見たけど、平静を装って挨拶だけ交わす。

練習の合間、宣言通りふっかはさり気なくめめと俺を遠ざけてくれた。



💛「じゃ、今日はここまで」


照の号令でそれぞれが帰り支度を始める。

めめがソワソワし始める。ラウールが話しかけているけどあの感じは上の空だ。


💜「阿部ちゃーん、今日何食べるのー?」


ふっかが素早く支度を終え、腹減ったし早く行こーと催促する。

俺も荷物をバッグに戻して立ち上がると、ふっかは背後から呼び止められないようにと『阿部ちゃんセレクトの店楽しみだな〜』なんて言ってわざわざ俺を先に歩かせてスタジオを出た。

🖤💚 好きって言いなよ。1

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

96

コメント

4

ユーザー

ふっか、優しいな🤣🤣🤣

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚