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#潔総受け
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牛乳🥛
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#腐ルーロック
おおかみ
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カイザーが「薔薇の猟犬」として加わってから、数週間後。
ボスの執務室は、以前にも増して重苦しく、息が詰まるほどの濃密な殺気が満ちていた。
重厚なデスクの後ろ。潔世一は、玲王が用意した新たな密輸ルートの書類に目を通しながら、ふぅ、と小さくため息をつく。
その視線の先――部屋のソファでは、一触即発の冷戦が繰り広げられていた。
「おい、新入り。そこ、俺の場所。潔の左側は俺の定位置だから、どいて」
凪誠士郎が、いつもの気怠げな声を限界まで低く沈ませ、ソファに腰掛けるカイザーを睨みつけている。その手は、いつでも上着の内のサバイバルナイフを抜ける位置にあった。
「ハッ、先住犬が吠えてるな。定位置なんてものは、より優秀な弾丸が奪い取るもんだろ、ノロマ」
カイザーは手錠の代わりに嵌められた、組織の犬である証の黒いレザーのチョーカーに指をかけ、不敵に笑う。
その青い瞳は、凪を挑発しながらも、チラチラとデスクの潔の動向を探っていた。
「二人ともそこまでにしろ。世一の部屋で血を流すなと言っている。
……それに、世一の右腕を務めるのは、資金も情報も握っているこの俺だ」
二人の間に割って入るように、高級ワインを潔のデスクに置きながら、御影玲王が冷徹な声で牽制する。
だが、その玲王の目も、潔が自分の方を見るかどうかに完全に囚われていた。
3人の怪物の視線が、同時に潔へと突き刺さる。
「ねえ、潔、ご褒美。あいつの任務より、俺の成果の方が大きかったでしょ?」
「世一、次の作戦の指揮は俺に任せてくれ。あんな狂犬どもより、俺の方が確実に成果を出せる」
「ヨイチ……俺をどんな汚れ仕事にでも使ってくれよ。お前のために、誰を殺してくればいい?」
三者三様の歪んだ執着。
逃げ場のないほどの巨大な愛憎が、玉座の潔へと一気に押し寄せる。
だが、ボスである潔世一は、書類からゆっくりと目を離すと、ワイングラスを傾けながら、ゾクゾクするような冷酷な、そして妖艶な笑みを浮かべた。
「はは、お前ら本当に、俺の気を引くためなら手段を選ばないな。いいぜ、そんなに俺に飼われたいなら、次の『獲物』を一番に仕留めてきた奴に、極上の特権を与えてやる」
潔が不敵に告げた瞬間、3人の猟犬の瞳が、同時に飢えた肉食獣のように爛々と輝き出した――。
執務室の重厚なドアが開くと、かつて裏社会で「最凶の暗殺者兄弟」と恐れられ、潔の手によって下されたはずの二人の男が姿を現した。
組織の『特級戦力』として迎え入れられた、糸師冴と糸師凛だ。
「世一、連れてきたぞ。……チッ、相変わらず胸糞悪い顔してやがる」
案内役の玲王が、新入りの二人に、そして何よりその二人に向けられる潔の「視線」に対して激しい不快感を露わにする。
ソファにいた凪の瞳からは完全に光が消え、カイザーは首元の薔薇のタトゥーを歪ませてチッと舌打ちをした。
3頭の猟犬(凪・玲王・カイザー)が放つ凄まじい殺気を、糸師冴は一瞥すら流して鼻で笑う。
「おい、世一。約束通り、こいつ(凛)の身柄と引き換えに、俺のすべてをお前にやる。……好きに使い潰せ」
冴はそう言って、潔のデスクの前に凛を押し出した。
裏社会で「氷の死神」と恐れられたあの凛が、手錠を嵌められたまま、潔を見上げた瞬間にその鋭い瞳を信じられないほど潤ませる。
「……世一」
普段の冷酷さはどこへやら、凛は縋るように潔のデスクに両手を突くと、そのまま潔の膝へと顔を埋めた。
年の離れた兄にすら決して見せない、あまりにも甘えきった無防備な姿。
「待たせるなよ……。 寂しかった、世一。 俺を置いていくな。
俺の主(王)はお前だけだ……。 お前のために、あのクソ兄貴も、そこにいる有象無象も、全部ぶち殺してやるから……っ」
ドロドロの甘い言葉を吐きながら、潔の太ももに顔を擦り寄せる凛。
その瞬間、部屋の空気が完全に『沸点』を超えた。
「は? 離れろよクソガキ。潔、そいつ今すぐ殺していい?」
「おい凛、世一に変な毒を吐くな。その汚い手を退けろ」
「ハッ、クソ冷徹な死神様が随分と可愛い犬に成り下がったもんだな、オイ?」
凪、玲王、カイザーの3人が一斉に武器と銃口を凛に向ける。
部屋中に安全装置が外れるカチャカチャという冷たい音が響き渡るが、凛はそれを完全に無視して、潔の顔だけを見つめていた。
だが、主である潔世一の反応は、先住犬たちの予想を裏切るものだった。
「……よしよし。よく頑張って俺のところに来たな、凛」
潔は不敵なボスの仮面をふっと緩め、年下の凛を愛おしそうに見つめると、その黒髪を驚くほど優しく、甘やかすように撫で回したのだ。
先住犬たちには決して見せない、あまりにも深い慈愛に満ちた笑み。
「お前は可愛い俺の特級品だ。……なぁお前ら、俺の可愛い凛に銃口を向けるなよ。そいつらは全員、俺の所有物だ。仲良く俺の気を引くために競い合え」
潔の、凛に対する明らかな「特別扱い」と、慈悲深い微笑み。
それを目の当たりにした凪、玲王、カイザーの3人は、絶望と、激しい嫉妬の炎で脳が焼き切れそうになりながら、凛を肉食獣のような目で睨みつける。
そして背後に立つ冴もまた、潔に撫でられて悦ぶ弟を見つめながら、その冷たい瞳の奥にドス黒い独占欲を燃え上がらせるのだった――。
コメント
2件
最高っすね👍凛ちゃんかわよ死ぬ( ゚∀゚)アハハ八八ノアハッアハッアハッアハッアハッアハッアハハハハッアヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒゴッ!!!ゴホッ!ゴホッオエェェェー!!!