この作品はいかがでしたか?
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…森の中は何故か騒ついている…
虫の鳴き声か鳥の鳴き声とは違う…この声は…?
と、辺りを見当たしていると森の茂みと思われる所から
ガサガサ…ガサッ…
と、音が聞こえた。
私は刀をその方向へと向けた…
ガサガサガサッ…ガサッ、ガサッ
と、緑色のスライムが現れた。
奴は私に突撃してきて、襲いかかってきたのだ。
私は刀を振い、スライムを切り裂いた。
奴は切り裂かれるとドロドロに溶けてゆき消滅していったのであった。
「今のは…スライム?」
私は溶けたスライムをただ傍観しながらそう言った。
そして私はそのまま森を進んで行く…
森を進んで行くと少し広々しい空間へと来た。
薄暗い中、ぽわっと赤い灯が止まったのを目視した。
「な、なんでしょうか?奥から赤い灯がしましたが…」
そう思って近づいてみると…
「これは…赤色の…にん…ぎょう?」
と、私はそっと人形を持つ。
服装はオレンジっぽい色をしており髪は黄色だ赤いリボンが実にキュートな感じだった
急にドサッと人形が動くと、私はびっくりした。
刀を人形の方へ構えるが敵意がなさそうだ。
私は刀を下ろすと人形に敵意をないことを伝えると人形は寄ってきて懐いたのかは不明だが近くに寄り添ってくれた。
そしてそのまま人形を連れてきて森を駆け巡った。
そして人形についてわかったことがある。
まず一つ目はこの人形は火を放つ魔法に特化しているということ。
次に二つ目はこの人形の火は斬撃を繰り出すことができて、クールタイムは5分と長いが斬撃を放てる…と言うことだ。
早速目の前のスライムで試してみよう…
私は人形を掲げると赤く光り煌めき炎の玉が浮かび放たれる。
スライムは火の玉に命中するとボァッと燃え上がった。
スライムはジタバタして燃え尽き消滅した。
私達は更に森を進み光が差してきた時…
また広々しい空間へと来て今度は青色に光る人形が現れたのだ。
服装は水色と青色の服に髪はエメラルドグリーンの色でらとても綺麗だった。
先程の人形と同じように私についてきた…
私達は森を歩いていると…
なんと黄色のスライムと狼が現れた。私はスライムに刀を振るうがスライムは切られるがまだ消滅しなかった。
狼は私に突進してきて襲いかかってくる…そこに青人形が援護し狼の足元に氷を張る。
狼の行動を遅延さしている間に赤人形は黄色のスライムを燃やした。スライムは塵となり消滅していった…
その間に狼は怯えたのか逃げ出し、私達は森を進んで行くのであった。
先を見ると森の出口が見えた…
やっとここから出られるんだ…そう思っていたら
…カタカタカタカタ
と、何者かの音が聞こえた。それは…森の入り口に歩いていた魔物だ木の魔物で弓に矢筒を背負っている。
矢は鋭く刺さったらひとたまりもなさそうだ…とても恐ろしく感じる。
しかし、奴を倒さなければここを出ることはできなさそうだった。
私は刀を持つ…作戦通りいけば勝てる…私は奴に突進する。
奴は矢を弓に装填する…
きゅるるるる…ピュン!
と、矢は私目掛けて飛ぶ。そこに青人形が矢を凍らせ軌道を下に変え私は矢を掴み奴に投げた。
ヒュゥゥゥゥ…ザクッ
と、矢は奴の体に突き刺さるが何事もなかったかのようにまた装填しようとするが赤人形が後ろから奴を燃やす。
キィィィィィィィィィィー!
奴は激しい音を響す。私はその間後ろから刀を裂こうとした。青人形は凍らせ火を消した。
私の刀は奴の目の部分と思われし所に刺さった。
キィィクルクルクルッヒュンッヒュンヒュン!
と、奴は矢を乱射してきた。
私は何本か避けたのだが、右足、左肩、左肺に矢が刺さった。
肺に刺さったため呼吸困難に陥る。
「…や…ばい…はや…く…ここを…でなくち…ゃ」私は激痛に耐えながら森を出ていくのであった。
コメント
1件
出会ったばかりなのに人形たちの連携が取れていて、スイスイ進むかと思えば……結構なダメージを負ってしまいましたね。知らない世界に置かれるというのはやはりハードです……なんとか生き残って!