高槻:…あー、サボりだけどよ。なんでここにいんだよ。((
リツキ:それがね、もう少しで夏休みだけどさ、うちの高校夏風邪流行っちゃって…
高槻:…はぁ…?熱中症続出じゃなくて?
リツキ:そう、夏風邪…だからね、今更休校とかないから、夏休み1週間増えたのよ。
高槻:…で、なんで俺の高校の屋上に…
リツキ:今日そんなに暑くないからね、外は。…ていうかこの学校、屋上まで行ける非常階段があるのね。
高槻:…んなもんあんのか?
リツキ:ええ。校舎の外側についてる、新しそうな階段よ。ここ、カナタくんの学校だなーって思って見てたら、女の子が教えてくれたの。
高槻:女の子、?
リツキ:不思議よね、w 顔はよく見えなかったけど、髪は水色で…
高槻:…レイリか…((ボソッ
リツキ:あら、知り合い?
高槻:いや。そんな奴知らねーよ。(レイリも非常階段からここに…)その机はどっから持ってきた。
リツキ:すぐそこよ、机と椅子が山積みになってるでしょ?椅子が全部古くて、取りあえずベンチに座ってるけど。
高槻:…誰かに見つかったらどーすんだよ…
リツキ:屋上でサボるなんて、カナタくんくらいでしょ?
高槻:まあな…
やっぱり、俺のことも、周りのことも分かってやがる。
リツキ姉は、俺のイトコだ。
…親族内で勘がいいのは、俺だけじゃねえってことだ。
別に、コイツは嫌いじゃねえけど……トモが来たら、どうすっかな。
リツキ:ねえ、カナタくんは何をサボってるの?保険?
ほら、当てやがった。
高槻:…そーだよ。
なんだか、リツキ姉と話している時は、自分の口調が変わっている気がする…
リツキ:別に、サボっていいと私は思うわよ。カナタくん、テストで100点穫るでしょ?
高槻:…なんでそこまで分かるんだよ。
リツキ:だって、頭良いじゃない…
高槻:リツキ姉もだろ。学年何位だよ。
リツキ:4位。
ブーッと、唾を吐き出したくなった。
そりゃ、覚えてないとか言う奴じゃねえけどよ。
…即答すんなよ。
リツキ:…カナタくんが考えてることは、分かりやすいわね。
高槻:怖えこと言うんじゃねえよ…
リツキ:カナタくんも、成績は上でしょ?何位?
高槻:…10位、くらい。
リツキ:充分じゃない… 私、これからしばらく、ここに来ると思うわ。
高槻:おう、…人に見つかんじゃねえぞ。不法侵入だ。
リツキ:カナタくんは、先生に許可もらってるの?
高槻:おう。得点高いし、いいって。高2で習う範囲やっちまったって、中学から連絡来たらしい。
リツキ:…カナタくんの中学の、うっかりしてる先生から?
高槻:…おう、、中3で習った範囲の中に、高2に通じる箇所があったんだ。
リツキ:…うっかりしてるのに、ちゃんと気づいたのね…
終わり方中途半端っすね。でも、リツキの話はめっちゃ書けそう…
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