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しんちゃん
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ろあ@ペア画ちゅ ~
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いもむし
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ーらいと視点ー
撮影が再開されて、しばらく経った。心音はさっきと変わらず、みんなと話している。笑って、ボケて、ツッコんで。一見するといつも通り。
…だけど、
li) (なんか変やな…。)
らいとは心音の様子が気になり、そわそわしていた。撮影が始まってから、何度も水を飲む。今日は実写撮影で、踊ったりもする。喉が渇くことだってある。だから、仕方がないと分かっているのに…。
li) (なんでこんなに引っかかると…?)
心音がまた、ペットボトルへと手を伸ばす。ゴクッと水を飲んで、息を吐く。その直後、一瞬だけ心音の顔から、笑顔が消えた気がした。
li) (今のは…?)
ほんの一瞬。けど、見間違いだとは思えない。
so) らいと?
li) ん?
らいとは突然名前を呼ばれ、顔を上げる。心音がこっちを見ていた。
so) どうした?
li) いや…。
思わず心音の顔を凝視する。やっぱり顔色が少し悪い気がする。でも、心音はいつも通り笑っていた。
so) 俺の顔なんかついてる?
li) いや、なんもなかと。
心音は「そっか」と笑う。その笑顔を見てらいとも笑い返す。…だが、
li) (ほんとになんもなかと…?)
そう聞きたかった。でも、聞けずにいた。
cl) しお~ん!
so) なんすか~?師匠!
ころんが心音を呼び、すぐに走っていく心音。いつもの笑顔。その瞬間、心音の手からペットボトルが滑り落ちる。
――コトッ
so) あ…。
心音が慌てて「ごめんごめん!」と笑顔で言いながらペットボトルを拾う。
li) 心音…。
思わず名前を呼ぶ。
so) ん?
li) いや…、なんでもなか。
結局、何も言えなかった。
心音は不思議そうに首を傾げると、ころんのもとへと走っていった。その背中を見つめながら、らいとは小さく呟いた。
li) 気のせい、なんかな…。
この時のらいとは知る由もなかった。今日一日で、心音が何度も「笑顔」を作っていたことを。そして――
その笑顔の裏に、何を隠していたのかも。
コメント
2件
不穏すぎて心臓止まる…
第5話読んだよ〜! らいとの視点から心音の違和感をひたすら見つめる感じ、すごくもどかしくて切なかった😭💦 「なんか変やな…」って思っても聞けなくて、ペットボトル落とした瞬間の緊張感ヤバかった…。 笑顔の裏に何か隠してるの、絶対あるよね。続きが気になって仕方ないよ〜! 次も楽しみにしてるね⋆♡