episodeぐちゃぐちゃの桃と新しいマンゴー
その後はあっという間だった。
スムージーを飲み終えた後、私は意識を手放した。
アシド「麻弥~!!おーきーてー!! 」
「ん、おはよ…。」
と目を覚ますと、芦戸ちゃん、麗日ちゃん、
梅雨ちゃんがいた。
みんなはもう、寮に戻ったらしい。
ごめん、と言いながらバスをおりる。
スムージーを忘れた事に気づいた。
「あ、ごめん先いっててー」
と私はUターンしバスの中に戻る。
スムージーのゴミをポッケに無理やり突っ込み寮に戻る。
部屋に戻り窓を開けると綺麗な満月が見えた
秋の匂いを感じながら、月を見る。
ヴィラン連合のみんなと会ったのは今日みたいな満月だった。
死柄木はよく思わなかったのか機嫌が悪かった。
荼毘は興味無さそうに椅子に腰をかけて
トガちゃんは私に質問攻めしてた。
コンプレスはそれに困っていた私を助けてくれた。
最初は本当に優しい、暖かい人と思っていた。何でヴィラン連合に入った理由も分からないぐらい、自由な姿を見ていると、自然と安心した、私がいた。
明日は休み、久しぶりに外にでも出ようかな
と思い、早く寝ることにした。
次の日みんなより早く起きた私。
早く寮から出て先生に許可を取り門を潜る
コンビニにより、スムージーを買おうと
見てみると、桃がなく、マンゴーにした。
いつも自然と桃を選ぶので、初めてマンゴーを飲むという、ワクワク感で、レジに足を早めた。
私は元家まで来た。
何となくどうなったか見たかった。
でも、もう今更かな。
と思いつつ近くのカフェに入る。
芦戸ちゃんが、助けてくれた大切な場所。
私はオムライスを頼み携帯をいじると前に背丈が少し大きい人が座った。
顔がよく見えない。
??「なぁ、麻弥…。お前どこいってたんだよ。」
聞き覚えのある声に私は顔をあげる。
「荼毘…?、」
顔のフードをあげた瞬間わかった。
荼毘だった。
何を話していいのか分からなかった。
私は裏切ってしまったのだから。
ダビ「何で、裏切ったんだよ。」
「…、」
何も言えない。
荼毘からしたらこっちがヴィランだ。
仲間を裏切った最低の。
ダビ「…、歩こうぜ」
私は従うしか無かった。
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