続きです
どうぞ!
⚠太中⚠
⚠BL⚠
⚠男性妊娠⚠
中也 「ただいま…」
太宰 「あ、おかえり♡中也♡」
中也 「嗚呼…」
恋人である太宰にちゃんと話さないといけないと思い俺は太宰に報告をする為にリビングのソファーに座らせた
太宰 「どうしたの?」
中也 「太宰…真剣に聞いて欲しい事があるんだけど…」
俺がそう言うと太宰はさっきとは真逆の真剣な顔になり「なぁに?」と、優しい声色で聞いてきた
中也 「俺は……妊娠出来るらしいんだ…」
ーーー太宰視点ーーー
中也が帰ってきてから元気が無かった、帰って来てからって言うか外で何かあったと言う感じだった、
僕は中也に呼ばれリビングのソファーに座った、僕を座らせたと思ったら中也が少し困った顔で僕に
中也 「太宰…真剣に聞いて欲しい事があるんだけど…」
と、言われた為僕は別れ話をされるのじゃないかと思い内心凄い焦っていた、でも中也に察され無いように優しい声ででも真剣な顔で「なぁに?」と訪ねた
中也は少し安心したのか口を開いた
中也 「俺は……妊娠出来るらしいんだ…」
中也の口から出た言葉は其れだけだった
太宰 「え…?」
僕の口から出た声はとても間抜けな声だった
中也 「何かすっっっっごい稀な躰らしい… 」
今日、中也は初めての健康診断だから多分今迄気が付かなかったのだろう、健康診断をした結果中也の躰は子を身ごもることが出来るとわかって中也はとても不安なんだうな…
中也 「それで…」
中也がまた話し始めた
中也 「俺……妊娠してるらしい…」
太宰 「は…」
僕は中也が妊娠出来るとわかった瞬間泡を吹くかと思ったけど、今度こそ本当に気を失いそうだ…
太宰 「ちょ、ちょっと待って?中也が妊娠?誰との子?」
僕は少し苛立ちながら中也に問いかけた
中也 「えっと…」
太宰 「もしかして浮気してたの?」
中也 「ち、違う!浮気なんてしてない!!」
太宰 「じゃあ誰との子供なの?」
僕がまた同じ質問をすると中也は顔を真っ赤に染めながらとても小さな声で「太宰との子供だ…」と言った
太宰 「え…本当に?」
信じられないと思い、中也に再度確認をした中也は声を発さないで真っ赤な顔で頷いた
僕は嬉しくてたまらなくて中也を抱きしめた
太宰 「本当の本当に僕と中也の子?!」
中也 「おう…///」
ーーー中也視点ーーー
俺は子が作れると言っだけで振られると思っていたけど、太宰の口からは別れると言う言葉は出てこなかった
何なら太宰との子を妊娠していると言った時の太宰の顔は今迄見てきた中で1番と言っていい程嬉しそうな笑顔をしていた、
中也 「(俺がしてた心配は要らなかっんだな…)」
そんな事を考えていたら太宰がまた俺に問いかけてきた
太宰 「中也は産みたい?」
中也 「え…」
俺が悩んで居ると太宰が優しい声で俺に
太宰 「僕は別に何方でもいいよ?中也との子は嬉しいけど無理に産ませようとか堕ろせとかは絶対に言わない」
太宰は真剣な顔で俺を見ていた
中也 「俺は…」
太宰 「うん」
中也 「此奴を…産みたい」
俺の返事に太宰は満足そうな笑顔を向けてきた
太宰 「実は僕も産んで欲しいなって思ってたんだ」
中也 「本当?!」
太宰 「うん!」
太宰 「僕達は未だ15歳だ、そうなると周りから色んな目で見られると思うけど…」
そう、俺達は未だ15歳…
15歳で子供を産むのは女でも白い目で見られる、だから俺もどうしようと考えていた
中也 「嗚呼…わかってる」
太宰 「中也が産んでくれると決めたなら僕は其れを全力でサポートさせて貰うよ!」
中也 「おう!サンキュー!!」
月日は経ち、俺達の子が産まれた
中也 「太宰!見てみて、女の子だ…」
太宰 「うん…とっても可愛い」
中也 「髪色、太宰と一緒だな!」
太宰 「そうだね、」
太宰は「本当に僕と中也の子なんだね」と嬉しそうに微笑んでいた
そこで俺は太宰に前からずっと考えていた事を提案した
中也 「なぁ、太宰…」
太宰 「ん?どうしたの?」
中也 「俺、此奴の名前”ももか”がいいんだ」
太宰 「ももか?」
中也 「おう、桃の花って書いて桃花」
太宰 「うん、いい名前だね」
中也 「ありがと…」
太宰が否定しない事位わかっていたが、太宰が「桃花」と、愛おしそうな顔で呼んでいて俺は凄く幸せだなと思った
今回はここ迄です
次回もお楽しみに!
コメント
3件
最高すぎです…!桃花ちゃんか…!いい家族になりそうですね✨️
最高です...!! 続き楽しみにしてます!︎💕