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ありがとうございます!!!!あと500いいね目指して累計1000いいね!にします!うぉぉおおお!!!(((
てことで!早速行きましょう!w
今回はどうなるでしょうか…!(アマリキタイシナイデクダサイ)
てかカニの鳴き声ってどうすればええんや…
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僕はその日からほぼ、いや毎日と言っていい程あの日出会ったカニへ会いに向かっていた。
そして今も尚、そのカニと戯れていた。
「ふふ、いつも思うけど、君は懐っこいね…不思議だ。」
僕はカニを撫で、それを気持ちよさそうにしている顔がとても可愛いと悶えていた。可愛いからね、カニは可愛いからね!!
(可愛すぎぃぃ…ほんと癒される、暗黒竜も好きだけどカニも可愛いなぁ、特にこの子は…はァァァッ!)
「そういえば、思ったけど君と僕はこうやって会って数日経つけど、名前教えてなかったね」
あのテルって言った人とはあの日以来会ってないが名前は伝えた。それに対して長く、と言っても数日間だけだが一緒に居たカニには僕の名前を教えてなかったな、僕としたことがァァァ…!
「僕はソラ、君は…」
「って、生物には名前なんてないか」
無いのか、そっか…なら、付ければ良いんじゃない?ね?そう思うよね?なら、そうだなー…うーん。。
「ぁ、…君の名前、今日からカシス、カシスにしよう!これからカシスって呼んでいいかな?」
『コクコク…』
「本当かい?じゃ、よろしくねカシス」
『キィィ』
この日、形は違うけど、本当のトモダチが出来た気がした。
嬉しかった。他の星の子にはきっと不気味がられるけど、そんなのどうだっていい、トモダチが居てくれるなら、僕はそう簡単には折れやしない。
「ありがとうね、カシス。
僕のトモダチになってくれて」
『キィィィィ!』
可愛いなぁもう…
「…え?」
それはある日の事だった。今日も今日とてキャンマラを終わらせ、カシスに会い焚き火の所へ移動してた時だった。焚き火から少し離れた所に不自然にカニが集まって居た。少し嫌な予感がして、びっくりして僕の方へ一斉にかにの集団が突撃してこないようにそーっと、忍び足で近づく。
「…え?」
よく見たら、真ん中に1匹のカニが。それも見覚えの…僕のトモダチのカシスだ。でもなんで?どうして同類の生物が生物を虐めてるの?どうして…
「そんな悠長に考えてる場合じゃない」
僕は星の子特有の大鳴きでカニを気絶させ、迷わず1匹のカニを抱え、その場から数歩歩き離れる。
「カシス!大丈夫…、?やだよ、僕を置いていくなんて…」
僕はまた、大切なものを失うの?
『ピクッ…キ…ィ?』
「…!!カシス!目が覚めた?!」
『キィ』
「ッッッ…ホッ
良かった。本当に良かった…」
色々と込み上げてくるものがあるがそれを押さえ込み、優先すべきことを果たす。
「怪我は?痛いところある?」
『キィィ』フルフル
「そっか、怪我も痛いところも無いんだね」
「とりあえず安心し、、、た…って、ぁッ」
僕としたことがバカを犯してしまった。ここはカニだけじゃなく暗黒竜にも目の着く場所だった。すっかりカシスのことで頭がいっぱいになっていた。
(どうしよう、本当にどうしよう…足が動かない。動いたとしてももう間に合わない…せめてでもカシスだけは守らないと)
僕はカシスを全体で抱え込み、僕が盾になるよう暗黒竜に背を向けた。
ギギギギ
「ッ…」
自分の人生に悔いは無い。トモダチを守れるなら後悔なんてしないさ
「…?」
おかしい、いつまで経ってもこちらになんのダメージはない。いや、襲っては来た、だが当たっていなかった。いや正確に言うと当たらなかった。
なぜならば
「セーフ…お、久しぶりだね!ニヒッ」
「え、テ、テルさん…?」
「テルで良いよ!それよりも大丈夫?怪我とか」
「う、うん。大丈夫だよ、いや、大丈夫です」
「ふっははは!大丈夫だよ敬語外してはずして〜」
「え、あ、うん。えっと、助けてくれてありがとう…///」
僕ながら、ほんとなんだか恥ずかしい…。
「てかほんとソラって何かとエビちゃんに襲われてるよね〜!あはは!」
「確かに、そうですね…」
良く考えればそうだ、あの頃だって暗黒竜に襲われそうになった所を助けてもらったのだし。
「…よし、ここならエビちゃんの目にもつかないでしょ」
「すみません、今回も、その…助けてくれてありがとう」
「ふふ、地味に敬語癖抜けてないね」
「あっ///」
「…あのさ、」
「はい?」
「君の抱えてる、その、カニちゃん?」
「へ、?あ…」
あ、どうしよう。すっかり忘れていた。
「あ、その…違うんです、違うくないけど…ごめんなさい、この子には悪気はないんで___」
「違うよ」
「ッ!」ビクッ
「違うんだ。決して変なことを思ったわけじゃないって言ったら嘘になるけど、俺は少なくともいいと思ったよ」
「だって闇の生物とこんな距離詰める星の子なんて稀に居ないの!」
「ぁ、…ありがとう?」
どう返せばいいのか正解が分からない。
ほんとにほんのちょっぴりの違和感しか抱かなかったのだろうか?きっと他の星の子なら嘘を吐いて僕から離れる。けどテル君は、ただ、本当に心の底からそう思っていると、感じた。
「ふ、ふはは」
「え、俺笑われる様なおかしいこと言っ、た?ん?」
「そうじゃないんです、ただほんと素直過ぎて
分かりやすいなぁって思ったら笑い堪えなくて」
カシスもただ呆然と僕を見ていたままだった。
「あっははは!はぁソラってやっぱ面白いね!それに…えっーと名前って」
「あぁ、カシスって言うんだ」
「カシスか!いい名前だね!ソラもカシスもちょっと変わっていて不思議だけど、俺は嫌いじゃないよ!」
そう言いながら満面な笑みで語りかけるテル君に僕は眩しい程明るい笑顔だなと思った。この世界は憎い程眩しく明るい、テル君の笑顔もこの世界と同じように。
けど、
テル君の眩しい程の光は
嫌いではなかった
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はーい!どうも!
なんでこんなにテンション高いかって?それなねぇ、
なんと!
フォロワー様が2桁に達しました!いえーい✌️
ありがとうございます!ほんとに!ありがとうございます!
今回は長めだけどちょっと雑いなとは思いましたね(((
その辺は少し許してくださいね…((ボソッ…
ではまた次回へ!お楽しみに!