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やばい‼︎残業で家に帰るのが遅くなった私は従兄弟からダメと言われていた近道を通ることにした貴方「というか何がダメなんだろう?」別に何の変哲もない道少し灯が少なく人通りがないぐらいだ夜の道で田舎ならこんなもんだろうと思った
男子「ゔぅ…痛いよぉ…」
公園の前を通ろうとすると男の子の泣き声が聞こえた
貴方「どうしたの⁈大丈夫?」
心配をし公園に入ると赤い髪をした男の子が居た
男子「ゔぅ…」
泣きそうな声を出して返事をしてくれた
貴方「名前はなぁに…?」
私は名前を聞いてみたすると
希咲羅「希咲羅…」
希咲羅と名乗ってくれた
貴方「希咲羅くんか!怪我しちゃったの…?」
希咲羅くんは痛いと言っていた為怪我をしているのかと私は考えた
希咲羅「うん…」
どこを怪我しているのか見えないが怪我をしているらしい
貴方「はいこれ!」
私は常備している絆創膏を渡した
貴方「しっかりあらってから貼ってね!」
私はそう言って帰り道に戻った
希咲羅「あっ!…タヒ体役になってくれないんだ…」
私はこの行動をとってよかったと思った
男子「うーん…うーん…」
気づいたらうずくまりながら男の子が唸っていた
貴方「どうしたの?」
そうすると背を向けたまま
男子「座敷童子を探してるんけど…見つからなくて…」
座敷童子は家にいる女の子の妖怪だこんな所に居るはずが無い
わからなかった
美夏「あっ自己紹介がまだやった!俺は美夏ニコッ」
美夏くんと言うらしい聞くまでもなく教えてくれた
貴方「そうなんだ?美夏くん?」
そう問いてみると
美夏「ん?ニコッ」
ニコニコと返してくれた
貴方「座敷童子はね?お家に居るんだよ?お外には居ないんだ」
そう言うと
美夏「おん!…お姉さん俺のお家来てくれるか?」
意味がわからなかったが残業で遅れている事を思い出した
貴方「ごめんね?私…早く帰らなきゃ…」
従兄弟とのお話しを思い出した
貴方「じゃあね!」
私は美夏くんから逃げるように帰って行った
美夏「あっ!…また座敷童子見つけなきゃ…」
またこの行動をとってよかったと思った
はないちもんめまけ〜て悲しいはないちもんめ
いつもの道に出ると何処からともなくはないちもんめが聞こえてきた
近づいて行くと女の子三人がはないちもんめをやろうとしていただが2チームに別れられないからか困った顔をしていた
女子「あっ!お姉さん!」
一人の女の子が気づくと二人の女の子も気づいて行った
女子「本当だ!ねぇねぇお姉さん?一緒にはないちもんめしない?」
一人の女の子が誘ってきた
女子「すみません…」
もう一人の子は謝ってきた
貴方「いいよ!遊ぼっか?ニコッ」
女の子達のお誘いは断れない
るぅあ「ありがとう‼︎私はるぅあ!ニコッ」
るぅあちゃんは少しリーダーシップがあって積極的だった
夜月「私は夜月!よろしく‼︎」
夜月ちゃんは元気で一番はないちもんめが楽しみそうだった
天羽「私は天羽ですよろしくおねがいしますニコッ」
天羽ちゃんはしっかりしててお姉さんみたいな感じだった
るぅあ「じゃあ夜月がお姉さんのチームね!」
そうやってチームが決まった
夜月「了解‼︎じゃあやろっか!」
ニコニコとしながら夜月ちゃんが言った
はないちもんめ!
あの子が欲しい
あの子じゃわからん!
相談しよう
そうしよう!
そうやって相談の時間が始まった
夜月「私の好きなところで良い?」
ところ?わからないが私は頷いてしまった
夜月「ありがとう!ニコッ」
きーまった!
夜月が欲しい
るぅあが欲しい
交換しよう
そうしよう!
るぅあ「目で良いかな?」
目という単語が聞こえたが空耳だろうと思ったが
夜月「うん!」
夜月ちゃんが元気に返事をしたと思ったら二人が相手の顔を触りブチブチッと恐ろしい音を出しながら相手の目を取った
私は恐ろしく腰を抜かしてしまった
天羽「私お姉さんの腕欲しいんですが…」
と天羽ちゃんが言い出した
貴方「…え?」
私は驚きすぎて間抜けな声が出てしまった
夜月「ずるい!私喉欲しい‼︎」
腕?喉?何を言っているのかわからない
でも逃げなきゃ行けない気がするッ!
ダッ
三人「待って‼︎」
そんな声を聞かず走って行く家に帰るその事だけを考えながら走っていたら家に着いた
貴方「はぁ…はぁ…」
息が絶え絶えで辛い
従兄弟に…月彩さんに…
月彩「あれ…遅かったね…」
いつもと従兄弟の雰囲気が違うが先程変なものを見たせいだと思った
月彩「もうッ…食べる準備できてないんだけど…」
ご飯を食べる準備だろうか少し楽しみにしてると
月彩「もうこのまま…」
歯をキラリと光らせた従兄弟は人食いザメのようだった
従兄弟との血のつながりや親を見たこと、聞いた事が無かったともう遅いことを考えながら口の中に入って行った
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