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お館様「おはよう、みんな」
不死川「お館様におかれましても御壮健で何よりです。益々のご多幸を切にお祈り申し上げます」
お館様「ありがとう、実弥」
突然呼ばれた柱達は、冷静ながらも混乱していた。
お館様「今日は急に呼び出してしまって申し訳ないね」
悲鳴嶋「ご要件はなんでしょうか…?」
お館様「柱に1人加わることになったんだ」
伊黒「…!?」
不死川「もう柱に加入する人間はいないのでは…?」
お館様「私は以前そう言ったね。けど柱の力に匹敵するような人物が現れたんだ。」
悲鳴嶋「なんと…!世の中は狭い…南無阿弥陀仏…」
胡蝶「どのような方なのですか?」
お館様「今から紹介するよ。こっちへ来なさない」
とお館様が声をかけると襖を開けた先に1人の少女が現る。
お館様「自己紹介してもらえるかな」
?「はい」
「新しく「氷柱」になる月下氷彗と申します。よろしくお願いします。」
柱は全員黙る。
お館様「…ありがとう。今日から氷彗はみんなの仲間だ。よろしく頼むね」
柱「承知しました」
お館様「それでは解散」
〜〜〜〜〜
甘露寺「キャー!!」
氷彗「…」
甘露寺「女の子が増えて嬉しいわっ!!私甘露寺蜜璃!!氷彗ちゃんは何歳なのっ!?」
氷彗「16…です」
「柱」はすごく静かで強いというイメージがあったけどそんなことも無さそうだ。
甘露寺「じゅじゅじゅじゅ、16!?!?」
胡蝶「かなりお若いですね…時任くんよりかは年上ですが」
煉獄「新たに柱に加わったのは悪いことではない!月下!今度お前の腕を見せてみろ!」
宇髄「かなり地味な奴だな。地味地味」
不死川「チッ。女かよ」
甘露寺「もう私と氷彗ちゃんはお友達よっ!」
氷彗「友達…」
甘露寺「そう!」
と手を差し伸べてくる。
こういうときどうすれば…?
甘露寺「氷彗ちゃん、?」
氷彗「…ごめんなさい…こういう時どうすれば…」
甘露寺「…こういう時は…!こうやって手を繋ぐの!」
甘露寺さんはずっと笑顔だ。
なんで、笑っていられるの?
胡蝶「月下さん」
氷彗「…はい」
私よりも小柄な胡蝶さん。この人は知っている。
私がまだ柱じゃない頃、他の隊士たちが話していた。
胡蝶「良ければ蝶屋敷に住みませんか?」
氷彗「蝶屋敷…」
蝶屋敷は確か怪我をした隊士が体と心を休める場所だ。私はお世話になったことはないのだが。
胡蝶「実は私、月下さんが柱に加わること知っていたんです」
「そうなんですか?」
胡蝶「はい。月下さんは1人で暮らしているとお館様に事前に言われまして…。なら月下さんも私や私の部下と一緒に蝶屋敷で住んだほうが合理的だと」
氷彗「…私で良ければ…ぜひ」
胡蝶「では決まりですね!早速向かいましょう!」
こうして私は柱に加わることになった
コメント
6件
くりちのイラスト使われてるけど好きです
tiktokの鬼滅の刃オリジナルキャラクターのイラストを書いているうゆぎさんのイラスト勝手に使ってますよね?
え、どうしましょう めちゃくちゃ好きです。