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翌朝
ソア
「……眠い。」
昨日の寝落ち電話のせいで
完全に寝不足だった
セナ
「え、なにその幸せそうな顔。」
ソア
「してない。」
セナ
「絶対した。」
「しかも夜電話したでしょ。」
ソア
「なんで分かるの…。」
セナ
「分かりやすすぎ。」
その時
ガラッ
テオが教室へ入ってくる
女子たちが騒ぐ中
テオは真っ直ぐソアを見る
目が合った瞬間
テオ
「……。」
少しだけ笑った
ソア
「っ……。」
無理
朝から心臓がもたない
昼休み
ソアは購買へ向かっていた
すると
女子
「テオくんって彼女いたんだ〜。」
「ちょっとショック。」
知らない女子たちが
テオを囲んでいる
ソア
「……。」
分かってる
人気あるって
でも
胸がモヤモヤする
その時
女子
「ね、今度写真――」
テオ
「無理。」
女子
「え〜冷たい!」
テオ
「彼女怒るから。」
ソア
「……っ。」
突然こっちを見るテオ
絶対わざと
女子たちが一斉に振り返る
ソア
「な、なんでこっち見るの!」
テオは小さく笑って
そのままソアの方へ歩いてくる
テオ
「何。」
ソア
「別に。」
テオ
「機嫌悪い。」
ソア
「悪くない。」
テオ
「嘘。」
近い
廊下なのに
普通に距離近い
テオ
「嫉妬してる?」
ソア
「してない!」
テオ
「してる顔。」
ソア
「……っ。」
否定できない
するとテオは
少し嬉しそうに目を細めた
テオ
「よかった。」
ソア
「何が。」
テオ
「俺ばっか好きじゃなかった。」
その言葉に
胸がぎゅっとなる
ソア
「……ばか。」
テオ
「うん。」
そう言って笑う顔が
今日もずるいくらい好きだった