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メリーさんの執事【R.s.༗】

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メリーさんの執事【R.s.༗】

89 - 《極夜ノ暁金 編》第八十九 - クモリ

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2025年04月14日

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記録物語-R.s.༗《レェズ》メリーさんの執事《極夜ノ暁金 編》の続きでございます…では、続きをご覧下さい。作者より



バラード「このぐらいじゃぁ……カスリもしねぇよぉ」素早い動きで糸を切り払い少しずつ近づいて行く。

ネメシス「っ……もっと、慣れなくちゃ当てられない…」クロートーの扱いにまだ慣れないネメシス…

少しの余裕も無くバラードは迫り来る、ネメシスはゆっくりと背後に後退りする。

バラード「そのまま逃げたってよぉ…無駄ぁ……今頃あのガキも困ってるんじゃぁねかぁ?…」…

ネメシス「ここは何処なの……ここで何をしているの!…」

バラード「あぁ?知ってここにいる訳じゃねぇのかぁ?…まぁ教える必要もないいだろぅがぁ」腰あたりから触手の様なモノが4本生えネメシスを襲う…

ネメシス「いっ……」

僅かに隙ができた所からネメシスは足元を狙われて怪我を負う。

ネメシス『……仕方ない…危ない掛けになるけど…トンネルを壊して…』

そう考える一瞬クロートーを下げ…


ネメシス「凍る吹雪[コンヘラル ブリザード]!」トンネルの通り道を塞ぐ様にバラード事狙い撃つ…


バラード「あぁ…効かねぇっ」

画像

おおい尽くす氷を簡単に壊しくずが、気づくと目の前には氷の壁ができていた。


そして〈ドゴロゴゴ〉っと岩や土が崩れる音が鳴り響く…

バラード「あぁぁア!面倒くせえなぁ」イラつきながら氷壁を壊し穴をあける。


……トンネルを崩し足止めしたネメシスは、クロートーの糸で余分に崩れかけそうになった通路を保持し少し補強していた。

ネメシス「……急がないと、もしかしたらココは良く無い場所かも」

砂埃を払いクロートーを解除し、一気に奥まで走り抜ける。


そこそこの長い距離があったが、走っているとαメリーの後ろ姿が見えて来た…

ネメシス「αメリー!」

αメリー「ん?…わぁあ」振り向きネメシスの方に走りよる

ネメシス「何もなかった?」息を整えてαメリーに抱きつく…


αメリー「うん!大丈夫だったよ…」


……「ネメシスお姉ちゃん」……


ネメシス「!…」

その一言に違和感を感じる……

だが…既に遅かった……


バラード「誘誤斬[イザゴザ]」

一瞬にして偽αメリーの幻影からバラードが現れてネメシスを刺す。

ネメシス「…グッ……アァッ!!」

バラード「幻影に触れたなぁ……苦労したなぁ…ここまでやるのわぁ」

右腕の刃を抜きネメシスを地面に倒す。

ネメシス「っ……どうやって…」

バラード「知らなくてもいいだろうがぁ…そんな事はぁ」

ネメシス「クロートー(紡ぐ者)!」

バラード「チッ…たぁ考えろぉ」

素早い切りでネメシスの腕を斬りつける。

バラード「お前がぁ1人でぇ戦えるわけねぇよなあぁ……あの男が居ての事ぉ…」

バラード「呆気ないなぁ……」

右腕の刃を振り下げられる…

ネメシス『意識が…』…



イネス『紡ぐ糸は1人よりも多数の方がより強度に太く繋がる』…


αメリー「助けて!」

クロートー『アナストロフィフォーチュン[逆転ノ運命] 』

無数の捻れた力場が徘徊しクロートーが動き出しネメシスを包み込む…

イネス『意識して…大切な記憶と思い出が守ってくれるから』αメリーに話す…


動き出すクロートーの手から現れる金色[コンジキ]の糸がネメシスを完全に無傷に治す。

イネス『切られ無かった…傷は無かった……ただ…そうだっただけの運命』


バラード「何だぁ?あぁぁアア!そういう事かぁ…お前じゃねぇガキが運命の持ち主かぁぁよぉ」

ネメシス「αメリー…」

バラード「……大切なら取りに来いよなぁ……」αメリーにそう言いネメシスを掴みその場から離れる…

ネメシス「来ちゃ……」何かを言おうとするがバラードに口止めされる。

αメリー「待て!」走り追いかける…



バラード「……」

振り向きαメリーの様子を見る…

バラード『そろそろか』…

ほんの少し数分だけ走り去り止まり…


後から追いつくαメリー…

αメリー「追いついた」


バラード「ついてくるなぁ……そんなに大切かぁ〜お前の両親よりよぉ?」

αメリー「どっちも大事!」

バラード「そうかよぉ…だったら選んでみろよなぁ…親かぁコイツかぁ」

ふと気づくと、ネメシス以外に囚われた2人の男女が現れる…

αメリー「お父さん…お母さん……」目の前に居る死んだはずの両親に驚く。

バラード「俺はぁそこまで厳しいヤツじゃぁねぇからよぉ…コレでぇチャンスを与えてやるからなぁぁ」αメリーに向けて母親を押し出し解放させる…

偽αメリーの母「ク…クレイナ?クレイナなの?……」怯えた声でαメリーに近寄る。

αメリー「……ウ…うん…そうだよ」ゆっくりと近づく…

ネメシス「!!」『ダメ!』危険を知らせたくても声が出ない。

バラード『溶け込めぇ…そのままよぉ』


偽αメリーの母「おいで……」

αメリー「……」……

……αメリーは、偽αメリーの母に近づく

偽αメリーの母「……」αメリーに触れようと両手を広げて近づき抱きしめる…


……捕まえたぁ……


バラード「誘誤斬[イザゴザ]」

一瞬にして偽αメリーの母の幻影からバラードが現れる。

バラード「コレでおわりだぁなぁ〜」


αメリー?「ふふ…奇遇ですね……私もそう思っていた所でした」男性の声で不敵な笑みを見せるαメリー?から蒼い炎が湧き上がりバラードを襲う…


バラード「誰ダァぁ!」炎を振り払いαメリー?の腕を掴む…


ラス「その面は久しですね…いや、今は初めまして…バラード」

……バラードが掴んでいたのはαメリーではなく変装したラスであった。

ネメシス「!…」

……クロートーの女神像からαメリーが顔を出し、ネメシスを助けだす。

αメリー「ラス!」手を振る

ラス「このまま燃え尽きてもらいます……今度は何一つ残さずに…」

バラード「そのぉ顔ぉラプラス」…

……ラスの出す炎により焼かれるバラード、抵抗しようとラスを一振りし逃れようとするが、クロートーの糸が腕に絡まり動きが止められる……


バラード「ぁぁああ!」右腕の刃から目で見えるほどの細かな粉塵が放たれるのが見えるが…全て炎に燃やされる。

肉体は溶けてバラードは灰すらも残らぬ無へと燃え尽き消えていった。



その燃えたぎる炎を見るラスは一呼吸すると突然目の前に偽のアンデルセンが現れ見えて来る。

ラス「………あぁ…」

偽アンデルセン『……進め』

……偽アンデルセンと目が合うラス。

ラス「…コレで少しは、地獄でも天国にでも居る主が報われるだろうか……」『バラードの右腕から出る粒子フェロモンを触れた者は異常をきたす…吸った者は幻を見る……だから…コレは幻[ニセモノ]』…

手を伸ばし偽アンデルセンを消す。


……モベノ『迷えるの…成した』……

ふと…何か声が聞こえ、鐘の音色が一瞬響き鳴る感覚が来る。


ラス「この音は?……いえ…構いませんね。…さて、戻りましょう!」

αメリー「行こう、ネルティ叔母さん」ネメシスの手を取り軽く引っ張る。

ネメシス「……えぇ」αメリーの手を握り立ち上がる。

ネメシス「……」αメリーを見つめる。

αメリー「?…えへへ」笑顔をみせる。


ネメシス『……今もココで見ているかしら、この子の姿を…事が終わるまで…』そっと片手を胸に当て考え感じこむ。…

……今の私よりも逞しいわよ……


そして、3人は奥へと進む……。




続く→





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