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城戸「はあ……お前全然情報吐かないやんけ 首絞めても無言になって息しようともがくだけになってもうたし」
城戸「おもんねえわ。もう刺し殺してやるか」
城戸はそう俺に言い放ち,背中からドスを取りだした。
城戸「最後や,首締めながらドスで刺すわ。殺さない程度に……とは言ったけど もうめんどくせえっちゅうねん」
そして,俺の首に城戸の手が触れる
華太(嫌だ……死にたくない!!)
華太「ゥ゛ッ……」
そして俺は……吐いた 盛大に。 死にたくないという執念が産んだのだろうか。
華太「ゲホっ……ゴホッ゛」
漫画で表現されるような虹色のものじゃない。結構がちなやつだった。
城戸「なんや汚い!! 吐くんやねぇ!! オラァッ゛!!」
華太「グハッ゛… 」
城戸が俺の腹を蹴る。
華太「グゥっ゛……」
吐血した。俺の身体は既に限界を迎えていたのだろう。
城戸「ッ糞!!!」
銃声が鳴り響く… 俺は腹を撃たれた。
城戸「ははっ!!そのまま放置すれば死ぬなあ!小峠華太ぉ!!」
華太「グ……ォ…」
腹を撃たれたせいで声が出ない… 兄貴……助けてください……
2度目の銃声が鳴り響く。次は俺の足だ
俺はもう血塗れだった。 このまま死ぬんだな……そう思った瞬間,俺の意識は途絶えた。
小林「カチコミだぁ 華太かえせぇ」
和中「南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏… この和中蒼一郎、華太を取り返す」
野田「フールなボーイ共!この野田のアイスピックの餌食になる野田」
須永「どうも人を咬み殺すタイプの聖人君子です 本物です」
天王寺組員「なんや!カチコミか!!くそっ!今兄貴達はみんな守代回収に行ってて居ねえぞ!!」
天王寺組員がそう発言した途端、小林が即座に近づいた。
小林「おい、華太の居場所教えろぉ。じゃないと今すぐ殺す」
天王組員「ひぃいっ、わかりました、おしえますから!!殺さんでください!!」
天王組員「小峠さんは地下室で尋問受けてます!!多分城戸の兄貴が…!!」
須永「城戸だってぇ…? 和中、野田のカシラ、今すぐ行きますよぉ」
和中「笑止千万、言われなくともわかっています」
野田「上司に命令するんじゃない!!だが今はお前に賛成じゃあ」
ドンッ
そう大きな音を立てて扉が開く。
目の前に居るのは血を垂れ流し気を失い拘束されている小峠華太、そしてトドメを刺そうとしている城戸がいた。
その光景を見て須永が素早く動いた。
須永「大事な後輩に何してくれとんじゃあ」
素早くチャカを取り出し、城戸の頭目掛けて撃つ。だがその銃弾は当たることはなかった。
城戸「何や、天羽の須永やん ちょっと掠ってもうたわ」
城戸はかわしていた。不意打ちの攻撃を。
そして城戸は懐からチャカを取り出す。
城戸「いっぺん脳みそぶちまけてくれへんか?」
だが撃つ手を和中が斬りあげる。
和中「この和中蒼一郎の前で仲間に手を出そうなど不可能」
そう発言した途端、チャカを持った城戸の手が弾け飛ぶ。
城戸「グゥッ……」
野田「華太は俺が闇医者に運ぶぅ!須永ぁ!和中ぁ!何とかして耐えるんじゃあ!」
和中「把握致しました」
須永は答えることなく戦闘を続けている。
須永「スリルスリルゥ!今日の星座占いは4位!ラッキーアイテムは敵の魂ぃ」
城戸「んアホなラッキーアイテムがあるか」
そう言いながら銃弾を放つ。だが須永は怒りで集中が極限状態に達している。そんな弾は当たらない。
和中と須永が戦闘を続けている中、野田は華太を闇医者へと運んでいた。
野田「氷室ォ!!華太を助けてくれぇ!!」
氷室「むぅ!大変だ!緊急手術を行う!!」
氷室「手術は成功だ。あとは小峠さんの生命力次第だよ。」
野田「よかった野田…とりあえず俺は須永達の助っ人に行ってくるぅ。氷室、華太を頼んだぁ」
氷室「ああ、わかった。緊急時には鬼電するよ。」
そう冗談を交わし野田は天王寺組のヤサへ向かった。
野田が天王寺組のヤサに着く頃にはもう戦闘は終わっていた。
須永「あと100万回殺さないと気ぃすまねぇ」
和中「野田のカシラ。早いですね」
野田「華太の手術は終わったぁ。一応無事なそうだぁ。」
野田がそう言うと、氷室から電話が入る。
氷室「大変だ!!小峠さんの心拍数が急激に低下した!!緊急手術を始める!!」
野田「……は?」
……To be continued