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モトキside


俺らは今何の行動にも移せないでいる

食事を摂る事も外に出て遊ぶ事も動画や編集だってやる気が起きない。

いつもどんな時も引っ張って誰よりも頑張っている彼奴が居なくなったからだ

俺があの日彼奴を止めていればこんな事には、ならなかったっていうのに


マサイside

俺は今精神がとてももろくなってやがて崩れそうなくらい、、ギリギリな状況になってきている

他の奴らもそうだと思う、副リーダーたるものここは行動しなくちゃいけないと思っているがとても出来そうにない

今彼奴がこの状況ならばみんなを元気づけられただろうなってずっと思っているあの日彼奴を気軽に止めていたのであれば今頃彼奴は、生きているんだろうな


遡ること1ヶ月前ー


シルク「海外に行くぞぉ〜」

ダーマ「何しに」


シルク「俺ちょっと先に行っといてもいい?」

ンダホ「なんで?」

シルク「先に行ってやる事があるからさ」

マサイ「おう!気をつけろよ!」

シルク「分かった!バイバイ」


シルクside

この時俺は言えばよかったのか?と悩んだ。俺の勘はこの飛行機は大丈夫なのか?と疑っているのだ

普通だったら点検もしているし大丈夫と思うこともあるだろうが俺の勘はよく当たるから怖い

かと言ってアイツらも一緒に乗って皆が危ない事に晒されるのは俺が嫌だから俺がこの飛行機に乗ってアイツらが次の飛行機に乗ることになった*⋆✈︎

でも、俺の勘は当たってしまった

飛行機のエンジンが燃えて墜落してしまった


シルク(俺死ぬのか?)

シルク「マサイ、モトキ、ンダホ、ザカオ、ダーマ」

シルク「今までありがとう(´•̥ω•̥`)」

乗客「きゃぁぁぁあ」


ンダホside

緊急ニュースがスマホ📱から流れてきた。そこには、さっきシルクが乗っていった飛行機が墜落したと言っていた

俺は、悲しみと自分に対する怒りで心がめちゃくちゃになっていた。

それでも悲しみの方が大きくて俺はすぐに泣いた、横を見ると俺以外のメンバーも泣いていた


ダーマ「どうしてポロ」

モトキ「シルクは?シルクはどうなんの?ポロポロ」

ンダホ「グスッポロポロ」

マサイ「俺が、止めていれば」

ザカオ「何であの飛行機に乗らせちまったんだポロ」

とメンバーがそう言いながら泣いていた。さらに、ニュースから追い討ちをかけるようにして飛行機で生きている人がいる確率はとても少ないと書いており飛行機の画像が1枚だけあった

そこには、飛行機が逆さまになって燃えている写真だったこの写真でもっと泣いた


ダーマside

シルクが乗っていた飛行機が墜落したというニュースが入ってきた。

俺は彼奴に恩を返すことが出来ないのかと悔しくなった。

俺は、誰よりもスマホの操作が得意だからいち早くシルクがいる病院にを察知した、言葉で伝えようとするも悲しさで上手く言葉で伝える事が出来なかった。

ダーマ「おいポロお前らポロポロ」

ンダホ「グスッポロポロ」

ダーマ「シルクがいる病院にポロポロ」

ダーマ「行くぞポロポロ」

マサイ「分かるポロのか?」

ダーマ「○○病院だグスッ」

ザカオ「早く行こポロ」

モトキ「コクッ(* . .))」


マサイside

俺はダーマからシルクが居る病院を教えてもらったから今彼奴がいる病院に向かっている。ンダホも運転出来るけど自分に対する怒りや悲しみで手が震えていたところを見た、実際俺もそうだ

今シルクが居ないこの車の様子はとてつもなく静かだ、ここでも彼奴がどれほど大切なのかがよくわかった。


病院に入ると腕が1つ無いシルクと知らない家族が泣いていた。


ザカオside

シルクの腕が1つ無い姿を見て俺は驚いた。他にも色々な傷跡があるが明らかに目立っていたのだ、なんでこんな目になったんだよいちばん頑張ってんのはお前なのにどうしてという思いが何度も何度も俺の頭の中を横切った。

赤ちゃんを抱いたお母さんが泣きながら話をしてくれた。

シルクside

この飛行機は、もうすぐ墜落するらしい。彼奴らに今までありがとう楽しかったって笑顔で別れたかったなと思う

乗客は、パニック状態でこの飛行機の中はうるさくなった。泣いている人も沢山いた。俺は周りを見た。妊婦さんがいた、こんな所で死んで欲しくない!こういう思いがあれを動かしたのか俺は家族の元へ行っていた

シルク「すみません」

妊婦「はい、」

シルク「そこの女の子も聞いてくれる?お父さんも」

女の子「うんヒッグ」

シルク「俺は出来るだけ貴方達を庇います。できるかどうかは分かりません」

お父さん「そんな事したら貴方は死んでしまいますよ!」

シルク「俺は貴方達を守らなくても死んでいると思うので守った方がいいと思うんです。」

妊婦「えっ?」

シルク「妊婦さんですよね?じゃあもっと守らないとじゃないですか」

シルク「もし生き残ったら俺の分まで生きて下さい」

シルク「そして子共を産んでください」

女の子「お兄ちゃん名前はなんて言うの?」

シルク「フィッシャーズのリーダーシルクです」

女の子「シルクお兄ちゃん?」

シルク「何?」

女の子「ありがと」

シルク「うん😊どういたしまして」

シルク「もうすぐ地面に墜落すると思います」

妊婦「はい」

シルク「お父さんも出来るだけ女の子と妊婦さんを守りましょう」

お父さん「わかりました」

お父さん「ごめんなぁ痛いかもしれないけど頑張ってなぁ」

女の子「ポロポロヒッグポログスッ」

女の子「シルクお兄ちゃんポロ怖いよぉ〜グスッ」

シルク「大丈夫、大丈夫誰がきっと助けに来るから、ね?」

女の子「ゔんポロ」

シルク「最後にあなた方にお願いしてもいいですか?」

妊婦・お父さん「はい/何でも」

シルク「フィッシャーズのメンバーに会ったらありがとうって伝えて下さいポロポロ」


お母さん「ありがとうって伝えて下さいと泣きながら笑顔で言われました」

お母さん「……」

マサイ「ポロポロポロ」

ンダホ「グスッポロポロポロ」

ザカオ「ヤダヤダヤダ認めたく無いポロ」

お母さん「シルクさんが居なかったら私達と赤ちゃんどっちも死んでいたと思います。」

お父さん「シルク君のスマホ📱ですけど」

モトキ「ありがとうございますポロ」

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