第23話 プールに行こう!1/3
前回までのあらすじ
テロリスト達を倒した。以上。
RAIN♪
RAIN(レイン)だ。誰からだろう?
(説明しよう!)《生き生きとしたナレーター》(レインとは、作者の世界で言うL○NE的存在だ。遠くの人にも簡単にメッセージでやり取りができる便利なアプリだぞ!)
ナレーター。解説ありがとう。(いえいえ〜)でも、誰からだろ?ん?なんか新しいグループが作られてる。
[仲良し4人組]
[なぁみんな夏休み暇か?暇だったら今度の日曜日プール行こうぜ]
祐がこのグループ作ったんか。
[私は平気ですけど、シイさんとかラキ君とかは大丈夫ですか?]
[うん。大丈夫だよ。僕は行ける]
[私も行けます]
[おk。それじゃあ、今度の日曜日、午後1時に駅前集合な]
また駅前か。まぁいいか。プール楽しみだな〜。
にちのうcv.祐
ミーンミーンミンミンミン
ツクツクボーシwwwツクツクボーシwww
セミがうるさいな。今日は最高気温39℃にもなるらしい。今は昼だから太陽が降り注ぎ、陽炎(かげろう)が揺らめく。
しかし、楽しみすぎて早く来ちゃったな。【今何時?】12時45分。《よっぽど暇なんだな。勉強しろよ》もう終わったさ。僕を舐めるなよ。
「はぁはぁ…やっと着いたァ…一番乗りかな?うぇ?ラキ君もう来てたんですかァ…」
「おっ?やぁシイさん。こんにちは」
「ラキ君…はぁはぁ…よっぽど暇なんですね…」
「それさっきも言われた」
(誰に?)
今は12時50分。別に走ってきたわけじゃないと思うのになんで息が上がってるんだろ?
「全く…はぁ…よくこんな暑さの中で…平気ですね…はぁ…」
「シイさん、もしかしてだけど夏休みに入ってから1回も外出てない?」
「へ?…当たり前じゃないですか?」
「んー」
そりゃ運動不足にもなるわな。
「よぉ!ラキ、シイ!会えて嬉しいぞ!」
「やぁ祐」
「はぁ…祐君、ちょっと肩貸してください…」
「どぉした?体調でも悪いのか?ほら、さっき買ったけど飲んでない水」
「あ、ありがとうございます…」
ゴクッゴクッゴクッ
「プハァ!生き返るぅ!」
シイさん、テンション上がりすぎて声が裏返ってる。
「あ、こんにちは。皆さん」
「やぁ美里さん」
「よぉ美里。元気だったか?」
「み、美里さん。こんにちは…」
「だ、大丈夫?シイちゃん。汗すごいけど」
「だ、大丈夫です。心配しないでください。ところで、レジ袋ないですか?少し気持ち悪くて…」
ほ、本当に大丈夫か?シイさん。誰もレジ袋持ってなさそうだけど…。しゃあないここは僕が一肌脱ぎますか。
『タイムストップ』
よし。これでコンビニまでテレポートして、3円くらいかな?払って、リュックに入れて、テレポート。
これで、袋を持ったまま移動できる。
時は動き出す
「あ、シイさん、なんか持ってたから使う?」
「ラキ君…ありがとうございまs…ウッ」
orrrrrrrrrrrrr
《え〜大変お見苦しい所を見せてしまいました。この続きは次回に持ち越したいと思います。どうか皆さん、シイさんの安否を祈ってください》