翌朝、進夢は数年ぶりに目覚まし時計を使った。教室の会合の後、舞夜に言われて近くの図書館に行くことになったのだ。
「夏休みは図書館が閉まってしまうわ。それに、大石先生の事故が起きる日まで、あまり時間がないと思うから」
そう言われてしまうと返す言葉もない。そもそも、ゴリ先生の死んだ時間は、はっきりしないらしい。
だからこそ、調べ物はできる限り早く終わらせなければならない。
「というわけで、明日は朝から図書館に行くわ。迎えに行くから準備しておいてね」
そんなわけで、進夢は待ち合わせ時間の二時間前にはきっちり起床していた。
「さすがに昨日みたいなのは、心臓に悪いからな……」
急いで着替えて、朝食をとっていると、
「進夢、今日は舞夜ちゃんとデートなんだって?」
にやにや笑いを浮かべる姉に話しかけられた。思わず、口に含んでいた牛乳を吹きだしかける。
「けほっ、いや**************
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