今回は、「走馬灯。」の解説をします!
※先に「雰囲気だけ。」の「走馬灯。」を見る事を
おすすめします。
────────────────────────
簡単に言いますと、『主人公の貴方への思い』です。
“貴方に会いたい”、物語一文目から
主人公の貴方への思いが伝わります。
次に続く
“私の中での宝物”一番愛しい人”死んでも会いたい人”
の文章では、次に続く
“本当に、本当に好きだったの”
を強調するかのような貴方との思い出を込めました。
ですが貴方は死んでしまった事が伝わる次の文章。
私の”貴方”いわゆる、私の”大切な人”の穴が
ぽかん、と空いてしまったので、穴を埋めるために、
新しい人を見つけた主人公。
その新しい人さえも貴方と比べてしまって、 加えて
比べてしまえば、主人公からの新しい人の価値も
分かってしまっています。
ここで改めて、
“貴方の代わりなんて、やっぱりいない。”
“存在しない。”
と言う事に、主人公は気付くのです。
最終的な文章では、
主人公も死んでしまう程の年、
また事柄があった事を 示す、
“今際の際” →死ぬ間際に見る物 →「走馬灯。」
その「走馬灯。」では、
親や、新しい人が出てきた事も分かります。
走馬灯は、最後に見る夢に近いので、
人が出てきて来れる時点で、幸せなのですが、
やはり、 最後に見る夢は、
“貴方が良かった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
貴方の「走馬灯。」の解釈、考察も、
是非コメントしていってください!
コメント
4件
解説が素晴らし過ぎる…!!! やはり、大切な人との記憶を 最期に見たかったですよね。 個人的に走馬灯は 家族が一番嬉しいですね…(?)
深すぎる😭