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君がそこに行って生きてる保証がないとして、僕はそれを笑顔で送り出せるだろうか。
君と一緒にお腹を空かして、君と目を見合って笑い合った。そんな春を過ごしてた
静かに自分達の輪郭をなぞりあって、自分達を見ていた。それはとても綺麗で
君はすごく優しかったね
今何処にいるの?
見えないけど、僕は生きてる。
未来、そんなの要らなかったのに
幸せがただ真っ直ぐに目の前に光っていて
馬鹿になってしまう程、君が好きだった
君との春を過ごしてまた冬が来て、一緒に凍えていると思ってた。
春風と共に、崩れ去った君。
ただ寒さだけが漠然と僕の中に脈打って
喉の奥に違和感と同時に赤い物は破裂するように喉から這い出てきた。
激痛の中、 赤いそれは、君の顔を写した
_______君はもっと綺麗なんだろうか…
ずっと愛してた筈、なのに…
恋に恋なんてしてない、僕はメグルに…。
沸々と感じる悲哀の二文字
涙が出ない。
君の顔が柔らかく笑っていて、それに触れたくて。 ずっと泣いていた
みんなに聞こえない中、静かに泣いていた
今までありがとうなんて、言わせないでよ
何処にいて、何をしていて、誰といて、いつ帰ってくるの?
僕が生きていて、十年目の春。貴女は何処かに春風と共に此処を出て行った。
「過去」から飛び出て、君は”今”にいて。
僕はただ冬の夜に閉じ込められたまま君のことを待ってるんだよ。君を待ってるから此処は冬のままなんだよ、分かってるの?
春、君の名前は何処を見たって書いていたのに、本当に何処に行ってしまったんだろ
君の名前はメグル。ハルカゼメグル。
君の玩具、君の服、君の。
僕の体にその名前を書けば、僕も持って行って貰えたの?
喉から肺へ凍える様な澄んだ空気が入り込んでいる割には僕は腹から熱を含んだ叫びが出ていた。
凍えたり燃えたり、体はもう滅茶苦茶だ。
もう散々だ、君に会わせてよ
頭上にはいつも通りの夜が居る
メグル、メグル、メグル…
嗚呼!! そうだよ!!
彼奴は死んだんだよ!!!!
どくんどくんと劇物が迫り上がってくる
口から噴き出す赤い物と黒い髪の毛。緑の液体に包まれてぺしゃりと潰れて出てきた
朦朧と嘔吐物の入り混じった視界。
此処は白銀の世界。
君のせいで僕はこのままセーブもロードもされず、ただの没データとしてゲーム内に留まる事にせざるを得ないんだ
真顔で立ち尽くす君の姿が目の前にあった、君の流した綺麗な涙は僕を静かに凍らせた
冷たい涙。
最悪の日々を君と共に
早く、消してほしい。君のそばに居させて
僕はNo.B、|evil|
このゲームのメインキャストの筈だったのに、いつの間にやらこんな場所に追い出されたんだろ。友達は全員メグルの世界にいる。
何かあるとすれば、ただの雪だけ。
僕はこの世界に、coldwoldという名前がある事を知っている。
僕は君を探しに行くよ、No.A|spring|
たった一つの暖かい君の姿だけを頭に、僕は青いマフラーを巻いて、踏み慣れた長靴を履いて、荷物の鞄を持った。
中身は至って普通の服。そして…君の写真
僕だけの白いツノ、青い髪。君だけの金色のツノ、桃色の髪。
僕達は何もかも違うけど、何処でも同じだ
そうだろ?メグル
扉を開けた。外は大雪が何時迄も、終わりなく降っていた
雪の中、僕はそのまま倒れ込みそうなぐらい歩いて、歩いて、歩いて…
けれど、少しも体は止まらなかった
君と暖かい朝を見るために、僕はまた君に会いに行く。そんな決意が頭の中にあって
何日歩いただろうか
そう思うほど歩いたと思っていたが、後ろを向いてみると、…休む事なく何ヶ月も歩いた様に見える。始まりが見えない、終わりも
目の前には、大きい扉。扉の持ち手にも施されている小さいアルファベット。
s、t、e、a、r…。
start of star
扉には、そんな言葉が丁寧に金字で居た
重たい扉、きっと開けると帰ってこれない
過去に、未練や文句を垂れたい気持ちは山々だが今はそんな体力もない。
目玉の奥まで凍る寒さの中、精一杯の力で扉を押した
フユタチ イツキ を ハッケン!
prayer「? who??」(誰だよお前?)
prayer「Huyutachi??」(フユタチ?)
ここは、ここは何処だ
とにかくこいつは、こいつは危険だ
「話しかける 前 に 逃げられた!」
prayer「…??」
?逃げられたのか…?
とにかく、自分から彼奴には近づかないな…肉体から血の匂いがした
??『ァ?オマ、ダレヤネん!』
??「多分、新キャラ?でもこのゲームインディーゲーム系ですよね…??」
…不味い、また人が______
次回も楽しみに〜
転作可〜続き勝手に書いても良いよー
またじかーい!