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環達は空間へ入り路地へと足をいれたあと猫が全員居るか確認した
猫
「よっと、全員居るか?」
環達
「居るよ」
と環達が言うと猫は空間を閉じた
未来
「え?、閉じちゃあたら帰れないよ?」
猫
「大丈夫だ、もう座標は分かるし」
そう猫は言っていると白杖代が陸達を筒んた
そして、白杖代が離れると陸達の服装がガラリと変わっていた
陸
「こ、これはまさかこの世界の服装ですか?」
環
「うん、さっき白杖代に町の人達の服装を調べに行かせたんだ」
未来
「へぇー、良いねって何でローブにフード?」
ハルヒ
「何かあるかも知れないからね、普段は取ってて良いよ」
とハルヒが未来達に言っていると犬が聞いた
犬
「首魁様、我々はこれからどうすれば宜しいでしょうか、グリモワールと言う物を入手する所から始めれば良いですか?」
環
「そうして欲しいが今はこの世界について調べて欲しい、俺達も調べるから」
馨
「って言ってもさっき青杖代達から聞いた話し、ほとんどの人間が魔法を使い生活してるんだよね」
猫
「そうなん?」
光
「うん、けど魔法が使えない、、何て言ったけな、、そう魔なが少ない人達とか魔ながない人がいるんだってさ」
未来
「そうなんだ、、なら未来達もその魔なが、、」
ハニー
「それは分からない、僕達もあるかどうか分からないし」
モリ
「仮に合ったとして、グリモワールは使わない、、力が強すぎる」
とハニーとモリが言うと未来達はなるほどと思った
環
「よし!、じゃあ、別れよう、俺達は別々にこの世界を調べるか、猫達はそのゲルドルさんが言ってた魔法騎士?について調べてくれ、グリモワールは、、うーん必要あった入手してくれ」
陸達
「了解」
そう環達と話して陸達は環達と別れた
環達が居なくなったのを確認した陸達は猫達と共に裏路地から町に出た
町に出るとそこはとても賑わっており、沢山の人で賑わっていた
未来
「わぁー!、凄い賑わってる!」
陸
「あぁ、しかも魔法を使って料理とか色々してるな」
猫
「とりま回って見るか、あー、食いたい物合ったらいえ、さっき首魁から此方の通貨貰ったからな」
そう猫は懐からお金を出した
陸
「凄い量だな、、環さんどんだけ作ったんだよ、、」
犬
「多めに作ったそうで、儂も持っておる買いたい物が合ったら遠慮なく言うのじゃあぞ」
未来
「うん!」
未来達がそう話しながら歩いていると突然、大きな物音と共に空から大きな岩が落ちて来た
未来
「な!、お、お兄ちゃん!」
陸
「近くに避難、、」
猫
「必要ねぇー」
猫がそう言うと大きな岩かパッと消えた
未来
「ね、猫さん、、」
猫
「ちっと、遠くに飛ばした、、いや送り返したあの岩作った奴にな?」
と猫が言ったと同時に近くから大きな音と共に男の叫び声が聞こえた
男
「うゎゎゎ!!!!」
犬
「おや、近くに居たようじゃあな?」
猫
「生きてると良いな」
陸、未来
「「そ、そうだね、、」」
陸達がそう言っていると男の叫び声の元から二人の女性が男を拘束し空から飛んで行った
猫
「あ、あの女達、何かマントしてんな?」
未来
「魔法騎士さんじゃあない?、ゲルドルおじいさんもしてたし色と長さは違うけど」
未来がそう言うと目の前に黒杖代が現れ陸に何かを渡して直ぐに消えた
未来
「お兄ちゃん、何か渡されたの?」
陸
「あぁ、えーと、魔法騎士の団?の名前とマントの色?の奴か?」
陸は手紙を簡単に読んだ
金色の夜明け、色、肌色
黒の暴牛、色、黒色
銀翼の大鷲、色、シルバー
紅蓮の獅子王、色、赤色
翆緑の蟷螂、色、緑色
碧の野薔薇、色、青色
紫宛の鯱、色、紫色
珊瑚の孔雀、色、ピンク色
水色の幻鹿、色、白色
陸
「で、さっきの青色は、、」
未来
「碧の野薔薇?」
陸
「そうだな、ってよく鏡夜さんここまで調べてたな、、、まさか王宮に侵入して、、」
猫
「陸、考えんな、良いか?考えんな」
そう猫が言いながら陸の頭を撫でた
と陸達は話しながら再び町を歩いていると犬が立ち止まった
猫
「おん、ジジイどうかしたか?」
犬
「いや、少し妙な気配と力を感じての、、気のせいかもしれんが、、」
陸
「犬の気のせいは大体当たるからな、、調べるか?」
犬
「調べても良いが、猫に陸達を任せるのは少しの、、」
未来
「あはは!、心配してるの?大丈夫だよ、猫さんだもん」
猫
「おい、それどういう意味だ」
犬
「そうか、、では少し調査をしに行ってくる、早く戻るようにはするが」
猫
「はいはい、早く行け、宿舎は此方で取るから」
犬
「では行ってくる」
そう犬は言うと人混みの中へと消えて行った
未来
「未来達はこらからどうする?」
猫
「あー、宿舎と取っておくか、、空いてると良いんだか」
陸
「空いてなかったら、境界作って寝泊まりすれば良いし、まぁ、、行ってみるか」
猫達は早速宿舎を取るために町を探した
そして、何とか宿舎を見つけ中へ入り空いているかどうか聞いた
猫
「泊まりたいんだか部屋空いてるか?」
店主
「あ?、ガキに泊まらす部屋はねぇーよかえれ」
猫
「ガキねぇ、、、」
そう猫は言うと店主の胸元を掴んだあと、耳元で何かを囁く
すると店主の顔は真っ青になり、猫に部屋の鍵であろうかそれを手渡した
店主
「と、泊まらせる!、泊まらせるから!つ、妻には!」
猫
「言うわねぇーよ、、けど、、もし部屋を覗いたりしたら、、」
店主
「しません!絶対に!!!!」
猫
「なら、良いや、じゃあーな」
猫はそう言って陸達の元へ向かうと陸達は聞いた
陸
「猫、お前、店主に何を言ったんだよ、、」
未来
「しかも奥さんがとか言ってたけど?」
猫
「ん?、秘密だ」
猫はそう言ってニヤリと笑った
陸、未来
((悪い顔、、、、))
猫達はそう話していると部屋に着いた
猫が部屋の鍵を開けて部屋に全員入ったのを確認すると鍵を閉めて、フードを取った
バサ
猫
「やっと、フード取れたぜ」
陸
「俺達フードしてないが、何でフードしてたんだ?あと犬も?」
猫
「別に良いだろ、魔法騎士とやらに怪しまれたら災厄だ、しかも俺とジジイの力はこの世界じゃあ結構最強みたいだし」
未来
「そうなの?」
猫
「おう、例えば、、あそこの山見てろ」
陸達は窓から見える山を見ると猫は手をグッと握った
すると、次の瞬間その山が緑色、木が沢山はえ、陸達には分からないがなにやら輝いていた
陸
「うわ、凄いな」
未来
「うん!、猫さん、あのキラキラしてるの何!」
猫
「知らね、ちっと時間戻しただけ、、と言いたいが結構戻しすぎた見たいだな、、」
陸
「そう見たいだな、、あれ見ろよ、魔法騎士達が空飛んでいってんぞ」
陸がそう山の方を指差すと空に沢山の魔法騎士達がおり、山へ降りて行っている
猫
「やべ」
猫は一瞬にして山を元に戻した
猫
「あ、怪しまれたよな、、これ、、」
陸
「怪しまれたな?、確実に」
未来
「多分、環お兄ちゃん達来るよ?、どうするの?」
猫
「ど、どうするって、、逃げ、、」
???
「ほぉ?、誰から?」
猫
「こ、この声は、、!」
聞き覚えのある声が聞こえ猫が振り返るとそこには怖い笑顔をした鏡夜が立っていた
未来
「鏡夜お兄ちゃん!」
鏡夜
「やぁ、陸、未来、町は楽しかったかい?」
陸
「えぇ、とても面白かったです」
鏡夜
「それは良かった、、で猫?何か言う事は?」
猫
「時間戻しした挙げ句、魔法騎士に怪しまれてサーセン!シタ!」
鏡夜
「勝手に力使うな!バカ!」
そう鏡夜は言うと猫に拳骨をした
ゴン!ゴン!
猫
「痛っっで、、、」
鏡夜
「全く、お前のせいで魔法騎士達は混乱と犯人探しをしているぞ、しかもお前が時間を戻しした場所はどうやら財宝などが合ったらしい」
陸
「そうなんですか、、だからあんなにキラキラしてたのか」
鏡夜
「それが一気になくなり、元に戻った、相当、大騒ぎになっている」
鏡夜
「明日には多くの魔法騎士が調査をするそうだ」
陸
「それ、ヤバくないですか?仮にいえバレないと思いますが、俺達動きずらくなりませんか?」
鏡夜
「大丈夫だ、俺達が動く、陸達はそうだなここ町の観光でもしてたら良い、だか猫、犬、お前達は俺達と動け」
と鏡夜が言うと犬が現れて、は、と言った
陸
「うゎ!、犬!、何時から!」
犬
「ついさっきじゃあ、猫の力を感じての」
犬
「しかも、魔法騎士達が何やら騒いでおる、、猫が何かしたと考えるのかたとうじゃあ」
陸
「流石、犬、猫の事をよく知ってるな」
鏡夜
「それじゃあ、犬、猫、明日から手伝え」
犬
「畏まりました」
猫
「へいへい」
と猫達が返事すると鏡夜は消えた
そして、猫達は鏡夜が居なくなったのを確認して、夕飯をとり、お風呂に入った後、陸達をベッドに寝かした
未来
「猫さん達は寝ないの?」
猫
「もう少ししたら寝る」
陸
「とか言って、寝ないとかないよな?」
犬
「大丈夫、ちゃんと寝るわい」
そう猫と犬は陸達の頭を撫でる
陸達は猫達に撫でられて目を閉じた
暫くするとスゥスゥと二人の寝息が聞こえて猫達は静かに窓側にある椅子に座った
猫
「やべ、久しぶりに力使ったから体だりぃー」
犬
「儂もじゃあ、少しだるいわい」
猫
「あ?、ジジイも?」
犬
「うむ、少し魔法騎士と戦ってしもうてな」
猫
「おい、それ副首魁らは、、」
犬
「知っておられる、たまたま首魁様が通りかかり助けて下さった」
猫
「そりゃあ良かったな、、ってジジイが感じた妙な気配って結局なんだったん?魔法騎士の魔法か?」
犬
「うむ、金色の夜明け団と言う者の魔法、、風であった」
猫
「ふーん、で攻撃されたと」
犬
「どうやら、敵の味方と思ったようじゃあな」
猫
「けど、顔見られたんだろ?しかも声も」
犬
「大丈夫じゃあ、記憶は消した、問題はない」
猫
「そうかい」
と猫達は二人で話してからベッドで寝た
次の日
朝、陸達は猫達と朝食を取ったあと外に出た
猫
「そんじゃあ、別れるか」
犬
「夕方に此処で良いか?」
陸
「良いぞ、未来も良いか?」
未来
「うん!」
そう未来達が言うと猫は解散と言う
それと同時に猫達は人混みへと消えて行った
猫達が見えなくなった陸達はこれからどうするかと話した
陸
「未来、行きたい所とかあるか?」
未来
「うーん、、お兄ちゃんは?」
陸
「無いな、、適当にぶらつくか」
陸達は町を見ながら歩いていると大きな協会を見つけた
陸
「此処は、協会か?」
そう言っていると未来の足元に白いボールがやって来た
未来
「ん?、ボール?」
未来はボールを持ち上げると前から女の子が走って来た
女の子
「あ!、ごめんなさい!そのボール私達のなの!」
未来
「あ、そうなの?、はい!」
未来は女の子にボールを返す
女の子
「ありがとう、、って貴方達、、私達と同じ、、子供?」
女の子にそう聞かれた陸達は頷いた
マリー
「そうなんだ!、私マリー!貴方達は!」
と名前を聞かれ、とっさに頭に出てきた名前を二人は名乗った
陸
「お、俺はリキ、こっちは妹の、、」
未来
「ミカ、私達双子なの!」
マリー
「そうなんだ!、通りで顔が似てるなって思った!」
陸
「良く言うわれるよ、所でマリーちゃん、、マリーは協会の方から来たけど協会に住んでるの?」
マリー
「うん!、お友達とシスターと一緒に暮らしてるの!」
未来
「へぇー!、ってマリーちゃん向こうでお友達かな皆が呼んでるよ?」
と未来が指差すと沢山の子供達がマリー!早く!と呼んでいる
マリー
「私行かないと!、ボールありがとう!ミカちゃん!またね!」
未来
「うん!、またね!」
マリーはそう未来と話して子供達の元へ走っていった
陸
「明るい子だったな」
未来
「そうだね、お兄ちゃん」
陸達はそうボールで遊んでいるマリー達を見てから協会から離れた
協会から離れた後、陸達は適当に町を周りあっという間に夕方になり宿舎へと戻った
しかし、宿舎に戻り待っても猫達は戻ってこなかった
陸
「可笑しいな、猫達なら直ぐに帰ってくると思ったのに」
未来
「何か合ったのかな?」
と陸達が言いながら待っていると目の前に白杖代と黒杖代が現れた
陸
「白杖代?」
未来
「黒杖代?」
二人そう言うと二代はユラリと揺れた
陸
「ん?、猫と犬は今日は遅くなる?」
未来
「そうか、ありがとう」
と二人が言うと二代はユラリと揺れ陸達の周りをクルクル回る
陸
「そうか、猫達が戻るまで居てくれるか」
未来
「ありがとうね」
そう陸達は話してから部屋へと戻り部屋で夕方を食べて休んでいると外はもう真っ暗になっていた
陸
「もう、真っ暗だな」
未来
「だね、猫さん達来ないかなぁー」
未来はそう窓の外を見る
すると、多くの子供達が歩いている姿を目撃した
未来
「お兄ちゃん!、あれみて!」
陸
「何だよ、、っ!、何だよこれ!子供達が沢山!」
陸は子供達を見ているとその中にマリーが居ることに気づいた
陸
「マリーが居るぞ!」
未来
「え!?、、本当だ!!」
未来
「何でマリーちゃんが!」
と未来達が驚いていると白杖代と黒杖代が人間となりこう言った
白
「どうやら、魔法で操られてる見たいだな」
黒
「しかも、子供限定のな」
未来
「白!、黒!」
陸
「それ本当か!」
白
「おう、陸達は子供だけどもう年齢的に大人だから効かなかった見たいだけどな」
陸
「ぅ、痛いとこ突くな、、」
そう陸達が話しているとマリー達、子供達は居なくなってしまった
陸
「居ない!」
未来
「何処行っちゃたの!?」
陸
「探すぞ!」
陸達は部屋の窓から屋根へと飛んでフードをしてから空へと(白達は杖しろに戻り)浮いた
空を飛んでマリー達を探しているとある廃墟に沢山の大人がおり、何やら話している
陸
「白杖代!」
そう陸が言うと白杖代は話している内容を聞きに行った
そして、内容を聞いた白杖代が戻ってきた
すると、白杖代は激しく陸達の服を引っ張った
グイグイ!!!
陸
「ちょ!、何だよ!何が合ったんだよ!」
未来
「どういった内容だったの!?」
と陸達が聞くと白杖代は教えてくれた
陸
「何々、、子供達を裏オークションに、、」
未来
「売って?、しかも他の国に送る?、、」
陸
「はぁ!?!、それやべーだろう!?」
未来
「マリーちゃん達助けないと!」
陸
「魔法騎士に伝え、、いや此処からだと時間が、、」
と陸達がどうしたら良いのかと考えて考えて考えた結果一つの方法しか思い付かなかった
陸
「この作戦しかねぇーよな、、」
未来
「だね、、、」
陸
「はぁ、、じゃあ始めるか、、」
と陸達は言うと空から消えた
シスター
「マリー!、マリー!何処だい!マリー!」
と協会のシスターがマリーの名前を呼んだ
シスターの他に多くの大人が自分達の子供の名前を呼んでいる
夜、多くの人達が寝ているとき、多くの子供達が居なくなってしまい大人達自分達の子供を探していた
シスター
「一体、子供達は何処に行ってしまったんだい、、」
そうシスターが言っているとゲートが現れた中から黒いローブをした三人、、黒の暴牛のアスタ、ゴーシュ、フィンラルか出てきた
すると、ゴーシュがシスターの元へ走った
ゴーシュ
「ババア!、マリーが居なくなったてどういう事だ!、俺の天使を何処に!」
シスター
「うるさいよ、シスコンバカ、私が聞きたいぐらいだ」
ゴーシュ
「何を!」
アスタ
「ゴーシュ先輩!、落ち着いて下さい!」
ゴーシュ
「落ち着いて居られるか!、俺の天使が居ないんだぞ!」
フィンラル
「そうだよ、一回落ちく、、」
ゴーシュ
「お前は黙ってろ!」
フィンラル
「俺先輩!」
アスタ
「シスターの婆さん、マリーちゃん達が居なくなったのって結構前ですか?、何かの魔法ですかね?」
アスタがそう聞くとシスターは頷いた
シスター
「あぁ、多分ね、私達には分からないが魔法で居なくなったのは間違いないよ」
ゴーシュ
「マリー!、俺の天使は何処に!!!」
シスター
「だから!、うるさいよ!シスコン!」
アスタ
「フィンラル先輩、本部には」
フィンラル
「うん、報告と応援要請したよ時期にくると思う、、」
とフィンラルが言い続けようとした時、林の中からフードを被った子供が出てきた
ガサガサ
アスタ
「!、シスターの婆さん!子供が!」
とアスタがシスターに言うと子供はアスタの元へと行き、服を引っ張った
グイグイ!!!
アスタ
「な、何だ!、、って俺に、俺達に来てほしいのか?」
そうアスタが聞くと子供はコクコクと頷きゴーシュがまさかと思いこう聞いた
ゴーシュ
「マリーが何処にいるのか知っているのか!?」
ゴーシュがそう聞くと子供らコクコクと頷いた
すると、ゴーシュは子供を抱えた後箒に乗った
アスタ
「ゴーシュ先輩??!?」
ゴーシュ
「俺はマリーを助けに行く!」
フィンラル
「ちょ!、俺達も行くよ!」
シスター
「待ちな!、私も行くよ、子供達が心配だ」
ゴーシュ
「勝手に来い!」
そう言ってゴーシュは子供と共に飛んで行った
アスタ
「フィンラル先輩!」
フィンラル
「オッケー、アスタくん、シスター行きましょう!」
シスター
「あぁ!」
とアスタ達はゴーシュ達の後を追った
暫く、空を飛んでいるとゴーシュと子供がある場所で止まっていた
アスタ
「あ!、ゴーシュ先輩達やっと追い付きましたよ!って、ゴーシュ先輩どうかしましたか?」
ゴーシュ
「どうしたも何も、このガキが突然この場所でじたばたしやがった」
ゴーシュ
「早く、愛しきマリーを見つけねぇーと行けねぇーんだよ!」
フィンラル
「まぁまぁ!、、、ねぇ、君もしかしてこの場所に何かあるのかな?」
そうフィンラルが聞くと子供はコクコクと頷いた後、地面を指差す
アスタ達が子供が指差した所を見るとそこには廃墟があった
シスター
「もしかして、、あそこに子供達が居るのかい?」
とシスターが聞くと子供は頷いたと思ったら突然、ゴーシュの腕をほどき地面へと落ちて行った
ゴーシュ
「な!」
アスタ
「フィンラル先輩!!!」
フィンラル
「分かってるよ!」
フィンラルは全速力で子供の手を掴もうとしたが、掴もうとした時、子供は風の魔法だろうか、浮いた
フワ
フィンラル
「あぶな!、君浮けたの?、、なら早く言ってよ、、」
アスタ
「そうだぞ!、心配したぞ!」
フィンラル達がそう言うと子供は頭を下げた
子供は下げた頭をあげるととある建物を指差した
シスター
「あの廃墟に、、マリー達が居るのかい?」
シスターがそう聞くと子供はその廃墟まで飛んで行く
アスタ達もそれに続いてついて行くとその廃墟の入り口に沢山の男性達が倒れており、しかも周りがとても荒れている
ゴーシュ
「何だよ、これ」
フィンラル
「分からない、けど何か合ったのは違いないね」
アスタ
「ですね」
そうアスタ達が惨状を見ているとシスターが子供を見る、子供は早く中へ来てと言っているかのようにアスタ達を見て、中へと入っていった
アスタ達は子供の後をついて行く
中へと入ると同じく沢山の男性が倒れており、外とは違うが男性達が拘束されていた
シスター
「こんな数を、、拘束するなんてね、、一体誰が、、」
そうシスターが言っていると子供があるドアの前で止まり、アスタのグリモワールを指差した
アスタ
「もしかして、、剣を使えって事か?」
アスタの問に子供はコクコクと頷く
アスタはグリモワールから剣を出しドアに当てると何かしらの魔法が解けた
フィンラル
「魔法が掛かってたのか、、」
ゴーシュ
「マリー!無事かぁぁぁ!!!!」
とゴーシュはドアを蹴破り言うと部屋の中にはマリーと他の子供達がいた
マリー
「あ!、お兄ちゃん!とアスタとシスター!」
ゴーシュ
「マリーー!!、心配したぞ、、、」
とゴーシュがマリーに駆け寄ろうとするかマリーはそれを無視しアスタへ駆け寄った
それを見たゴーシュは鏡でアスタを攻撃しようとした
ゴーシュ
「死ね!、マリーに触れていいのは俺だけだ!」
マリー
「もう!、お兄ちゃんダメ!」
シスター
「全く、、マリー、無事で良かったよ、他の子供達もね」
シスター
「怖くなかったかい?」
マリー
「ううん!、凄い楽しかったよ!フード被った子と子猫が遊んでくれたの!」
フィンラル
「フードを被った子?、、って何処にも居ないけど、、」
マリー
「え?、、本当だ、、さっきまで居たのに、、」
そうマリーと他の子供達が言っているとアスタ達も先ほどまで自分達を案内してくれた子供が居ない事に気づいた
アスタ
「あれ?!、子供が居ない!?」
ゴーシュ
「どうなってんだよ!」
フィンラル
「魔法か何かで消えたのかも知れないね、、けど気配が一切感じられなかった」
シスター
「あぁ、、あの子は一体、、」
アスタ
「それにこの人数を倒す奴も分かりませんね、、とりあえず本部に報告しておきますか?」
フィンラル
「そうだね、、」
そう言ってアスタ達は本部への報告と子供達を家に返すために町へ戻った
そして、マリーのポケットから黒い鶴が出てきて廃墟の屋根にいるフードを被った子供、、陸の元へやって来た
陸
「お帰り、黒杖代」
そう言うと黒い鶴は黒い人魂へと戻り陸の側へと向かう
陸
「そうか、上手く行ったか」
陸
「それじゃあ、戻るか」
と陸が言うと黒杖代は陸を囲み、消えた
次に陸が現れたのは自分達が泊まっている宿泊だ
陸
「ふぅ、ただいま」
猫
「お、お帰り陸」
陸
「猫?、帰ってきてたのか」
猫
「おう、ジジイは今風呂浴びてるぜ」
陸
「そうか」
陸はフードをとり、椅子にマントを掛けて水を飲んで座る
陸
「そういや未来と時は?」
猫
「二人なら寝てるぜ、ほれ」
と猫がベッドを指差すとそこには時と空を抱え寝ている未来がいた
猫
「ガキ共と遊んで疲れたんだろうよ」
陸
「そうか、、、」
そう陸は猫と話していると風呂を浴び終えた犬がやって来た
犬
「猫よ、風呂空いた、、陸帰ってきて居ったのからお帰りじゃあ」
陸
「ただいま」
犬
「疲れておろう、今日は早く寝ると良い」
陸
「うん、お休み」
そう陸は言うとベッドに入り寝た
暫くすると陸の寝ている寝息が聞こえ猫と犬は二人に掛け布団を掛けて静かに話した
猫
「ジジイ、未来達って何時からこう言った作戦とか考える事出来たんだろうな」
犬
「ほほ、分からんな、成長とは早い」
猫
「だな、、」
猫
「俺らもそろそろ寝るか、明日も早いし」
犬
「そうじゃあな、寝るとするか」
そう言って、猫達も眠りについた
王都、尋問室
ユリウス
「ここまで嘘はないね」
そう魔法帝、ユリウス、ノヴァクロノが男、、誘拐犯の首謀者に聞くと男ははいと答えた
ユリウス
「彼らの言っているように、何者かが彼らを襲い、子供達の居場所を教えてくれたと言う報告は真実のようだ、そしてアスタくん達を案内してくれま子供もその何者かの仲間と言う事も分かったよ」
とユリウスは部屋にいる各団の団長達に付けた
ヤミ
「コイツらの記憶を見る限り、襲ったのはガキじゃあなく、大人に見えるがユリウスの旦那」
ユリウス
「そう見えるが、身長が低い、、青年と分かる」
ヴァンジャンス
「ですが、魔法で大きくなっていたのでは?」
ノゼル
「確かに、、」
マルクス
「ですが、記憶では魔法を発動、解除していません、そのため青年と言うのが正しいかと」
フレゴレオン
「青年ならばなぜグリモワールを使わずにこの者達を倒せたのだ」
ユリウス
「それは分からない、けど言える事は一つ彼らはこのクローバー王国にとって無害かそれとも、、害をもたらすかどちらかと言う事だ」
ユリウス
「そのため、彼らを見つけて拘束して欲しい、話しを聞きたい」
ヤミ達
「は!」
とヤミ達は言うと各自部屋から出ていった
そして、人気のない場合で変身を環は解いた
環
「バレなかったか、けどちょと動き煩いな」
環
「陸達にちょとお願いしよう、、、って俺誰になってたと思う?」
環
「後々分かるし良いか」
そう言って環は陸達の元へ向かった
環が陸達の元へ向かうとすでに朝になっており陸達は部屋で朝食を食べていた
陸
「あ、環さんおはようございます」
未来
「環お兄ちゃん!、おはよう!」
環
「おはようって、猫達は何処に行ったのだ?」
陸
「猫達なら朝食足りなかった見たいで食べ物買いに行きました」
環
「そうか、、なら陸か未来にお願いしようかな」
陸、未来
「「お願い?」」
環は陸達にある事をお願いすると未来が私がやると行った
陸
「お前本当に出来るか?、、、、、なんて」
未来
「ふふん!、お兄ちゃんは心配性だなぁー未来だって**、、、、ぐらい出来るもん!**」
陸
「だが、、」
環
「大丈夫、未来には黒杖代を着けるって鏡夜が言ってたし、心配ないよ」
そう環が言うと未来は立ちやがり、こう言った
未来
「環お兄ちゃん、、何すれば良いの?」
と未来が聞くと環は教えた
環
「って、事で未来に頼みたい」
未来
「ふーん、、、良いよ、その代わり未来の好きなようにさてもらうね環お兄ちゃん」
環
「良いよ、責任は俺が持つからね」
未来
「絶対だよ」
そう未来は言うと黒杖代と共に消えて行った
未来達が消えたと同時に猫達が帰ってきて陸が説明した
すると猫は爆笑し、犬は心配な顔をした
猫
「あはは!!!、未来がね!」
犬
「首魁様、、大丈夫でしょうか?」
環
「大丈夫だよ」
陸
「はぁ、、心配だ、、」
そう陸は空を見た
???
未来はある場所に到着するとある者を探した
未来
「何処にいるのかなぁー」
周りを見て探していると探している者が見つかり、黒杖代を使いその者を拘束した
ガャガャ!
未来
「暴れたらダメだよー、、けど暴れるほどの自我は、、私に**、、、、、**取られるんだしさ」
と未来は言うとその者の肩に手を置く
そして、未来はその者の体に入り、意識を眠らせた
未来
「ふふふふ、、、さぁーて、、、、」
未来
「、、、、、、ちゃんの仲間は気づくかな?」
未来
「楽しみ」
と未来が言っていると黒杖代がやって来た
未来
「ん?、そう、、、なら行かないとね」
そう未来は言って仲間の元へと向かった
二章終わり
三章開始