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ふぅ~!
「すっげぇ!気持ち良い!!君も来いよ!」
びしょびしょの髪を両手で後ろに払って、黒い脇毛が見えた、今彼は満面の笑顔で笑っている、綺麗な白い歯が丸見えだ
「水冷たい?」
デニムのショートパンツを脱ぎながらリーファンも尋ねた、隆二の視線が彼女の赤いビキニ姿をとらえて離れないのを意識して、思わず頬が赤くなる
「気持ちいいよ、南国みたいだ!」
「 小さい頃からこの川のことはよく知ってるのよ、今日みたいに気持ち良く泳げるのはこれで最後かも!じきに冷たくなって泳げなくなるわ」
真っ赤なビキニに包まれたリーファンの体を見つめられてうちに、隆二の顔から笑みが消えた・・・
隆二にじっと見つめられてドキドキしてどうにかなりそう、解決策はただひとつ、彼女も隆二の様にピョンッと岩から飛び出して彼女も水に飛び込んだ
プハッ!
「気持ちいい!」
水から浮き上がったら、目の前に隆二がいて思わず驚いた
「リーファン・・・綺麗だ・・・」
滝の流れ、川のせせらぎ、月明かりが二人を銀色に染め・・・
二人は濡れたまま、お互いを瞬きもせず見つめ合った
考えていることは同じだった
やがて隆二は優しく彼女の体を引き寄せた、唇に彼の唇が重ねられ、リーファンは熱い炎が体を駆け抜けるのを感じた、ワイルドなエネルギーが体の中に解き放たれる、目の奥が急にかっと熱くなる、不意を突かれた欲望が、体の下のほうで脈打つ
驚きのあまり隆二に抱き寄せられて、ピクリとも動けなかった、欲望が自分を捕らえ、満たすのがわかった
彼の唇はとてもやわらかくて、水の中は冷たかったが、彼の口は違った
なんて熱いの・・・ああ隆二・・・隆二・・・
口の中・・・胸・・・おなか・・・脚の間がどんどん熱くなっていく・・・熱さはいたるところに広がっていく、貪るように隆二を味わい、唇の甘さとなめらかさとぬくもりと形を探った、彼の舌がリーファンの口の中に入って来て絡みつくと心が切なくなった
リーファンの指が隆二の胸に食い込むと、彼は満足げにうめき、さらに貪欲にキスをした、咄嗟にリーファンは隆二の首に腕を回した、彼の太腿にはさまれた脚を引き抜いて、彼の腰に巻きつけたかった
そこで隆二が手を貸した、リーファンのお尻を両手で包んで持ちあげたから、丸太にしがみつくように、両足を彼の腰にからみつけた、隆二はザブザブと彼女を岸へ運び、大きな岩のベッドに横たえさせた
彼が覆いかぶさって来ると、リーファンのおなかに硬くなった彼のモノが当たるのを感じた、わざとそこに体を押しつけるように彼女が腰をくねらせると、隆二の喉から低いうめき声が漏れた、自分で感じてくれている、自然とリーファンの微笑みがこぼれる
月明かりでも彼の頬が赤くなっているのをハッキリ見える、ふたりの目が合い、離れなくなる・・・隆二の目はとても美しかった
その目がまぎれもない欲望で輝いている、隆二が大人なのが幸いだ・・・リーファンは思った、きっと自分の初体験は素晴らしいものになる・・・