テラーノベル
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四話目~~~~~~~
旧mmntr・hrut・BL・妄想
⚠︎ymdさん出てきます
⚠︎キャラ崩壊あるかも
⚠︎誤字・脱字あるかも
⚠︎過呼吸表現あり
⚠︎今回はとっっても長い
レディファイッ!
ザーー……ザー……
俺はうたとの日々を思い返す
hr「…………」
俺は【春田明人】になれない
██という人間の元気だった頃に過ぎない?
じゃあ春田明人という人間は要らない
春田明人が要らないのなら、俺は存在する意味は無い
だけど、うたは俺を必要としている
いや、違うか
それなら、俺はこのまま██として生きなければならない?
そんなはずはない……なら
誰が俺を必要としている?
俺は誰が必要で誰から必要とされている?
そんな人物は、周りにいるのだろうか
hr「……あーあ」
hr「クソだな、俺って」
hr「じゃあ、うたは俺じゃなくて██でいいじゃん」
俺じゃなくて、██が居ればいいんだ
あーあ、そっか
【春田明人】はうたから必要とされない
そう認識した瞬間、膝から崩れ落ちた
hr「……あーあ」
hr「…早く帰ろ」
hr「………」
[うたのことが好き]
クラスで会ったあの日から、ずっと
…あの時、俺が病院に居なかったら、俺は今どれほど楽な感情だっただろうか
俺は、何になればいい?
何にはれば、うたから必要とされる?
もう、わかんないよ
hr「…うたのこと、諦めた方がいい?」
自分自身に問いかける
答えなんて存在しない問いを
次の日
hr「…………」
ut「おはよ、……[はるてぃー]」
hr「…おはよ!」
ut「……?」
やめてよ
はるてぃーなんて呼ばないでよ
君に俺は春田明人に見えてないくせに
変にあだ名で呼ばないで
そうゆうのはあの子に言いなよ
期待しちゃうじゃん
授業中
hr「…………」
ut「…?」
あーあ
俺はなんで生まれたんだろうな
誰に必要とされるために生まれてきた?
誰に何を思われる為に生きてきた?
俺は、俺らしくいちゃいけない?
先生「…人!明人!!」
hr「え、あ、なんです?」
先生「なんです?じゃない、指したから応えろ」
hr「あ……どこですか?」
先生「…大丈夫か?お前」
hr「……大丈夫ですよ。ちょっとボーッとしてただけなんで!」
ut「…大丈夫?」
hr「……大丈夫!(ニコッ」
変に心配しないでよ
俺が君をほんとに好きなってしまう前にもう消えてよ
あ、そっか、病院に居るから体調良くないのか、ならそりゃあ代わりの俺がボーッとしてたら心配するか
あーあ、どうせそうだ、
放課後
hr「…………」
ut「部活行こ」
hr「……?あぁ、そうだな!行こっか!」
ut「…大丈夫?なんか体調悪い?」
hr「大丈夫!」
ガララララ
ym「~~~!!!」
tk「~~?」
y‐m「~~~~!」
部室が騒がしい
hr(…うるさいな)
ut「はい、実況撮るよ」
km「珍しくうたくんが進行してんな」
ym「よっ、新部長〜」
hr「!?!」
ut「…もしほんとになるとしても副部長だから」
あぁ、みんな俺じゃなくてうたを求めてる
じゃあ俺は要らないか
kyu「はるさん…?って!顔赤くない!? 」
hr「…そう?」
so‐「確かに…赤い」
y‐m「熱あります? 」
hr「大丈夫大丈夫!さっき走ったから!」
ut「……」
tk「ならいいけどさ……」
ym「実況撮ろ〜」
ut「ちょっとまって、今準備してるから」
みんな俺じゃなくていい
俺じゃなくて、██でいい
じゃあ俺の存在価値は何?
ただ息を吸って吐いている誰にも必要とされない人間?
じゃあ、もういいや
ut「…!?はるてぃー、大丈夫!? 」
hr「…俺……は?」
ut「ちょっと触るよ」
hr「……」
y‐m「はるさん大丈夫ですか!?」
ut「あつ、!?」
hr「…そっか」
tk「そっかじゃない!まって、氷とってくるから、」
ym「はるてぃー大丈夫か?」
km「これ、タオル。汗拭きい」
なんで
なんでみんな俺に構うの?
俺じゃなくていいくせにさ
ut「もー……もっと早く言って」
so「そうだそうだ〜!」
ut「一応…友達でしょ?もっと頼っていいから、」
hr「__は?」
ut「え?」
hr「お前は俺の事██としか思ってねぇくせに?」
ut「!?」
km「どうした?」
hr「そいつが好きなんだろ?そしてそいつが俺に似てんだろ?で、お前は俺を俺と見れないで複雑な気持ちなんだろ?」
hr「俺の事を【春田明人】として見てねぇ癖に変に友達とか言うんじゃねよ」
ut「え、は?」
hr「やなんだよ、正直、俺の事を俺として見れない奴に友達とか、頼ってとか言われんの」
hr「てめぇが俺を必要としてねぇくせに、なんで俺がてめぇを必要としなきゃいけねぇんだよ」
ut「え、あ……なん、で」
ym「はるてぃー!!!落ち着け!」
「黙れ」
ym「は、?」
hr「お前もだそ?何がうたが新部長だ、それなら俺は要らないってか?」
hr「そうだよなぁ?お前も俺を必要としてないんだろ?」
km「はるてぃー……?」
hr「【春田明人】にもなれない、春田明人として見てくれてるやつにも必要にはされない」
じゃあ俺は何が残るの?
ut「…なんで、なんで、ッひゅっ」
y‐m「はるさん!!!(ギュッ」
hr「触るな(ドンッ」
y‐m「ッ、!?」
ut「ごめん、俺が、俺がいけなくて、っひゅっ、ッあ、はぁッげほっ」
tk「ちょ、どうゆう状況、?!」
kyu「うたくん、大丈夫だよ、呼吸を整えて!」
hr「……もう、疲れたよ」
hr「必要とされたいと思うのは」
部室は混乱に巻き込まれる
ガララララ
so‐「まって!はるさん!!!」
hr「…げほっ、あーあ、」
もう、疲れたよ
hr「ッあ」
地面に座り込む
まぁ、そうか。風邪ん時に叫んだらこうなるか
あーあ、バカだな、俺
もう、██と思われるのも、皆に必要とされるのも
もう、全部疲れたよ
好きな人の好きな人になれないのは
hr「…げほっ、ごほッ」
hr「……こんなに狂ったの、久しぶりかもね」
hr「…もう、ここで寝ていっか、」
hr「おやすみ」
so‐「はぁっ、はぁ、はるさん!!どこにいる!?」
so‐「ックソ、俺がもっと早くはるさんの異変に気づけたら、!」
so‐「いや、今は自分を責めてる場合じゃない、とにかくはるさんを……!」
so‐「え、あれ倒れてるの………ックソが!」
so‐「はるさん!!大丈夫ですか!?」
hr「…………」
so‐「体あっつ、!なんでこんなんになるまで、!」
so‐「はるさん、ちょっと運ぶよ」
部室
ut「ひゅっ、ッは、かひゅっ、ごめ、ッあ」
tk「まずい……大丈夫だよ、俺の声聞こえる?」
ut「げほっ、聞こえッ、」
tk「よし、なら俺に合わせて呼吸しよっか」
y‐m「大丈夫ですよ(背中をさする」
tk「そーちゃんは?」
km「はるてぃーのとこ行った、」
ym「アイツ、どうした?」
km「わからん、だけど言ってたことって……」
kyu「確か俺は必要とされない……?みたいな、」
ym「はぁ、?なんでそんな考えになったん?」
km「わからん…なんかあったんやろうけど、」
kyu「…ごめんなさい、はるさん。」
ym「お前が謝る必要は無い」
km「…本格的に精神きてそうやな、」
so‐「保健室……おいなんで誰も居ねぇんだよ!!」
hr「……はー……ふー……げほっ」
so「……とりあえずベットに寝かせよう」
so‐「よしっ……おけい」
so‐「はるさん、失礼しますよ」
ピピピピピ
so‐「……39度1分ぅ!?!」
so‐「たっか!え!嘘でしょ!?」
hr「うぅ……」
so‐「…はるさん、なんで頼らないんすか……?」
so‐「僕は、はるさんのこと大事だし必要としてるよ、」
so‐「なんで、なんで?」
so‐「…悩んでても仕方ないし、早く冷えピタとか貼らないと、」
ut「すー……はー……はぁッ……」
tk「よし、落ち着いたかな、?」
ut「ごめん、また、ごめん」
y‐m「大丈夫ですよ、安心してください」
ym「今そーちゃんに連絡したけど、はるてぃー廊下で倒れてたらしい」
km「え、」
kyu「それ、もしかして走って無理して、」
ym「でも大丈夫や、今は保健室でそーちゃんに看病されてる」
y‐m「ほっ……」
tk「とりあえずはよかった………にしても、さ」
y‐m「うたくん、何か知ってる?」
ut「………う、ん」
km「無理に話さんくていい、あんま俺らに知られたくない事やろ?」
kyu「うたくんが話せると思ったタイミングでいいよ!」
ut「ごめん…ありがと、」
so‐「……はるさん」
hr「…………」
so‐「なんで、言わないの、? 」
so「辛いこと、話さないの?」
hr「………」
so‐「……ッ」
hr(パチッ
hr「え……こ、こ?」
so「はるさん!!!!」
hr「え、そーちゃ」
ぎゅっ
hr「!?!」
so‐「なんで、なんで言わないの!?」
so‐「苦しいこと、なんで皆に言わないの!?」
hr「なんでっ、てゲホッ」
so‐「俺達のこと、そんなに信用ないの……?」
hr「ちが、ちがくて、」
so‐「俺ははるさんの事を必要だと思ってる、絶対に」
hr「……そか」
so‐「はるさんの……ばか!!!!」
hr「……………」
ねぇ
なんでそんなに優しいの?
その優しさが俺を傷つけるってこと知らないの?
でも、どうしてこんなに嬉しいの?
もう、わかんないよ
so‐「はるさん、うたくんがはるさんを必要としてないわけない」
so‐「絶対、ないから」
『だめだよ、諦めちゃ』
hr「……!」
うたのことが好き
クラスで会ったあの日から、ずっと
優しくて、優柔不断だけど真っ直ぐで
だから、だからこそ許せなかった
俺が俺として見られてないことが
でも、今なら大丈夫な気がする
だって、答えが存在する問いになったから
ut(……なんでなんだよ)
俺は【春田明人】として見れない
それがいかほどはるてぃーを追い込んでいるか俺は知らなかった
でも、なんで██の事を知っている、?
…………なんで?
俺は、なにが好きなんだ?
誰が、好きなの?
【春田明人】の顔をした【██】が好き?
なんだよそれ、おかしいだろ
それがはるてぃーを追い込んでいるのに
……[春田明人になれないなら、俺は何が残る?]
…ッ、なんで俺はこうなんだよ、!!
……でも、一つだけ確かなことは
【春田明人】という人物は、君とは違う暖かさがある人だ
…俺はまた守れなかった
ut「ッ……あ、ッポロ 」
怒りで涙が出てくる
ym「大丈夫か?」
ut「だい、じょうぶ、」
y‐m「………………」
うたくんもはるさんも、苦しいんだろうな
お互いの気持ちが混ざって、それがどうしようもなく嫌なんだ
…お互いの気持ちがハッキリすれば楽なのに
y‐m「うたくん。うたくんははるさんの事どう思ってる?」
tk「ゆーま、?」
ut「…俺を守ってくれる人」
y‐m「…それは、【春田明人】として?」
ut「……うん、そうだよ」
ut「【春田明人】として、ちゃんと思うこと」
y‐m「なるほどね」
ut「…あ、あと」
暖かい人
y‐m「暖かい人…?まぁなんとなく分かりますが」
ut「あったかくて、優しくて、あの時は【春田明人】として感じれた……かも」
y‐m「……なるほどね〜、」
y‐m「なんだ、案外【春田明人】として見れてるじゃないですか」
ut「あ…言われてみれば、?」
km「うたくんさ、あれなんちゃう?」
km「マイナスをデカく捉えすぎてるんじゃない?」
ut「マイナスを、でかく、?」
tk「ちょっと分かるよ」
tk「うたくんは、はるてぃーが、██君だっけ、?に見えてるんでしょ?」
tk「それが大きすぎるって勘違いしてんじゃないかな?」
ym「あれでしょ?自分が思うより悪解釈してるってことやろ」
kyu「多分…自分が思ってるよりおっきく見えちゃってるのかな、?」
y‐m「んー、まぁ説明が難しいですが1回ちゃんと【春田明人】として見てみてはどうですか?」
ut「……明人として」
【春田明人】として見たら、俺ははるてぃーをちゃんと好きになれるかな
km「頑張れ!はるてぃーも待ってるで!」
ut「……うん、頑張ってみるよ」
hr「……俺は、もう1回うたと会ってもいいのかな、」
so‐「大丈夫っすよ!うたくんだってきっとありのままのはるさんを見てくれます!」
hr「そっか……ねぇ、そーちゃん」
so‐「なんすか?」
hr「俺、うたのこと好き」
so‐「…………え?そうゆうこと?」
hr「……そうゆうこと」
so‐「うぉぉ!応援しますよ!!!」
hr「うるさい!バレたらどうするんだ!!」
so‐「サーセンサーセン! wちょっとびっくりしちゃって! 」
hr「……だからこそ、ちゃんと俺自身を見て欲しかったのかな」
so‐「なるほど…ちなみにどこが好きなんですか?」
hr「おい俺の話題すっとばすな」
hr「………変にツンツンしてんだけどさ、優しくて、真っ直ぐで、俺の事意外と見てくれててさ」
so‐「ほうほう……」
hr「…あとな、好きな人の事、1人にさせないんだよ」
so‐「へぇ好きな人……好きな人?」
so‐「え、え?どゆこと?NTRってこと?」
hr「違う」
hr「…説明はムズいけど、とにかく人を放っておかないの」
so‐「なるほど、……(←わかってない)」
hr「わかってなさそうだな……まいいや、……好きな人に、ちゃんと俺だってこと見せるから」
so‐「……頑張ってください!応援します!」
hr「うん、ありがとね」
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