私は、海洋学を専門に研究している。
海というのは、まだまだ未知数な部分が多い、海というのは深く、人間が到達出来ない部分まで海は続く。
そんな中、海洋学者は、みな、深海の構造を考える。
深海には、未だ分かっていない部分が多く、海洋学者や生物学者の研究対象に見られることが多い。
そして、今は国との共同研究を始め、深海でも耐えれる強度の潜水艦作製に力を込めた。深海というのは深くなれば深くなるほど、外部からの水圧の上昇が起こり、軍の使用する物では簡単に潰れてしまう。
その為、世界の海洋学者、生物学者達の長年の課題である。
深海へ潜れるレベルの潜水艦の研究へ至った。
そして、世界各国の協力もあり、潜水艦が完成した。
これに乗り込み、明日から深海への研究へ進む。
また、研究員も軍の潜水艦の行動スケジュールに合わせて行動を行う。
一体何日経ったのだろう。
今が何日経過したからも分からない間に、潜水艦は深海へと至ることのできた。
ようやくだ、ようやく深海へと至ったのだ。
そうして、深海の様子を見てみると、周りは山に覆われていた。下には赤く、燃え、気泡が多く発生している。
そして、それが起こった。緊急事態を告げる警報が艦内に鳴り響く、潜水艦の操作を行う、軍に聞くと、
「何かしらが上から降ってきた、それにより、潜航そして、浮上が不可能となった」そう言われた。
私は、今回の原因に心当たりがあった。
今回は、鯨もしくはそれ以上のサイズの海洋魚が原因と考えられる。
上で死に、死体が降ってくる事はよくあると考えられていた。
それが深海魚の餌となる。
恐らく私は、もう助からない、ここに居る人間全員だ。だから私は、このメモを見つけた者に警告する。
今すぐ浮上しろ、ここは危険だ。いつ死体が降ってきて、帰還不可能になるかは分からない。
そして、このメモを見ているのなら、このメモを君の研究へ役立ててくれないか、君が軍人なら、海洋学者や生物学者に渡すだけでもいい。
これで研究が進むのなら本望だ。
アド「・・・お客さんの登場か、盛大にお迎えしなくてはなるまいな、、、」
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