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#鬱展開
Mist-404
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mogyumogyuGemi
646
Az・Genesis最深部
ゴゴゴゴゴ……。
巨大な封印扉がゆっくりと開いていく。
溢れ出す能力波により、施設全体が震え始める。
タジ達からの通信が入る。
「惣一さん!」
「能力波が急激に上昇しています!」
「このままじゃ施設そのものが崩壊します!」
惣一は冷静に答える。
「第二班は救助を最優先。」
「研究データも可能な限り回収しろ。」
「了解!」
間宮トオル
間宮はGenesisの前で両腕を広げる。
「見たまえ!」
「これが人類の進化だ!」
ソウヤは一歩踏み出す。
「違う!」
「これは人を苦しめて手に入れた力だ!」
間宮は笑みを崩さない。
「歴史とは犠牲の上に築かれる。」
「私はその歴史を完成させる。」
イレイダが刀を抜く。
「ソウヤ。」
「話はもう十分だ。」
ソウヤは頷く。
「ああ。」
「止めよう。」
第二班
施設内では、結衣たちが能力者たちを避難させていた。
結衣は治癒能力で負傷者を癒やし、柚季は飛行能力で子どもたちを安全な場所へ運ぶ。
小雨は暴れる能力者を眠らせ、雛儀は迫る警備兵を迎え撃つ。
その間、タジと夢幻は研究サーバーへ侵入していた。
「暗号解除……完了!」
大量のデータが画面に映し出される。
夢幻が一つのフォルダを開く。
《Project Genesis》
さらに奥には、閲覧制限付きのファイル。
《Project AZ》
皆が息をのむ。
「これ……。」
「Azの名前の由来じゃない!」
さらに表示された資料には、いくつもの名前が並んでいた。
間宮トオル
オールドマン
一 仁
北条セツナ
夢幻は静かに呟く。
「間宮ですら……。」
「ただの管理者なのか?」
ハルシオン
ハルシオンではフランが地下の能力波を見つめていた。
ベルソルトが尋ねる。
「艦長。」
「あの反応は……。」
フランは静かに答える。
「封印が緩み始めている。」
「Genesisは兵器ではない。」
「封印を維持する装置だった。」
艦橋に衝撃が走る。
ヴァフズルーズが目を見開く。
「では間宮は……。」
「封印を解いている。」
フランは帽子を深く被り直した。
屋上
施設の屋上。
マランは地下から伝わる能力波を感じていた。
そこへ静かにデウスが姿を現す。
「来たか。」
マランは振り返らず言う。
デウスはGenesisを見つめる。
「四百年前。」
「あの封印は零と仲間たちが命を懸けて施した。」
マランが尋ねる。
「中にいるのは誰だ。」
デウスは静かに首を横に振る。
「今はまだ話せない。」
「だが、一つだけ言える。」
「敵ではない。」
Genesis最深部
封印扉が完全に開く。
暗闇の奥から、一人の青年がゆっくりと歩いてくる。
白い長髪。
純白の衣。
黄金色の瞳。
その姿に、間宮は歓喜する。
「ついに……!」
「あなたこそ私の理想!」
青年は間宮を見つめる。
その瞳には怒りも喜びもない。
ただ、深い悲しみだけがあった。
「……。」
「また、人は力を求めたのか。」
間宮が一歩近づく。
「共に世界を――」
次の瞬間。
ドンッ!!
見えない衝撃が間宮を吹き飛ばす。
壁へ叩きつけられ、床を転がる。
ソウヤたちは驚愕する。
「今、何をした……?」
青年は静かに言った。
「私は、お前の理想ではない。」
そして、その視線がソウヤへ向けられる。
「……君か。」
「零が待ち続けた者は。」
ソウヤは息をのんだ。
「零を……知ってるのか?」
青年は静かに頷いた。
「知っている。」
「私は、四百年前を生きた者だから。」
その言葉に、その場の全員が言葉を失う――。
第46話 完
コメント
1件
わああ第46話「封印」読み終わったよ…!😭✨ やっぱり間宮さんが“管理者”ですらなかったって衝撃でかすぎる…!「Project AZ」の奥にいるのが四百年前の青年とかもう情報量やばい、脳がバグるんだけど!!白髪・黄金瞳・零を知ってるって…ゼロ様の過去がまた深くなったね;; そしてマランの「敵ではない」の断言、デウスの告白シーンすごくエモかった〜〜💕 次回どうなるの!?!?待ちきれない!!