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テラーノベル(Teller Novel)
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日本人なら誰でも1回は体験したことのある地震。 地震で沢山の大切なものを失った人も多くいるだろう。

だが今から話す出来事は、今までの地震が非にならない程、大きな地震が起こった。

その地震で僕、いや僕たちの人生の歯車が大きく動き出す。


僕は双子の妹のならくと一緒に二人暮しをしている。極普通な生活を送っていた。

しかし、、、、

大きな地震が起きたのは、〇〇‪‪✕‬‪‪✕‬年〇月‪‪✕‬日の午前0時に起きた。

東京を中心にして、大きな地鳴りがなった時、眠っていた僕と僕の妹ならくが起きる間もないほど、東京を中心に日本全体の建物が崩れた。

「な、なんだこれは、、、」

頭から滴る血を気にする余裕が無いほど、周りの景色に目を奪われた。

そこには、人間はおろか建物が崩れ落ち、空は赤く染まった景色が目の前に広がった。

「あっ、、ならくは、、?!!」

僕は咄嗟に崩れた家の中に戻る。

崩れたがれきを退かしながら探したがならくがいない。もし死んでいるなら死体があるはずが、死体どころか血もない。

「生きてる、!良かった、、探しに行かないと、、、どこに行ったんだ」

姿は無くても生きてるなら、!と思い安心した。その時透き通った声が僕に話しかけた。

「おい、そこの血まみれの男。なぜ生きてい   る。」

声がした方を向くとそこには美しく顔が整った女性が立っていた。

「おい、お前今俺の事女って思っただろ

全くどいつもこいつも失礼なやつだな。」

「す、すみません、そんなつもりじゃ、」

綺麗な姿をしたその人は女性ではなく男性だった。よく見ると見慣れない格好もしていた。

これが美少年ってやつか、、、と考え事をしていると

「お前、さては普通の人間じゃないだろ。

この大きな地震でも生きてるし、この魔素の中でも息ができるからな。何もんだ。」

魔素?なんだそれは、?

というかこの人は誰なんだ。僕と同じで生き残った人では無いのか?

「あの、魔素ってなんですか、」

そう質問すると男の人は少し驚いたように説明し始めた。

「魔素は魔物のエネルギーというか、元になる酸素みたいなもんた。魔力も魔素によって保たれるんだ。」

魔素、?

つまり人間で言う酸素みたいなことかな、?

「魔力、、魔物の力かなにかですか、?」

「魔物の特殊な力の根源のことを魔力と言うんだ。人間の目には見えないが魔素が流れているんだ。その魔素で魔力を魔物が行使することが出来る。」

だが、人間は魔素に耐えられないはずだ、お前は普通じゃない

と鋭い目で僕を見ながら説明してくれた。

魔素、、一体どこから入ってきたんだ、いや問題はそこじゃない人が魔素によって死ぬのであれば、ならくがあぶない。

あの日、眠りについた僕たちは。

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