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先輩の家は思ったより大きかった。

私の家に比べればだけど。

「どうぞどうぞ~」

そう言いながら私を家の中に手招きする」

「ありがとうございます」

「ここがキッチンでここが俺の部屋。で、ここが━━━━━」

そう言いながら先輩は私に部屋を案内していく。

さっき見た先輩の部屋には沢山の絵があった。

絵が趣味なのかな。

「澪ちゃん?どうしたの?」

先輩はそう言いながら私の顔を覗き込む。

「..何でもないです。考え事してただけなので」

「考え事?あ、まさか俺の部屋にあった絵とか?」

私は驚いて先輩を見た。

「あ、図星?」

「….はい」

「俺ね美術部部長なんだ~」

「凄いですね」

「ありがとう!!」

絵か…。

残念ながら私に絵の才能は無い。

私の絵なんか幼稚園児にも及ばないくらい

下手だろう。

「でもね、最近全然いい案が浮かばないんだよね~」

「スランプかな?」

そう言って笑う先輩。

絵をかける人って正直すごいと思う。

自分の考えを絵に出来る。

ただそれだけで私はすごいと思う。

私は絵の才能は無いが『こんな絵を描いてみたい』という思いは人一倍あると思う。

ただ、それを絵に出来ないだけで…。

「あ、そういえば澪ちゃんも絵描いてみる?」

「遠慮しときます」

「1回描いてみなって~」

1度描いて先輩に私の絵は下手だということを伝えないと。

でも口頭で伝えても意味が無いから絵を見てもらった方が楽だろう。

私はそう思い、先輩の話を了承した。

「分かりました」

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