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番外編「かつての敵、今は親友」
地獄の崖。
夕日を眺めながら、古流斬と傲慢は静かに座っていた。
昔なら考えられない光景だった。
かつては命を懸けて殺し合った敵。
今では隣で他愛もない話をしている。
古流斬は笑う。
「人生、分かんねぇな。」
「昔のお前とこうやって話すなんて思わなかった。」
傲慢も小さく笑った。
「私もだ。」
「お前は倒すべき敵だった。」
「だが今は違う。」
少し沈黙が流れる。
傲慢が静かに口を開く。
「私たちは似ている。」
「強すぎるが故の孤独。」
「誰にも理解されない悩み。」
「全力を出せば周囲を壊してしまう苦しさ。」
古流斬は頷く。
「ああ。」
「普通に戦える相手なんていねぇ。」
「加減ばっか覚えちまった。」
傲慢は空を見上げる。
「だから、お前と出会えたことは幸運だった。」
「同じ悩みを抱える者がいた。」
「初めて理解し合えた。」
古流斬は照れくさそうに笑う。
「親友って柄じゃねぇと思ってたけど。」
「今は違うな。」
「お前とは気を遣わなくて済む。」
傲慢も静かに頷く。
「かつての敵。」
「今は親友。」
「奇妙な縁だ。」
二人は立ち上がり、肩を並べて歩き出す。
遠くから見ていた閻魔は微笑んだ。
「敵として出会い。」
「互いの強さを認め合い。」
「今では親友か。」
「世の中、本当に何が起こるか分からんの。」
地獄の夕焼けの中。
かつて敵同士だった二人は、同じ悩みを分かち合える唯一無二の親友として、静かに歩いていくのだった。
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#バイオハザード
#衝撃のラスト
山根利広
300
しらなみ
60
コメント
1件
おお、番外編でこの二人のやり取りが見られるのは嬉しいですね。かつて命を懸けて♡♡♡合った敵同士が、今では「同じ悩みを抱える唯一無二の親友」になっている——その距離感の変化がじんわり沁みます。特に「強すぎるが故の孤独」「加減ばっか覚えちまった」という共通の葛藤に、お互いが救われたんだなと感じられて、地獄の夕焼けという舞台も相まって、静かで温かい空気が素敵でした。