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#家族
とりぴぃ〜
22
#リスカ、OD表現あり
一星 玲透
1,466
#学校生活
皆様方々、ごきげんよう諸君達が主(楓)の人生を観測して暫く経った
山頂まで後、ひと踏ん張りと行った所かな
少し、情報を載せると今回の物語は
主が12歳〜14歳までの話になる長文だ
だから、少しずつでも、纏めてでも自分のぺースで
見守って頂きたい、おや?時間か、、
[主の過去 組に貢献]はじまり、はじまり
カエデが入門して、何度か季節が移り変わり
カエデも竜胆も心情に変化があった
竜胆
「親父、すんません、貴重なお時間を」
お頭
「よい、そう固くなるな。竜胆お前が言いたいのは
心情に変化があった、旅をしたいのだろう。」
竜胆
「?!……..何故それを」
竜胆は虚(きょ)をつかれ、返事が遅れたようだ
お頭
「子の思惑(おもわく)や気持ちを理解出来ない親父がいるのかい?夫妻(ふさい)家族と過ごし
カエデが居て考えや価値観が変わった。だろう?」
お頭は当たり前かのように淡々と言葉をならべた
そこに間違えも否定も用意されていない
全てを包こむ慈愛の眼差しが向けられている
お頭
「竜胆、お前を夫妻の元に向かわせたのは
お前の腕っぷしだけを買っただけじゃあないぞ、、、
お前は夫妻に行く前は生き急ぎ過ぎてた。」
竜胆は言葉が出なかった
お頭
「頭だけは守る、たとえ、身を滅ぼしても
家族は作りません、時間の無駄だから
自己犠牲の精神で過ごします。お頭が命の恩人
だからです」
お頭
「たまたま、人格者と評判がある夫妻家族が依頼を
だした。長期契約で用心棒(ようじんぼう)兼主夫
でな!本当に偶然だった、1度竜胆に考える機会を与えたかったからな、、、頭はな確かに組織に置いて
司令塔だ、全体の士気をあげる。重要な役割だ
俺はな頭だが駒でもある、命をとして任侠を貫く
だから俺だけを守るは辞めろ
竜胆、お前の人生はお頭にしか歩けないのだぞ。」
竜胆
「ありがとうございます」
竜胆は初めてボロボロ泣いていた
大きな竜胆と小さなお頭
やはり、親は偉大だと感じました
竜胆は行く宛てを決める訳じゃなかった
だけど必ず自分の糧になる、有意義な時間を過ごすと決意し、自分の足で歩き始めている
竜胆が組を去っても季節は巡り、新しい事が
順繰り順繰りと回ってた
カエデは独学で稽古している。足りない武器はお頭が
一式揃えてくれた
お頭
「カエデ、すまんな兄貴達が面倒みてくれないよな
俺が不甲斐ないからだろう。すまないがまた仕事を
頼む」
カエデ
「頭、了解したよ」
お頭は理解している、カエデは人より発達が少しだけ遅いのだろう、その分真っ直ぐで優しく探求心の塊
曲がった事が嫌いでお人好し
だから人に付け込まれないように導かないと
それが頭としての役割だ
あの時、出会ったのは運命だったのだと、、だから最後まで見届けよう
お頭の目に微かに闘志が滲(にじ)んでいた。
カエデは数多の武器、武術、身体能力を磨き
極めた。
そんな、ある日
カエデは遠征に出た。朝から夕方前までのご依頼
__________
お頭
「おい、その目はなんだ。濁ってるぞ」
No.2
「お頭、竜胆も不在、カエデも遠征
少し、お時間を頂きたく、、、では失礼します」
グッ
とお頭は漏らし意識を失った
目を覚ました俺は見知らぬ暗い場所にいた
潮の匂い、港の廃倉庫、、といった所であろう
No.2
「お目覚めですか?長い間よくお眠りになられてましたね、頭いや、じじい
貴方は財産としか見られていない事実に気づいていない。人格者?任侠?なんだ何故
金を持つ者として暴力や私利私欲に使わない!!
支配こそが統一への道標になる
示しが着く、、なんど説明したか!
私の元へ寝返った8割、残りは始末した
後はカエデだけ、まぁあいつは放置で結構だがな」
カエデは依頼を追えて組に帰った
カエデ
「頭!依頼終わっ、、た、、、よ?」
カエデはお頭のGPSを辿り、見つけた
侵入した、、、鉄製の建物、木製の木箱
ビニールに覆われている大きな運搬された荷物
カエデは侵入の1つ華麗にこなした
無情にも乾いた音が鳴り響いた
「パンパンパン」と
No.2
「良く、生きたな」
カエデは、死角になった場所に潜り
お頭に辿り着いた
カエデ
「兄貴、、なんで?
頭、、痛いよね、、、今潰すから待ってね」
カエデの瞳孔(どうこう)が開き真っ黒に染まりかけた
カエデ
「?!」
お頭はカエデを掴み蹲(うずくま)った
カエデはバレていない!
お頭
「カエデ、俺はな痛くない。弾くらい朝飯前だ
お前が組に入ってくれて嬉しかったぞ
色々な人と出会い体験し、決意を固めうちに入った」
お頭はNo.2に背を向けながら話した
小さな声で、、弾は無情にも降り注ぐ
No.2
「もう。いいか、ほっとけ
どうせ、動けまい、、撤退だ」
カエデ
「頭!頭!止血するからね体起こすから
ねぇ!!なんでなんで、、なんでだよ!
目開けて、、寝たらダメ」
お頭はカエデをら抱きしめる
力強く、目を開き、口を開けた
お頭
「いいか、カエデ聞きなさい
皆が悪い奴ではない、俺はなカエデ、、お前は
俺の大切な息子であり、誇りだ
だから、自分の信念を大切にしなさい
守りたいなら強く成れ、弱気を助けなさい
きちんと言葉で伝えろ
これが俺の最期の我儘であり約束だ」
お頭はごちんと額を合わせた
お頭
「カエデ、お前は優しい子だ約束守れるか?」
カエデ
「わがった、、必ず守る、、、約束ずるぅ」
カエデは泣けるようになってた、だが
あまりにも悲惨な姿だった
____________________
姉御
「そうですか」
カエデ
「守れなかった、、頭、、」
カエデは病室に来てた
姉御は病態の中、無理して起きてくれた
姉御
「いいえ、カエデはきちんと依頼という
命令を遂行し、親を助けに参った
頑張りましたよ。私なんて見てみなさい。ほら
旦那がピンチの中ベッドの上で寝てた」
カエデ
「姐(ねぇ)さん、、違うよ!
しんどいのに無理させてごめんなさい」
姉御
「あの人はカエデや竜胆や皆を愛していたわ
カエデは今、ちゃんと私の元へ帰って来てくれた
貴方まで居なくなったら、私は1人だったのよ
あの人の傍に居てくれて、私の場所に帰って来てくれて、ありがとうね、、、カエデ」
カエデ
「うん、、、頑張ったよ、今日もきちんと頑張ったよ
守りたかったなぁ”」
姉御はカエデの頭を優しく優しく撫でた
窓から抜ける風や、しんしんと降り積もる雪が尚
冷たく感じる日になってしまった
数日経ったある日の事
姉御
「カエデ、ちょっとおいで」
カエデ
「姐さん、どうしたの?体調悪い?
看護師さん呼ぶよ」
姉御
「待って、話すから聞いてくれる?」
嫌な予感がした
カエデ
「話し、、って?何?」
姉御
「いい子、ありがとうね
私は間もなく、死にます。断言します」
カエデ
「は?、、え、、、嫌だ嫌だいつもの冗談でしょ?」
姉御
「カエデ、組に貢献して下さりありがとうございました。幼い体の時から血反吐を吐く思いをさせた
本当はたくさん、めいっぱい甘やかしたかった
ねぇ、ぎゅーしよ?カエデおいで?」
カエデ
「でも、姐さん、、しんどいし、、、重いから」
姉御
「いいから、ほら、こっちこっち」
姐さんに引っ張られた、柵を軽々と超え
姐さんの胸に落ちた
姉御
「カエデ、、貴方は私の誇りです
男らしくなったね。まだまだ男前になるのよね
絶対イケメンじゃん、、ふふ
カエデ、暖かいね、、、温もりを忘れないでね
覚えていてね、私達はカエデを愛してる」
しばらくして
姉御はお頭を追いかけるかのように
優しいお顔で眠った
僕はフラッシュバックした
沢山、、沢山、、記憶が鮮明に巡った
簡単に裏切り、醜(みにく)い顔で御託(ごたく)を並べ
悦に浸る
心底、甚(はなは)だしい
怒りで腸が煮えたぎるとはまさにこの事だ
あっ、、、姐さん
ごめんなさい、、、、無理だ
カエデは裏切った組員、不正に働く輩
薬を売る売人、理不尽な組織を片っ端から
破壊の限り尽くした
1ヶ月、2ヶ月は続けた
いつしか、「逆鱗に触れるな」と恐れられ
かなり治安が良くなった傾向を感じる
カエデ
「はぁ、、はぁ、、、はぁ」
分かっていた優しい人は直ぐに亡くなる
神様は理不尽だと
その分、直ぐに約束を破ってしまった罪悪感
だけが胸でモヤモヤと渦巻く
あぁ、、そうだ、、疲れた
組に帰ろう
きっとお頭が「お帰り、頑張ったか?」とか
姉御が「偉いね」って撫でてくれるんだ
約束守るから、、きちんと「伝える」から
「温もり」欲しいなぁ
ひたひたと歩いた
道のりがいつもより遠く感じる
自分の足なのか?いやきっと違う
これはどこか怪我してるのだ
悲しい、悲しい、悲しい、悲しい
苦しい、苦しい、苦しい、苦しい
ようやく、着いた
竜胆
「カエデ!!」
あ、ダメだ
倒れたけど、硬い何かに当たった
暖かいなぁ
竜胆
「よく頑張った!もういい!動くな
居ぬまによく頑張ったな、、、全て見て来た
遅くなって悪かった、、今は休め
、、、いい子だ」
どうやら、竜胆の腕の中だと
起きた後気づいたよ
竜胆
「お、起きたのか、気分は悪くないか?」
カエデ
「竜胆、、、、遅いよ!ねぇ!!
頭も姐さんもお空に行ったんだよ!
なんで、なんで今になって帰ってきたんだ!!」
カエデは泣きながら積もりに積もった感情を吐き出した。ようやく「伝えれる相手」が居たからか
はたまた、「言ったらダメな事が全て出た」のか
恐らく両方だろう
竜胆
「本当に悪かった、聞いたのはつい最近だ
生き残った組の奴が目を覚ました。で連絡を寄越した。全て見て来た。よく頑張ったカエデありがとう
今からワシはカエデの下に着く、、、」
カエデ
「は?、、下に着く?」
竜胆は深々と頭をさげた
竜胆
「あぁ、オフザケは一切ない
組はもう無い、No.の肩書きがなくなった今
ワシはカエデを守る、資金は夫妻や頭姉御が遺して下さった」
竜胆
「カエデ、何がしたい?」
さて、諸君達、主の過去はどうだったかな
長い間、観測してくれて感謝する
主の軌跡を辿り、諸君達は頂きに登りきった
そらの景色はどうだろうか?
今、晴れているのか、曇っているのか、雨が降ってる
様々だと思う
主は幼いながらにして、忌み子と決めつけられ
迫害行為に追い込まれ
両親を失い、拾ってくれた大切な家族を失った
不幸中の幸い「感情がゆっくり」だから
心を完璧に閉ざさなかっただけなのか
「慣れただけ」なのかそれは主にしか分からない
竜胆が加わり、新たな門出に立てた
さて、、本当に主の過去はお終いだ
日常や新メンバーの姿も是非みて欲しい
おや?時間だね。では諸君達に幸あれ
コメント
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ムメイさん、第13話読み終えました…。お頭と姉御がカエデに残した「温もり」と「約束」が、それぞれの形で生きている回だったなとじんとしてしまいました。とくにお頭が撃たれながらもカエデをかばって「誇りだ」と伝えたところ、そして後追いするように姉御が旅立った場面は、涙が止まらなかったです。幼いながらに両親を失い、また大切な家族を失って、それでも「伝える」「温もりを忘れない」という約束を胸に生きていくカエデの強さと脆さが心に響きました。竜胆が帰ってきて肩書きを捨てて「下に着く」と頭を下げたラスト、ようやくカエデの孤独が少しだけ救われた気がして、ほっとすると同時に続きが気になります…。素敵な物語をありがとうございます。