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チュンチュン…


鳥達の囀(さえず)りが聞こえ目が覚める。


もう、朝なのか……


僕はベッドから降りて着替え、窓側の椅子に座り、窓を少し開けて風を入れる。


風が気持ちいなあ〜……


時計を見ると4時を指していた。


少し早く起きてしまったようだ。


「おはようリース」

「おはようアモン」


のんびりしていると、何処かの空間からアモンが出てくる。

ちなみに、アモンは死神なので生物の生力を奪うこと以外に闇と重力、空間を操れるそうだ。

物凄く強い。流石死神。


そんなアモンと契約をしたアモンの持っている能力の1つが使えるように解放されるらしい。


現在、僕が一応扱える能力は、【始原七翼・アルキプティリュクス】と氷、血、重力、特殊属性の法則だ。


うん、これだけでも十分多いけどね。

一応、上級魔法までは使えるけどやはりエーテルの消費が激しいからあまり使わないな。


だから、僕が基本的に使用するのはそして火系水系の魔法、特殊属性ぐらいかな。


そこに空間魔法を与えられた。

精霊とかの契約だと相性の良かった場合は能力が少し扱いやすくなるだけのようだが、

究極系の大精霊とか聖獣、

六大神とかの最上位クラスのと契約したら、

使える能力が増えるようだ。

とはいえ扱えるようになるかはその人次第だが。


「リースはさ、これからもずっと男として生きていくの?」

「え?」

「君は……大きくなって従者として送られて…君はそれで本当にいいの?夢とか、やりたいこととか…もし、バレた時とかどうするの?」

「…………もし、バレてしまったら僕はもうこの国には居られない。だから国外に逃げるよ。変装をして、国籍を買って……従者になったらどうなるかは分かんないけど自由はきっと無くなる。けど、それでいいんだ、監禁は嫌だけど家のために家族のために頑張るよ」

「リースのためじゃないの?」


自分のため…か、


「今はまだ、分からないな……」

「リース…いや、レーヌ君はまだ子供だ。

人生はこれからなんだからもう少しゆっくり考えてもいいんじゃないかな。

自分のために……自分がしたいように楽しく、もちろん何を選んでも楽しい事ばかりじゃないけど…だけど、後悔のない選択をして欲しい。だって君は、レーヌは、僕の主様なんだから

「…………ありがとう、アモン」


初めてそんなこと言われたよ。しかも死神に。

良いのだろうか、選んでも……

でも、自分が何をしたいのかは分からない。

後悔しないように生きるのはもちろんだけど、自分だけじゃなくて誰かのために生きたいと思っている。

今の僕には男として生きる選択肢しかないが……いつか、新しい選択肢が与えられるのだろうか…。


「どうして急にこんな話を?」

「…なんとなく?」

「ふふっ」

「え、」


疑問を尋(たず)ねると、少し間を空けて濁(にご)った返事がきた。

だが、顔(?)オーラから「心配だ」という気持ちが滲(にじ)み出ている。


死神って少し恐(おそ)ろしいイメージがつけられているが、アモンは優しいし、あまり怖くはないや、アモンだからなのか皆そうなんかは知らないのだけれどね。


「少し街に出かけようかな…」

「行きたい所でもあるの?」

「うん、少しね……街の近くに薔薇園(ばらえん)があるんだ」

「薔薇園は家には無いの?」

「あるにはあるが薔薇よ他に沢山花があるから、どちらかというと花園(はなぞの)って感じなんだよね」

「へー、薔薇が好きなの?」

「うん、凄く好きだよ。可愛いし、綺麗(きれい)で、優雅(ゆうが)で、いい香りがするから癒される」

「レーヌにきっと似合うよ」

「ふふ、そうだろうか?ありがとう」


僕は手短に支度を整えて、お父様に外出することを伝える。

侍女長には朝食は要らないと伝えて、出かけた。


出かける際にお父様が護衛を付けようとしたが断った。

護衛は付けていても邪魔なだけである。

僕の実力は家族全員が知っている。

心配してくれるのは有難いが1人の方が立ち回りがしやすい。

いざとなったらアモンだって居るしね。


アモンのことはまだ家族には言っていない。

陛下に報告されたらたまったもんじゃじゃない。間違いなく連れていかれる。

ていうか、報告したら両親は失神してしまわないだろうか?

【初投稿→デア・ベア】前世の記憶持ち令嬢、今世は平穏な日々を

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