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有栖
コメント
4件
今回の帰国で会ってるのかな〜とか妄想が捗っちゃいますね♡魅力が増したお互いにぜひ悶えていただきたい(ˆ. ̫ . ˆ♡

めめさく🖤🩷
蓮の一時帰国が決まった。主演映画の初日舞台挨拶のタイミングで帰国するらしい。
それは嬉しい。嬉しいけど!
どう足掻いてもスケジュールがタイト過ぎて隙間がない。
仕事では会えるとしても、プライベートの時間を一緒に過ごすなんて無理でしょという状態。
まあ、仕方ないよな。だって目黒蓮だぞ? みんなそりゃ少しでも時間を貰って自分のところの仕事をして貰いたいだろ。
グループとしても9人でいる姿を見せて喜んで貰いたいし、2人の時間なんてそりゃ二の次三の次だよな。今回は仕方ないよ、うん。そう自分を納得させる。
俺の蓮だけど、俺だけの蓮じゃないから。
蓮の帰国直後から、フィーバーじゃないけど周囲がざわついてる感じが止まらない。こんなにメンバーが不在にしてることってなかなかないし、そりゃそうもなるよな。
海外での撮影っていうと二宮くんもハリウッド映画の出演で行ってたことあるけど、あの時は1ヶ月半くらいだったらしいし。
そもそも主演映画のプロモーションの為に帰国してるわけだから、なかなか会うのも難しい。ようやく蓮と会えたのは、映画の舞台挨拶や取材が終わってグループでの取材が入った時だ。
嬉しいけど、人目があるからあんまり浮かれちゃいけない。
自分にそう言い聞かせながら現場に入る。
「おはようございまーす」
「佐久間くん。お疲れ様」
他のメンバーやスタッフも口々に挨拶を返してくれる中、俺の耳に飛び込んで来たのはたった1人の声。
蓮だ。テレビ電話の画面越しじゃない。テレビの中でもない。
本物の、生身の蓮が俺を見て微笑んでる。
髪、すごい伸びた。
ちょっと痩せたかもしれない。
でも精悍さが増して、ものすごい、照れるくらいカッコいい。
「佐久間くん、久し振り。ただいま」
蓮が目の前にいる。ずっと会いたかった俺の大好きな人が。
鼻の奥がつんとしたのを誤魔化すように、思い切りその胸に飛び込んでやった。このくらいならスタッフさんがいても、俺のキャラ的に許されるだろ。
「おかえり、蓮。お疲れ。いっぱい頑張ってきたな」
「うん、ありがとう佐久間くん」
いつもはスタッフさんの目があると突き放したりしてツンデレに振る舞う蓮も、この時ばかりは素直に受け止めてくれた。
蓮の匂い、あったかさ、抱きしめる腕の強さ。
側にいないと感じられない、全部俺が大好きなもの。
この瞬間だけは堪能しても許されるよな?
ちゅー出来ないのだけは残念だけど。
スタッフさんに不審に思われるギリギリの時間堪能して、ようやく少し身体を離して顔を上げる。
蓮の顔を見上げてまた込み上げてくるものがあったけど、何とか飲み込んだ。
「強行スケジュールでゆっくりする暇もないだろうけどさ、こうやって無事に帰って来てくれて、会えて嬉しいぜ!」
「うん、ありがとう。俺も佐久間くんに会えて嬉しい」
そんな優しい顔で、そんな甘い声でそういうこと言うなよ。
ちゅーしたくて堪んなくなるだろ、バカ。
「はいはい、感動の再会はそこまで! 仕事始まるから支度して。目黒のスケジュール、分刻みどころか秒刻みな勢いだろ」
「さすがにそこまでじゃないけど。岩本くんの仕切り聞くのも久し振りだなぁ」
にこにこ笑いながら蓮が言う。見るもの聞くものみんな嬉しいって感じだ。こんなに離れてたの初めてだもんな。
でも照の言う通り、蓮のスケジュールは分刻みだ。
ここは俺達も気合い入れて頑張らないと。そう思って蓮から体を離そうとしたら、逆に蓮の腕に引き寄せられた。
不思議に思って見上げると、蕩けそうな笑顔の蓮が耳元でこっそり囁いてくる。
「…充電全然足りないから、また後でね」
そう言って準備の為に離れていった蓮と、残された俺。
何だあの破壊力…! カナダに行ってパワーアップしてないか?!
頬が赤くなるのを自覚しながら、誤魔化すように俺も準備の為に動き始めた。
充電が足りないなんて、お前だけだと思うなよ。
俺だって全然足りないんだから。深刻な蓮不足なんだからな!
いつもはほぼ書き終わってから上げ始めるんですけど、めめの帰国が嬉しくて上げちゃいましたw
帰国前からしてた妄想ベースなので実際のスケジュールと違うと思いますが、しばしお付き合いください。
めめ、おかえり!