それでは、
朝学活を始めます
まずこのクラスの担任になった佐々木と申します、一年間よろしくな
そう先生が挨拶する
ありきたりな名前だなと考えていると、先生がまた話し始めた
じゃあ、順番に自己紹介なーと言われる
隠れて陰キャとして過ごそうとしていた僕からしたら自己紹介というのは、
とても難関だ
さぁ、どう陰キャになるか
考えないと、、、
そう考える間もなく僕の番がきた
「えーと、僕の名前は如月琥珀です。好きなことはゲームです、お願いします、」
よしっ、いい感じに出来たのでは?
小さい声で話したし、明らか陰キャが好きそうなゲームを出した
僕は天才か、?
そう考えていると気になる名前が聞こえてきた
コネシマ、鬱、ロボロ、ゾム、ショッピ、シャオロン、トントン、チーノ
前の学校の問題児らしい
問題児に気をつけるって言ったってどうすればええんや、?
普通に関わらなければええんか、
でも、何か気になるんよなぁ
”変な名前”
この言葉が心に出てきたとき、周りが僕のことを見てきた
え、怖。なんで見てくるん?
すると先生から、「琥珀さんそれはちょっと失礼だと思うぞ?」
反射で僕はなにがですかと聞く
変な名前って言ったじゃん、(笑)
自覚ないのやば、そう周りが騒ぎ始める
これはチャンス、!陰キャになるチャンスではないか(嫌われるチャンス)
このチャンスを逃すわけにはいかないと僕はいろいろ変な事を言いまくった
わざと焦って変な奴感を出しまくったところで先生が止めに入る
そして自己紹介が終わり、僕は一人になった
まぁ薬のこともあるし一人の方がええよな
「君、えっと名前なんだっけ。如月琥珀だよ、あぁ!そっか琥珀!”俺達”と友達にならないか?」
そう訪ねてきたのは顔を見なくても分かる、あの問題児だ
望んで一人になったのに、よけいな奴が僕の世界に入ってきたな
僕はそう思った
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