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すずめ
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冷たい風が頬を打つ。
頭の中は、だてのことばかり。
💙「…俺のせいだ」
息が上がる。
《○○店の周辺に来てくれ》
そうメッセージは送ったものの、
いる気配は無い。
💙「……だて」
そのとき——
背後から、低い声。
「お兄さん、困ってる?」
振り向くと、見知らぬ男が近づいてくる。
距離が近い。
💙「……なんだよ」
「顔色悪いよ。俺、休めるとこ知ってるよ?」
腕を強く掴まれる。
💙「やめろって…!!!」
「ほらほら、いいからいいから」
引き寄せられる。
振りほどこうとした、その瞬間——
「離せ」
聞き覚えのある、低く冷たい声。
💙「え、…?」
時間が止まる。
翔太の心臓が、大きく鳴った。
──────────────
男が振り向く。
「なんだよあんた」
次の瞬間、男は腕を強く払われる。
♥️「聞こえなかったか?」
いつもの柔らかい声じゃない。
鋭い声。
翔太の腕を掴み、胸へ引き寄せる。
♥️「触るな」
男は舌打ちし、去っていった。
宮舘の手が、まだ翔太の肩を掴んでいる。
強く─────
💙「……なんで」
かすれた声を出す。
💙「なんで、突然いなくなったんだよ…」
宮舘はゆっくり手を離す。
目が合う。
いつもと違う。
そこには余裕も、微笑みもない。
♥️「……翔太が、出てけって言った」
💙「……それはっ…」
♥️「気持ち悪いって」
その言葉が、刃みたいに落ちる。
♥️「俺は……」
♥️「ずっと前から好きだった」
💙「……っ」
抑えきれない声。
♥️「でも俺は執事で…」
拳を握る。
♥️「一線越えたら全部壊れるって分かってた」
目が赤い。
♥️「だから言わなかった」
♥️「言えなかったんだよ…!」
感情が、爆発する。
翔太は息を呑む。
あの夜の声と同じ。
熱を帯びた声。
💙「……お前はずっと俺の名前を呼んでたのか?」
♥️「……ああ」
♥️「毎晩、呼んでた…」
💙「……っ」
♥️「……嫉妬もしてた」
♥️「誰と遊ぼうが平気な顔してたけど、内心めちゃくちゃだった」
視線がぶつかる。
♥️「翔太の“気持ち悪い”は正しい」
💙「違う!!」
💙「違うんだよ!」
胸ぐらを掴む。
💙「俺は、言ってほしかっただけだ」
💙「本当のことを…」
💙「執事じゃなくて…」
💙「…“だて”としてどう思ってるか」
涙が滲む。
💙「なのにお前……謝るばっかで」
声が震える。
💙「逃げんなよ」
宮舘の指が、そっと翔太の手首を掴む。
優しく。
♥️「……俺は」
♥️「翔太が好きだ」
💙「……俺も」
💙「好きだよ」
💙「気持ち悪いなんて、思ってねえ」
宮舘の瞳が揺れる。
💙「ずっとそばにいろよ…」
渡辺を強く抱きしめる。
今までの距離を全部埋めるみたいに。
♥️「もう離れない」
💙「絶対離すなよ」
互いの鼓動が重なる。
──────────────
♥️「俺、屋敷に戻ってこれるかな」
💙「俺が雇う」
♥️「え…?」
少し照れながら。
💙「俺の隣、専属な」
宮舘が目を細める。
あの柔らかい笑顔。
♥️「……断る理由、ないな」
二人の距離が、やっと同じ高さになる。
つづく。
コメント
22件

( இωஇ )ウワーンやっと思いが伝わった💦 執事じゃなくなって口調が強めになるとこめっちゃかっこいい(*´>ω<`*) はぁ♡この後の2人のイチャイチャを想像したら、、、、(◜¬◝ )グヘヘ
❤️には、戻って来て欲しい様な… そのまま執事に戻らず、恋人としていて欲しい様な…🤔
コメント出来てなくてすみませんん💦❤️💙くっついてくれて良かったぁ😭立場上無理だったけど、辞職したならありだもんね😁🥰💗💗