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怖いんだ。
毎日。
みんな離れていくんじゃないかって…
そう思うと怖くて…
スマホを開くたび、
仲の良かった友達がどんどん有名になっていく。
本当なら嬉しいはずなのに、
心のどこかで置いていかれた気がしてしまう。
私だけが取り残されているような気がして、
苦しくなる。
離れていった人はもう沢山いる。
喧嘩をして、
前みたいに笑えなくなった友達もいる。
気づけば、隣にいたはずの人たちが遠くに見えていた。
家に帰っても安心できなかった。
家族だって壊れそうで、
居場所なんてどこにもない気がした。
だから何もしたくなくなった。
全部投げ出して、
ただ楽になりたいって思った。
でも今でも消えないんだ。
「また離れていくんじゃないか」
「また置いていかれるんじゃないか」
そんな声が頭の中で何度も繰り返される。
人気になった友達を見つけるたび、
胸が締め付けられる。
羨ましかった。
悔しかった。
だけど、本当に欲しかったものは違う。
私はただ、
認めてほしかった。
頑張ったねって言ってほしかった。
褒めてほしかった。
必要だよって言ってほしかった。
愛してほしかった。
離れていく背中を見るたびに、
私はずっと、
その言葉を探していたんだ。
それでも私は、
誰かを大切にしたいと思ってしまう。
傷つくのが怖いのに、
離れていくのが怖いのに、
また誰かと笑いたいと思ってしまう。
きっと私は、
まだ諦めきれていないんだ。
認められたいことも、
愛されたいことも、
誰かと一緒にいたいことも。
だから今日も、
怖さを抱えたまま前を向く。
いつか、
「置いていかれるかもしれない」じゃなくて、
「ここにいてもいいんだ」って
思える日が来ることを願いながら。
置いていかれたくない。
ただ、それだけだった。
みんなが前へ進んでいく。
友達が人気になって、
たくさんの人に見つけてもらって、
たくさんの人に愛されていく。
本当は喜びたいのに、
心のどこかで怖くなってしまう。
次は私が置いていかれる番なんじゃないかって。
離れていった人は沢山いた。
信じていた人もいた。
大切だった人もいた。
だから「大丈夫」なんて言葉を、
簡単には信じられなくなった。
家にいても苦しくて、
誰かといても不安で、
一人になるともっと苦しくて。
気づけば、
自分を傷つけても何も変わらない世界を見つめながら、
ため息をつく日々だった。
どうして私じゃ駄目なんだろう。
どうして認めてもらえないんだろう。
どうして愛されないんだろう。
そんな言葉ばかりが頭の中を巡っていた。
だけど本当は、
有名になりたかったわけじゃない。
誰かより上になりたかったわけでもない。
ただ、
「あなたがいてくれてよかった」
その一言が欲しかっただけなんだ。
置いていかないで。
見捨てないで。
私もここにいるから。
ずっと、
誰かにそう伝えたかったんだ。
それでも私は、
今日も誰かを信じたいと思ってしまう。
何度傷ついても、
何度置いていかれる気がしても、
心のどこかで、
「今度こそ離れないでいてくれる人がいるかもしれない」
そう願ってしまうんだ。
「置いていかないで。」を読んでくれてありがとう。
こうやって物語の後話すの久しいね。
これは、自身の実体験でもあり、
一部でもこう思ってる人がいるんじゃないか。
って思って、作りました。
最後まで読んでくれてありがとう。
コメント
1件
Minさん、読ませていただきました。 「置いていかれる」その不安が、こんなに細やかに描かれていて、胸の奥がぎゅっとなりました。「有名になりたかったわけじゃない」「ただ認めてほしかった」——この本音の部分に、すごく共感します。自分も同じ気持ちを抱えたことがあるから。 それでも「また誰かと笑いたい」と思える強さが、最後にちゃんとあって、そこに希望を感じました。実体験を作品にしてくださって、ありがとうございます。続きも楽しみにしています🌷