涼太 side
翔太 「 りょおたぁ~,起きてよ~ 」
涼太 「 ん……… 」
翔太 「 おはよぉ~ 」
涼太 「 おはよ…… 」
いつもは俺が起こす側なのに,今日は珍しく翔太に起こされる。
こういうのも新鮮だな~と思いながら,朝ごはんを作ろうと立ち上がったとき,翔太に腕を掴まれる。
涼太 「 どしたの,?翔太。 」
翔太 「 なんかね,起きたときから体調が悪いの。 」
涼太 「 え,うそ。 」
風邪でも引いたのかな……
心当たりが思い付かない。
あ,そういえば昨日,帰ってくる途中,雨が降ってきて濡れたからそれかな………
てか逆にそれ以外ないよね…笑
涼太 「 翔太,熱計ろ,? 」
翔太 「 ん、 」
涼太 「 うわ,熱高……… 」
翔太 「 ほんと,? 」
涼太 「 うん。横になって待ってて。お粥作ってくるね。 」
翔太 「 ……や、……… 」
涼太 「 ん,? 」
翔太 「 行っちゃやっ……1人にしないで、 」
翔太は熱があるとき,すごく甘えん坊になる。
翔太は具合悪くて辛いから失礼なんだけど,甘えてくれる翔太がすごく可愛くて,ちょっと嬉しい気持ちもあるんだよね,笑
涼太 「 でもお粥食べないと,良くならないよ,? 」
翔太 「 じゃあついてく、 」
涼太 「 だ~め。ちゃんと寝てないと。 」
翔太 「 じゃあちゅ~してっ,? 」
涼太 「 ん,分かった。 」
翔太 「 ………ん、 」
ほんとは唇にしたかったけど,風邪が移っちゃうから翔太のおでこにキスをする。
涼太 「 んふ,行ってくるね,? 」
翔太 「 ダメ……ちゃんと口にしてよぉっ、 」
涼太 「 でも……… 」
翔太 「 涼太は俺としたくないのっ,? 」
こんなうるうるした目で見られたら断れるわけ無いじゃん………
風邪,移ってもいいや、笑
涼太 「 はぁっ、そんな訳ないでしょ,? 」
翔太 「 んっ……りょっ……うたぁ…♡ 」
涼太 「 めんこいね,笑 」
翔太 「 ねぇ涼太っ……… 」
涼太 「 駄目だよ,?さすがにそれは風邪が治ってからじゃないと。ね,? 」
翔太 「 んぅ……じゃあもっとキスしてくれる…? 」
涼太 「 ふふっ,もちろん。 」
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翔太 「 涼太,まじごめん。 」
涼太 「 大丈夫だよ,笑 翔太の風邪だし,逆に嬉しいよ,笑 」
翔太 「 ふはっ,どういうことだよ,笑 」
涼太 「 さぁ…笑 」
翔太 「 なんだそれ,笑 ま,いいや。俺頑張ってお粥作ってみる。 」
涼太 「 ありがとね,笑 」
翔太 「 おう…笑 」
翔太 「 涼太どお,? 」
涼太 「 うん,美味しい,笑 」
翔太 「 良かったぁ~ 」
涼太 「 翔太,前よりも上手くなったよね,笑 」
翔太 「 まぁ……… 」
翔太 「 涼太のお嫁さんになるには料理くらい出来てないとだろ……… 」
涼太 「 ふふ,もう1回言って,?笑 」
翔太 「 言わねぇよっ…!! 」
涼太 「 別に,料理が出来なくても,どんな翔太でも,翔太は俺のお嫁さんだよ,? 」
翔太 「 っ………り,涼太一応風邪引いてるんだし,寝てろ!! 」
涼太 「 うん…笑 」
翔太 「 ほんと,そういうのやめろってっ……… 」
涼太 「 笑 笑 」
コメント
13件
照れてるしょっぴー可愛いー! ゆり組尊い!
渡辺。自分で「お嫁さん」って言ってるの可愛いすぎだろ