テラーノベル
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すべてが終わり、静寂を取り戻した寝室。
ナオミは、すっかり疲れ切ってとろとろになっている穂乃果を、その大きな身体のまま優しく包み込むようにベッドの中で抱きしめていた。
穂乃果の髪を愛おしそうに大きな指先で梳かしながら、ナオミがいつものトーンを少し混ぜて、ふふ、と優しく微笑む。
「そう言えば、もうすぐクリスマスねぇ。今度|お店《BLACK CAT》でね、常連さんたちを集めてクリパするのよ。――穂乃果も、参加するのよ?」
「え……っ、私、私もいいんですか……?」
瀬名さんや理人くんたちが集まる大切な場所に、自分のような地味な人間が行ってもいいのだろうか。驚いて見上げる穂乃果の額に、ナオミは愛おしそうに口づけを落とした。
「当たり前じゃない。アンタはアタシが選んだ、最高のパートナーなんだから」
胸を張って、きっぱりと告げられたその言葉。
『パートナー』という、これ以上ないほど特別で、確かな関係性の響きに、穂乃果の胸は嬉しさと幸福感で弾けそうになった。
「ナオミさん……っ」
愛しさが限界を超えて、穂乃果は自分から、ナオミの端正な唇にそっとキスをした。
そして、顔を真っ赤にしながら、その胸元にぎゅっと抱きつく。
「私も、大好きです……!」
健気すぎるその不意打ちのキスと告白に、ナオミの瞳が、再びギラリと大人の男の熱を帯びて妖しく光った。
「……あら。自分から仕掛けてくるなんて、いい度胸じゃない? 穂乃果」
「えっ……? あ、あの、ナオミさん、目が……っ」
「アンタが可愛すぎるのが悪いのよ。……もう、寝かせてあげないから」
ふわりと、再びシーツの中に影が落ち、ナオミの大きな身体に完全に押し倒される。
「ひゃっ……! も、もう無理ですってば、ナオミさ……んっ……!」
焦る穂乃果の甘い悲鳴は、すぐにナオミの深い口づけによって塞がれ、二人の夜は再び、琥珀色の甘い熱の海へとフェードアウトしていった。
猫塚ルイ

コメント
1件
もう……最後まで最高だったわ! 穂乃果が自分からキスするところ、めっちゃ成長したなって感動した。ナオミさんの「パートナー」発言も胸熱すぎるし、その後の大人の余裕で押し返す感じ、流石の貫禄よ。甘くて温かいラストシーン、本当にお疲れ様でした!