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幻想郷にも、年末が近づいてきた。
妹紅はこの日は焼き鳥屋を休業。年末年始の予定を考えていた。
そんな時、彼女の家の扉がノックされた。
「誰だ……? 慧音か?」
早歩きで玄関へ向かい、扉を開ける妹紅。
「誰だ……うおっ!」
それは、思わぬ客人。
「さ、サモーン・シャケキスタンチン!」
それは、全身に包帯を巻いたサモーンだった。
「何しに来た! 焼き鮭も売ってやるからそれでいいんだろ?」
「い、いや。違うんだ」
彼は先日と比べ、どこか大人しくなっていた。
「じ、実はな。俺の家で年越しパーティをしようと思ってるんだ」
「へぇ。それで?」
「さ、参加者が足りなくてな……妹紅さんがよければ、友達と一緒に来てほしいな……って」
妹紅はしばらく考えると、ゆっくりと口を開いた。
「……いいだろう。先日新しい友達ができたんでな」
「お、おぉ! ありがとう! それじゃあ、また年末に!」
そして、サモーンは去っていった。
それを見届けると、妹紅は机から何かを取り出した。
「えーと……よし、これか」
『シュレディンガー 〇〇-○○○○』
それは、シュレディンガーの住所だった。実は先日、妹紅とシュレディンガーは友達となっており、住所の教え合いをしていたのだ。
そして、彼女はシュレディンガーの家へと向かった……。