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ryok視点
僕にはずっと片思い中の相手がいる。
その相手の名前はomr mtk。
mtkとは高校生1年生のときに初めてできた友達で、そこからずっと仲良くしている。
mtkに恋していると気づいたのは高校3年生。
mtkは高校3年生のときにすごく上機嫌で「彼女ができた」と僕に伝えてきた。
普通ならここでは一緒に喜ぶところだが、僕は喜べなかった。
それと同時に怒りが込み上げてきた。
「なんで僕じゃないの」「その女のどこがいいの」。
そこで気づいてしまった。
こんな風に思ってしまうのは、僕がmtkに恋をしているからなんだと。
その怒りが込み上げているせいで、僕はそのmtkの彼女を殺してしまった。
初めてだった。
人を殺したのは。
そのときは、無我夢中でその女を刺し続けていた。
気づいた時には、その女をはもう血でビッチャビチャ。
遺体を山奥に放り投げて、僕は家に帰った。
その翌日、mtkは凄く、テンションが下がっていた。
そんなmtkに理由を聞きに行くと、やっぱり「彼女が殺された」ということだった。
僕はmtkをいっぱい慰めた。なんだったら一緒に泣いたりもした。
そのとき僕は心の中で「役者向いてんじゃね」とも思ったっけ笑
そこからmtkは僕を1番に頼り続けてくれた。
嬉しかった。
でもその反面、僕のことを友達としか見ていないとも気づくようになった。
正直悲しかった。
けれども、もし僕が「mtkのことが好き」と言ってしまったらこの”友達”という関係さえも崩れてしまうだろう。
そう思い、この恋心には蓋をしていた。
僕とmtkは社会人になった。
mtkはサラリーマン。
僕はお父さんが経営する不動産。
本当ならmtkといっしょのところが良かったが、お父さんが「頼む。受け継いでくれないか」としつこく頼んでくるもんだから仕方なく。
社会人になってから、mtkとは学生のときよりかは会う頻度が減っていた。
減ったと言っても、週3ぐらいで会ってるんだけどね。
そんななか、mtkがちょっと話したいことがあるから家に来てくれないかと連絡が入った。
すごく嬉しかった。
mtkの家にいけるのは2年ぶりとかだった気がするから。
けれども、家に行くと、悩みを相談された。
最初は仕事のことかな、と思っていた。
だがそれは半分合っていて半分間違っていた。
まさかの内容は、「ホストに通ってるんだけど、このまま続けてもいいのか。」ということだった。
ストレス発散のためらしい。
…いやいや。え、ホスト?笑
なんで?笑
もうムカつく超えて笑えてくるわ。
絶対ホストの人に恋するパターンじゃん笑
本当はやめたら?と言いたかったが、そのときのmtkはまだ行きたいという顔をしていた。
だから、「自分が好きなようにしたらいいんじゃない?」と言った。
我ながら優しすぎるな。僕。
そう言うと、mtkの顔はパァァっと明るくなった。
可愛い。他の人に取られたくない。この笑顔を見せないでほしい。僕だけのmtkであってほしい。
でも、そんな思いには蓋をする。
その後は、1時間程度だか、mtkと遊んでから帰った。
mtkがまた悩みを相談してきた。
今回もホストについてだ。
ホストの人と泊まったら、そのホストの人が照れるようなことばっか言ってきて、家を飛び出したと。そこから1回も話してないと。
…は?
いやいや、え?
僕でさえmtkの家に泊まったこと無いのに?
ふざけんな。
しかも何ホストが家泊まってんだよ。
ルール違反だろ。
マジムカつく。
…ダメダメ。今は真剣に向き合わなきゃ。
…いや、無理だ。こればっかりは無理だ。
けれど、あまり強く言いたくないから、「ホストやめたら?」と僕は言った。
はい終了ー
今回は初の涼ちゃん視点!!
なかなかやばめでしたねぇ。
前回いいね、コメント本当にありがとうございます!!
今回もよろしくです!!
ではまた次回!
コメント
15件
このね、なんかうん好きよこういうの
りょうちゃぁぁぁぁぁぁんやっぱりそうだったのね♡(きも) 書くのうま