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えっろw
「は〜〜、疲れた……」
着替えを持って、ゆっくりバスルームへ向かう。
今日も撮影にリハに打ち合わせ、忙しない一日だった。
バスタオルを掛け、服に手をかける。
脱ぎ慣れたシャツを首元からたくし上げ、頭の上を通して腕を抜くと――
「……っ、んぅ……」
思わず、声が漏れた。
シャツの裾が乳首を撫でた、ほんの一瞬。
それだけで身体がビクッと反応して、腰が引ける。
(……っやば、……)
誰もいない浴室で、ひとり赤面した。
胸に手を当てて、そっと指を這わせてみる。
軽く触れただけで、ぴく、と硬くなる感覚に思わず目を見開いた。
「……マジで……結構、開発されてんな……」
ぽつりとこぼした言葉が、蒸気のこもった浴室に消えていく。
何回も照に触れられて、噛まれて、吸われて、「ここ、気持ちいいんだろ」って意地悪く笑われて。
そのたびに感じて、泣きそうになって。
でも今みたいに、誰にも触られてないのに、自分の服だけで反応するなんて――
(……さすがにやばくね?)
なんだか恥ずかしくなって、早めに湯船に入る。
しかし湯船に浸かっても、じんじん残る感覚は消えなかった。