※この作品はフィクションであり、この作品に出てくるような事実はありません。
※この作品とご本人様達は一切関係ありません。
※年齢操作があります。苦手な方はこの作品を読むことを、おすすめしません。
※検索避けのため伏せ字を使用しています。
sha視点
昨日突然、rbrから兄弟のみんなに会えると言われた。
あいついつも突然なんやけど。
でもみんなに会えるの久々やから、俺は朝からるんるんやった。
そんな俺をよそにrbrは珍しく朝から静かやったけど。
まぁなんかあったんやろーな、しらんけど。
午後から俺とrbrはかいぎしつ?ってとこに向かっとったけど、
そん時も静かやった。
いつもならrbrが俺の手を強く握るのに
今日は俺が強く握った。
かいぎしつにつくと、もうみんな到着してた。
ut 「sha,,,!!」
俺とutは強く抱き締めあった。
ut 「ほらな、また会えるいうたやろ。」
sha 「うんッ,,,」
俺らが抱きつき合っていると、
それを羨ましそうに見つめるemとciがいた。
sha 「! em!久しぶりやな!!」
em 「shaさん、お久しぶりです!」
ci 「sha、俺はー??」
sha 「ciはこの前会ったやろ。」
ci 「ひどい!!」
そんな感じで再会を楽しんでいるそばで、
深くフードを被った男をただただ見つめているrbrに話しかけようとしたが、
tnに部屋の外に案内され、
俺とrbrは別々になってしまった。
そして俺達は、
白衣をきた男達に別の部屋に連れて行かれた。
俺達が部屋に入ったとき、
白衣の奴らは外に出て、
部屋には俺達4人だけだった。
sha 「え、これ大人たちいないけどええんか??」
ci 「あいつらから外に出たから大丈夫やろ!
それより聞いてほしい話あんねんけど~~~~~!」
em 「~~~笑」
emとciが話してるそばで黙って一点を見つめるut。
こいつもrbrみたいになってるんやけど。
sha 「,,,ut、?大丈夫か??」
ut 「え、?あぁ、大丈夫大丈夫。
そういえば、みんなで集まるの久しぶりやな。 」
em 「そうですね、 全然会えてなかったから,,,」
ut 「,,,みんなに聞きたいことあるんやけど、ええ?」
sha 「、なに?」
なんとなく、笑えない話なのは雰囲気で分かった 。
ut 「みんなの部屋から朝日ってどこから見える??」
sha 「へ、??」
予想外の質問に思わず、拍子抜けしてしまう。
sha 「あ、あさひ??」
ut 「おん、朝日。」
em 「うーん、私のところからは朝日みえませんね,,,。
でも前、朝に渡り廊下を渡ったら太陽が見えました!」
ci 「俺も見えへん !!」
ut 「shaは? 」
sha 「お、俺は朝よく窓から日ざしが入ってくるから、
多分、見ようと思ったら見える。 」
ut 「そっか、分かった。」
em 「どうして急にそんなことを,,,??」
ut 「ん?いや、みんなどこの棟にいるのかなって。」
sha 「棟??」
ut 「ここに来る時に、車からこの施設見たんやけど
見えた限りでは渡り廊下4個と棟が5個あったから
渡り廊下で繋がってる棟が4つ、真ん中に1つかなって
ここに入った時思ったんや。」
em 「すごいですね,,,。
そんなに気になったんですか??」
ut 「すこしな、」
そういうutは、考え事してるようだった。
なんだよ、みずくせぇな,,,。
俺に少しでも言ってくれたっていいのに,,,。
sha 「なんでそこまで気になるん??
なんかあるんやったら言えよ。」
ut 「,,,じゃあ、shaだけこっちに来てくれん??」
sha 「え、俺だけ?」
emとciの方を見ると、
emは不思議そうな顔しとったけど
ciはそもそもなにが起こってるのかよく分かってなさそうだった。
sha 「,,,わかった。」
俺らは部屋の隅の方に行った。
そして小声で話す。
ut 「,,,shaは、ここが好きか?」
突然の意図のつかめない質問。
でも、これはすぐに答えられた。
sha 「ううん。
楽しいときもあるけど、みんなとおかんといたほうが楽しかった。」
ut 「そうか、なら話すな。
ここは、病院じゃないねん。
僕達を助けるための施設でもない。」
俺はただただ、utの声に耳を傾ける。
ut 「ここは、僕らの血液が欲しいだけや。
そのためだけに、僕達をここに閉じ込めてる。」
sha 「血液,,,??」
ut 「僕もようわからんねん。
でも、これだけは言える。
ここにいても僕達に未来はない。」
utの真面目な顔。
さっき会ったときから、ずっと言おうか迷っていたのだろか。
このことを知ったのはどのくらい前なのか。
ずっと考えてきたんやろうか。
ごめん、1人にして。
でも、今からは、
俺も戦いたい。
sha 「,,,わかった。
みんなでここを抜け出せばええんよな?」
ut 「え、飲み込み早ない?」
sha 「utの言ってることは嘘じゃないって分かるから。
一応、utの弟やからな!!
何年一緒にいたと思ってんねん!!」
ut 「フッ笑そうやな笑
でも、大丈夫か?shaは。」
その言葉を聞いた時、
一瞬、rbrの顔がちらついたが、
あいつのことはどうでもええんや。
sha 「おん、問題はemとciやな。
ciは検査担当の人と仲良かった気がすんねんけど,,,」
ut 「emもや。
あんま傷つけたくないし、信用してないわけやないけど、
秘密にできるか不安やから、あんま言いたくないねん。」
大人にバレたら終わり。
バレた先になにがあるのかはわからん。
でも、rbrも検査の人もgrも全員敵。
そう考えたとき、不安が一瞬で体を駆け巡る。
ut 「で、さっきみんなのいる棟がわかった。」
あ、さっきの質問そういうことだったのか。
あたま良。
ut 「朝日が見える僕とshaは東側の2つの棟で
emとciが西側の2つの棟や。」
sha 「でも、いる棟がわかったとこで脱出方法はわからないままやない?」
ut 「そこなんよなー。
でも、誰か1人が脱出できたら助けに行ける。
で、一番の問題はおかんや。」
sha 「,,,!?おかんは、家にいるって,,,」
ut 「多分、あれ嘘や。 血液って、遺伝やろ??
そしたらおかんも持ってるはずやねん、
ここの人たちが欲しい血液。」
たしかに。
ut 「で、一番おかんがいる可能性の高い棟が、
真ん中の棟や。」
sha 「え!?あんなでかいところにおったら見つけられんよ!」
俺らがいる施設はutがいうには5つの棟から構成されているらしく、
俺ら兄弟が1人ずつ入ってる4つの棟は渡り廊下で繋がっているが、
その4つの棟のまんなかに、1つだけ囲むようにしてでかい棟があった。
渡り廊下の窓から見えるが、
入ったことはないので、中が広いのかすら分からない状態だった。
ut 「どこにいるかわからんくても、助けにいかなあかんやろ。」
sha 「それもそうだけど,,,」
もし、脱出するなら脱出時間は短いほうが絶対,,,。
ut 「他にも色々話したいことあるんやけど、
そろそろ大人たち戻ってきそうやから
一旦、ここまでにしよか。
特に僕とshaがemとciをはぶいて喋っとったら怪しまれるからな。」
sha 「わかった,,,でも、またいつ会えるかわからんよ,,,??」
またutと離れる不安が俺を襲った。
そんな俺を見てutは笑って
ut 「絶対会えるって、前も言ったやん。」
と言った。
その言葉は俺を心から安心させる何かがあった。
また絶対会える。
そして俺とutはemとciのところに戻り、話していると
rbr達が戻ってきた。
初めて見る大人もいた。
utのいうことが正しければ、この大人たちは俺らの敵。
もちろん、rbrも。
ここで解散して1人になったら、俺はrbrと2人きり。
勝てるかなー,,,。
いや、勝ってみせる。
utも戦ってるんや。
俺も一応兄。兄が負ける気でいたらどうすんねん。
そして俺は自分の心に喝をいれ、
みんなと解散した。
本作品初の3000字超え,,,🥹
がんばりました🫠
前話❤1000、ありがとうございます!
コメントもお待ちしておりますので、じゃんじゃん送ってくれると嬉しいです🥰
コメント
2件
3000文字?! 凄いですねっお疲れ様ですっ✨ shaさんが仲間になってからどう話が進むのか凄く楽しみですっ✨