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1週間後。
空港✈︎
昨日飛鳥から連絡あって、空港までお迎えにきた。
飛鳥『ごめんね、お迎えお願いしちゃって…』
「いいよ!丁度休みで暇だったし。」
目『阿部ちゃん久しぶりー!佐久間くんが寂しがってたよー(笑)』
阿『あー。ずっと連絡くる(笑)』
飛鳥『あれ、阿部ちゃん運転?』
阿『そう。いつもゆりさんだから。』
目『てか、ふっかさんと翔太くんは?』
「仕事ー。」
阿『そ、だから来る時送ってきた』
「あ、そだ、目黒さん、前のって」
目『え?あ、うん。てか、俺運転しよか?』
阿『え、いいの?』
目『いい?』
「うん!飛鳥ちょっといい?」
そう言って私と飛鳥は、後ろに2人。
飛鳥『どしたの?』
私は隣にいるのにわざわざメールをする。
「ね、明日てか、今月誕生日じゃん?」
『あ、うん。渡辺さんのは、買ってきたよー!蓮と一緒に!』
「私まだなんだよね……」
『あ、じゃあ、よってもらう?どっか。』
「プレゼントはそこで買うとして、なんかお祝いしない?」
『阿部ちゃんはまた阿部ちゃんのときにしようって、蓮はいってた。なんか考えてるみたい。』
「じゃあ、渡辺さんのプレゼントだけ…」
そのやり取りをしてると
阿『あ、そだ。めめ、どっか寄ってー、ショッピングモール!翔太のプレゼント買いたい!ゆりさんも買えてないでしょ?』
「え?あ、うん!」
飛鳥『え?エスパー?(笑)』
「かもね(笑)」
阿『聞こえてますよー(笑)その話のために後ろ乗ったの?(笑)あ、もしかして、俺も一緒にだった?』
目『阿部ちゃんは阿部ちゃんの誕生日にするよ。ちゃんと!』
阿『めめー!ありがと!』
そう言って運転中の目黒さんの腕に抱きつくあざとい阿部ちゃん。
「うわっ…めめあべ…( ⌯ノㅿノ)♡」
飛鳥『はい。1人、無事、尊死しました。』
目『あははっ(笑)』
そんなこんなで、ショッピングモールへ。
飛鳥『ね、蓮、これ可愛くない?どう?』
目『いいね!かわいい!』
阿『…何見せられてんだろ』
「ほんと(笑)ね、渡辺さんに渡すならどんなのがいいかな?」
阿『ん…』
「あまりものを増やすの嫌がりそうだし」
阿『そだね…』
「ね、目黒さ……あれ?」
阿『2人いなくなったね(笑)』
「(´Д`)ハァ…まぁいっか(笑)色々みてみよー。」
阿『筋トレグッズとか見てみる?』
「あ、いいね!いこう!」
筋トレグッズ売り場、、、
「え、これどうやって使うの?」
阿『ん?……わかんない。』
「あ、トレーニングウェア……これ可愛いー!」
阿『これ、長女ちゃんにいいと思わない?』
「ん?あ、ほんとだー!」
阿『おれ、これ買っていこー』
「え?」
阿『今度一緒にジム行く約束したからさ!』
「へー(笑)」
私が誘っても行かなかったのに(笑)
阿『そういや、翔太、新しい帽子欲しいとかいってた!』
「え?ほんと?じゃあ帽子にしよー」
そう言って、ふたりで帽子をえらぶ。
「これでいいか!」
阿『俺、ちょっと色々みてくるね!少し待ってて?』
「わかった!じゃ、そこのベンチに座っとくね!」
阿『うん!』
お会計済ませ、お店の前のベンチにすわる。
スマホ見てみると、2件のメール。
《長女:今日迎えこれる?定期忘れた…》
《深:今日ラーメン行かない?》
えっ?今が…11時半すぎか…
てか、飛鳥達はどこいった?
とりあえず長女には了解と返事。
深澤さんには、終わりの時間をきいた。
男『あのー、すみません』
「∑(O_O;)ビクッ………え?あ、はい……」
なんか、急に話しかけられたのはいいけど、ちょっと距離近い……
『1人?』
「い、いや…友達待ってるだけで…もうすぐ……」
『ふーん。こんな綺麗な人をひとりにするなんて。』
へ?これ、ナンパ?
てか、綺麗な人?いや、おかしいおかしい…
てか、私、モテ期?なんて自惚れ?
『良かったら、一緒に……』
と、肩に手が置かれた。
と同時に、電話がなった。
「あ、すみません……」
『いえ、どうぞ…』
画面を確認すると、深澤さんからだった。
慌てて電話にでて、その男の人から離れた。
📞……
「も、もしもし?」
『あ、ゆりさん?今日終わるの17時って!そこから帰るから、18時とかかな。電車次第だけど。』
「あ、そう……」
『ん、どうかした?』
「え?いや、大丈夫…18時か、わかった!駅まできますね? 」
『うん!阿部ちゃんとめめたちにも伝えといて?』
「はい!わかりました!」
『ん、じゃ、また後で!』
「はい!」
そう言って電話をきる。
男『電話彼氏?』
「∑(O_O;)ビクッ……あ、あの、まだ何か?」
男『ねー、ご飯いこ?おなか、すいたよね?』
そう言って手を捕まれた。
「は、離して………」
男『いいじゃん。友達も来ないみたいだし?』
阿『その手離してもらっていいですか?』
「あ……」
男『は?』
阿『だから、その手離せっていってんだけど?』
ぱっと手が離されたとおもったら、すっと阿部ちゃんが私を後ろに隠した。
阿『彼女に、なんか用ですか?』
男『いや、1人だったから、危ないとおもって…』
阿『それは、お気遣いどうも。もう、自分がいるので大丈夫です。』
男『そ、そう。じゃあ失礼するよ……』
そう言って男は去っていった
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