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※作者の妄想
※☃️+🍌 友情系
※☃️くん視点
※口調迷子
――――――
【では、明日の天気です。明日は全国的に大雪に警戒を…】
「…どーせ、降らへんやろ」
何気なくつけたテレビはちょうど明日の天気を伝えていた。
明日は雪予報
それも全国的にだそうだ
飲み物片手にソファに座ると むぎくんが膝に乗ってきた
「なぁ、むぎくーん。明日は雪らしいよぉ」
にゃー。
最近の天気予報はほんまよく当たる
よく当たるけど雪予報だけは…雪予報だけは僕は信じへん!
幼い頃から何度も何度も裏切られた
「明日は雪やぁ〜」って喜んだ幼い僕
実際降った量はちらほらと…「ホコリかッ!!」
と幼い僕も突っ込んでしまうような量
それから幾度となく
雪が降る!降らない!降る!降らない!…と繰り返し
今の年齢になったわけ
「はぁぁぁあ、一度でええから一面銀世界を見てみたぃぃいい」
むぎくんを、ぎゅーーーっと抱っこすると
に゛ゃぁ!!と嫌がられてしまった
「あぁ!ごめんごめん、むぎくん」
…まぁ雪は多分降らへんけど気温は低いし
あったかくして寝るに越したことは無いか…
僕はいつもより一枚多く毛布を出してその日は眠りついた。
―――――
…しんっ
その日の朝はものすごく静かだった
音がないって言うんかな
僕の目覚めもスッキリしていて
不思議なくらい静寂だった
ぶるっ…
「…さっぶ」
寒い、尋常やないくらい寒い
こんな寒さ今まで感じたことない
「え、もしかして風邪引いた?」
おでこに手を当てるけど熱はない
ならこの寒さはなんや???
毛布をぐるっと身体に巻いてベッドからリビングに向かう
リビングもいつもより、いや、いつも以上に冷えている
「…まさかほんまに雪降ったん?」
ひんやりするカーテンを掴んで勢いよく開けた
「うぉおおおおおおお!!!!!!!」
真っ白!!
真っ白!!!
真っ白やぁぁあ!!!!!
どこを見ても辺り一面真っ白!!!
これや!!僕がずーーーーーっと見たかった景色
「すっげぇえええええ!!!銀世界やあ!!」
めちゃくちゃ興奮した
だってずっと見たかった景色が目の前に広がっているんだ
「むぎくん!!見て!!雪やで!雪!!!」
にゃー。
やばい!!誰かにこの興奮を伝えたい!!!
スマホを取り出して時刻を見る
10時過ぎ まぁ多分、起きてるでしょう!!!僕も起きたし!!!
コールが鳴る
ドキドキ…ドキドキ…
「もしもッ「おんりーーーーーー!!!!!!」
寝起きのおんりーの声を遮って僕は元気よく名前を呼んだ
―――――――