__18 いつも通り
阿部side
 
 
 阿「今日はお姫様だからね?流亜は。笑」
 
 
 一日、思いっきりお姫様扱いしたかった。
 
 
 思いっきり堕として、堕ちなかったら応援する。
 
 
 その決断をしたかった。
 
 
 阿「可愛いとか、いっぱい言うね?」
 
 
 そういうと、流亜は真っ赤な顔で頷いた。
 
 
 阿「流亜、可愛いよ?今日の服も、」
 
 
 今日向かうのは、遊園地。
 
 
 阿「最初何乗る?手繋ぐ?」
 
 
 はしゃいでしまう俺が、情けない。
 
 
 流「んー、お腹減ったかなぁ、笑」
 
 
 阿「何食べる❓」
 
 
 流「チュロスとか❓笑」
 
 
 阿「おー、いいね、食べよ❓笑」
 
 
 ふっかって、すごいなぁ……
 
 
 人って、どうやって、堕とすんだろう…
 
 
 わかん、ないなぁ、……w
 
 
 流「絶叫マシン乗りに行こ❓」
 
 
 阿「う、うん、」
 
 
 正直、絶叫マシンは苦手だ。
 
 
 怖いから、やだなぁ、
 
 
 だけど、流亜の前では、弱いとこ見せられない…
 
 
 流「きゃぁぁぁ、」
 
 阿「っ、」
 
 
 流「……絶叫、苦手だった?」
 
 阿「あ、いや、あの、ちょっと、ね?」
 
 流「手、繋ごっか、?大丈夫、?」
 
 阿「あ、お願い、してもいい?」
 
 
 俺、どこまで、ダセェんだよ、
 
 
 こんままじゃ、やだ、…
 
 
 
 絶叫マシンを降りると、流亜がグタグタな俺をベンチに座らせてくれた。
 
 
 流「無理やりのせてごめんね、?大丈夫…?」
 
 
 阿「いや、俺が言わなかったのが悪いし、ダサいとこ見せてごめ…」
 
 
 流「ダサくなんかないよ。あべちゃんは、いっつもカッコいいよ?」
 
 
 阿「…じゃあさ、あべちゃんじゃなくて、亮平って呼んでよ。」
 
 
 阿「男としての俺、好きになって?」
 
 
 そういうと、自分でもわかるくらい、目がすぅ、っとなって。
 
 
 いつのまにか、唇が触れていた____
阿「…どうしたら、いいの。わかんない。怖いよ」
流「……私も、わかんない、」
阿「え?」
流「ふっかさん好きだったはずなのに。あべちゃん見てると、なんか違う気持ちに、なっちゃう」
流「恋、かもしれない、」
阿「え、俺に、恋、してる、?」
流「う、うん…」
阿「その、っ、付き合って、くれる、?」
流「うん、」
何、この告白。
だっせ、
だけどこんなのもたまには悪くないなと思った。
すみません!
あべちゃん難しすぎた、
下手だった……
 
 
 
 
 
コメント
2件
いや、うん、最高だよ、うん((うんしか言ってない