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私の思い出ごはん[短編集]

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私の思い出ごはん[短編集]

2 - 第2話 母手作りの鮭雑炊

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2023年09月06日

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私は今年のお盆に久々実家に帰省した。

父母に会いたいことや、日常の衝動から離れたかったのも理由だが、1番は、私が子供の頃に風邪引いた時に作ってくれていた母の鮭雑炊が食べたいからだ。




「おかえりなさい、莉奈」と私が家にあがった瞬間母が口に出す。



「何か食べたいなら夕食にするけど…」と母が言ったので、私はすぐに「お母さんの鮭の雑炊が食べたい!」と言った。

「分かったわ。作るね」




夕方、台所の方からほんのり焼き鮭の香りがしてきた。とても懐かしい匂いがする。



「ただいま。莉奈帰ってきたのか!」と父が家に帰って来てすぐに言う。




「出来たわよ!」

母の声に誘われてテーブルに行くと、鍋に入った鮭雑炊があった。

焼き鮭の香りと、雑炊と卵と海苔の独特な香りが食欲をそそった。


「いただきます!」



食べてみると、卵と海苔がご飯にマッチして美味しい。さらに少し塩気がする出汁をご飯が吸って、良い感じにご飯が柔らかくなっていて美味しい。

次は焼き鮭と共に。これはこれで塩味が増して元気になれる味。





思い出の味を食べて、また頑張ろう!と思えた



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