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シードSide
『…、ード、シードッ、』
「、ん…?」
『シードッ!?』
聞き慣れたような、でも久しぶりに聞く
なんか落ち着く声がする
知らない天井
頭が追いつかない
そうだたしか俺、あの後倒れて…
「生きてる、?」
『シード!!』
『体大丈夫ッ…!?俺ッ…死んじゃったかとっ、』
俺のことを思って必死になっているひとがいるのはすごく久しぶりだった
「「ニキ、ッ?」」
『っ、よかった…ッ』
やっと冷静になり全て思い出した
そっか、俺、別れたんだなぁ
病室に座るニキ
前、1度体調を崩したときは
りいちょくんが血相変えて看病してくれたっけ
今のニキみたいに。
(心配してくれてるのに元彼と重ねるとか)
(最低だな俺、)
(だから振られたんかもなぁ、)
『シード!?大丈夫、?』
ニキが俺の顔を覗き込む
自然と涙が出ていたらしい
「、り、ッちょ…っ」
『!』
一瞬ニキの顔が曇った気がした
でもすぐに我に返る
『そうだ、りいちょ、』
『来ないのかな、』
「…ッ、」
「ッう”ぁ、っ…泣」
『どした!?まじ大丈夫?』
「ッ、あの、っ泣」
「ぁ、う”ぅ~ッ泣」
『ゆっくりでいいよ、』
最後に誰かに心から優しくされて
こんなにも綺麗で優しい笑顔を向けられたのは
いつだったかな、
そんなことを考えてたら涙が止まんなくて
次から次へと溢れてくる
「…ッ俺、っ」
「り、ちょと別れた、ッ…泣」
ニキが目を見開く。そりゃぁそうだよな。
ニキは俺たちを応援してくれてた。
「ッぅう、ぁ~泣」
『…』
ニキが自分まで悲しそうにして、
ただずっと優しく聞いてくれた
「浮気」
『え、?』
「浮気、してた、ッ…」
ニキの顔が一瞬、歪んだ。
怒っているというのか。憎悪に近い顔だった。
でもすぐに、俺を見て優しい顔になった
そのまま優しく抱きしめてくれた
俺の感情ぜんぶ
包み込んでくれた
「ッ、ぅ”、うわぁあッ…泣」
声を上げて泣いた
人前とか気にせずに
全部全部
ニキが受け止めてくれた。
短くなった
次回もしかしたら他の人視点入れるかも!