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本編行っちゃいましょう…!
事務所
Y「……すぅ……すぅ…」
S「左手くん、よく眠ってるね…」
M「そうですね…(軽かった…もう少し食べさせる量を増やさなくては…)」
S「…あんな左手くん…僕初めて見たよ…」
M「…千ト、そのことについてなのですが…」
S「……?どうしたの?」
M「…実は…左手はパニック障害を持っていて…」
S「!?」
M「小さい頃に、暴行を加えられていたのは知っているでしょう?」
S「…うん、」
M「それで、左手はよく押入れの中にしまわれていたんです…乱暴にされていたので、押入れの中は血でだんだん染まっていきました…」
過去のことを話す右手くんは少し苦しそうに見えた
S「……右手くん…無理に話さなくても…」
M「…いえ…大丈夫です……」
S「……」
M「それがきっかけで、左手は密室の暗い空間、というものが怖くなっていき…初めて発症したのは…8歳の時…でしたね、」
S「…そう、だったんだ…」
M「…はぁ…っ…」
次の瞬間、右手くんは僕の方へと倒れ込んできた
S「右手くん!?」
M「…す、すみませ…少し…ふらっとして…」
S「……右手くんも今日はもう休みな…?」
M「…です…が、」
S「顔色が悪いよ……嫌なこと話させちゃってごめんね…?」
僕はぎゅっと右手くんを抱きしめ、背中をトントンとした
M「……少し…寝ても…?」
S「うん、大丈夫だよ…(右手くんも左手くんもまだ子供なんだから…甘えることを忘れちゃダメだよ…)」
小さい頃の自分と重ねてしまう千トであった……
『数時間後』
Y「……ん…」
M「起きましたか、左手、」
Y「…兄貴っ……?」
M「……えぇ、」
左手が私に抱きついてくる
M「……左手…?」
Y「…夢で…千トと兄貴がいなくなる夢見て…」
M「…おや、それは怖かったですね…」
抱きしめ返し、頭を撫でる
Y「……もう少し…このままでもいいか…?」
M「えぇ、もちろんいいですよ、?」
Y「……ん…」
M「こら左手…苦しいですよ…(今思えば…あの父親は✖︎んでよかったかもしれませんね…)」
Y「…俺…兄貴の弟でよかったぜ……」
M「私もですよ、左手…」
小さい頃の自分達に戻ったような感じがした右手だった………
また短くなってしまった……