まちゃこ視点
十字「さぁ、始めよう!」
神子は自分の式神を完全体で出した。
ロン毛と髭、あとは十字架で私はその人が誰かわかった。
イエス・キリスト。
まち「厄介そう…」
私は自分の式神の姿を出すことが出来ない。
しかも相手は様々な奇跡を生み出すイエス・キリスト。
実力の差は天と地の差と同レベル。
本来はね。
私は他の式神使いと違う、式神の利用法で戦う。
そうしたら、私は聖オリガになれる。
まち「式神融合!」
この術を使えば、私の身体は段々、聖オリガになっていく。
私は自分の聖オリガの事よく知らない。
戦いが終わった後、融合した時の記憶など忘れてしまうから。
まちゃこ(聖オリガ)視点
また、この娘は私の助けを求めたのかしら。
目の前にいるのは、子供とイエス様?
十字「イエス・キリスト。早くアイツ殺しちゃってよ。」
アイツ、イエス様になんて言い方を…
アイツはきっと悪魔なんだ。いや、デレヴニャーネ族の仲間かしら?
どちらでもいいわ、イエス様にタメ口を聞いた時点で重罪なのですから。
聖オ「あの時と同じようにやってあげましょう。」
私はあの娘の式神。
子供1人、殺すぐらい簡単ですわ。
十字「イエス・キリストやって?」
イエス様は十字架を持ち、私の身体を潰そうとしてきました。
あの子供の命令で、私を殺そうとしています。
聖オ「あぁ、可哀想に…」
私はひらりとその攻撃を避け、私は鳥籠を出しました。
ここに私の力を分けると大量の鳩が出現します。
その羽には紙が巻かれています。
聖オ「懐かしいですね。これで私の復讐が終わったんですよね。」
私は紙に火を付け、鳩を飛ばしました。
聖オ「とても綺麗ですよ?これを見て癒されてください。」
偉人紹介
聖オリガ
ウクライナの王妃。
教会に正式に認められた聖女でもあり、復讐鬼。
夫を殺された事に凄い怒りを感じ、復讐を決意。
生き埋め、蒸し焼きなどを初めとした復讐や、
鳩に巻き付けた紙に火を付け、大量の死人を出した(火の鳥伝説)。
聖オリガの政治は善政であった。
イエス・キリスト
キリスト教の創始者。
神を信じれば救われるという教えを説くキリスト教を作った男。
数々の伝説を残し、十字架に処された。
死後、弟子達が教えを広めた事でキリスト教は世界的な宗教へとなった。
ちなみに天草四郎や聖オリガなどの偉人もキリスト教の信者として有名。
コメント
8件
偉人の説明すっごい分かりやすいです! 天草四郎ってキリスト教の信者だったのね… 知らないことも知れて面白いです!
聖オリガの火の鳥伝説来た〜!天草四郎もキリスト教信者だったのは初耳!