テラーノベル
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ライブが終わった。
ステージ上の歓声はまだ耳に残っている。
楽屋でひと息ついた翔太と亮平。
亮平はスマホ片手に、ワクワクと震えている。
「さて、せっかくだしインライやろうか」
翔太が提案すると、涼太は柔らかく笑った。
「うん、今日のこと、ちょっとだけ話そっか」
カメラオン。
コメント欄が一気に流れる。
《お疲れさまーー!!》
《ライブ最高すぎた!》
《もうゆり組どうなってんの!?!?》
翔太は隣の涼太をチラッと見た。
(…言っちゃうか)
涼太も少し照れながら頷く。
「えっと、今日のライブ見てくれたみんなありがとう」
「本当に最高だったよね」
コメントが止まらない。
《しょっぴー今日テンション高くない!?》
《なんか雰囲気違う!?》
《告白!?告白なの!?》
翔太は息を整えて、涼太の手をそっと握る。
画面越しでも分かるくらい、自然に。
翔太は低めの声で。
「俺、実は…」
コメント欄がさらに加速。
《きた!?》
《マジで!?》
《どういうこと!?》
「…涼太のこと、ずっと好きだった」
コメント欄、爆発。
《ええええええ!!!》
《公式!?》
《泣いたーーーー!!》
《尊い…尊すぎる》
涼太は顔を赤らめる。
「知ってたよ。翔太が隠してるの分かってたし」
翔太が驚く顔を見せる。
「なんだそれ…」
涼太はにこっと笑う。
「だから、別に恥ずかしいことでもないでしょ?」
コメント欄は歓喜の嵐。
《二人ともかわいい!!!》
《お似合いすぎる》
《阿部ちゃんが泣きそうなんだけど!!!》
《もう公認じゃん!!!!》
亮平は画面の前で、両手で顔を覆いながら叫ぶ。
「尊いーーーーーーーー!!!」
「ついに!!!!ゆり組担歓喜!!!!」
翔太は照れくさそうに笑う。
「ほぼ…公開ってことでいいのか?」
涼太は微笑んで頷く。
「うん。今日はいいよ、みんなに見せても」
二人の手は握ったまま。
コメント欄には祝福と歓声が溢れた。
《泣いた》
《生きててよかった》
《幸せすぎる》
《やっと…やっと公式感が…!!》
亮平は涙を拭いながら画面の前で叫ぶ。
「ぎゃあああああ!!ゆり組最高すぎる!!!!」
翔太は小さく呟く。
「…今日からは隠さなくていいな」
涼太は微笑んで答える。
「うん、ずっと一緒だもん」
画面の向こうには、歓声と祝福だけが溢れた。
ついに、ライブ後インライでほぼ公開――
そして、ゆり組の恋は、みんなの前でも堂々たるものになった。
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リクエスト来ないと同じペアばっかになるんで
リクエストください😭
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遥
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花凜
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