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私は実優の事が気になり、
ひとりで自転車を漕いでた。
家を尋ねた。
「こんにちわ!」
「誰だ」
「すみません、私田村美幸と言います。三ノ輪実優の家ですよね?」
「友達か…」
「実優さんいます?」
「亡くなったよ…」
「あなたどちら様ですか…」
「実優の兄だ!」
ブヴ〰️ブヴ〰️
顔色代えたお兄さん。
「お葬式いつですか…」
明日、明後日だよ…
煮え切らない言い方をされた。
家もまだ、ま新しい木の香がした。
「ここお父さんとお母さんいないのですか…」
「マンションにいるから」
「住所教えてください」
「めんどうくさ…」
しばらくかかった。
「何故どんな感じで亡くなったのか」
「知るか!…お前警察じゃないだろ…」
焦った私
「家を出るとき、ごめんなさい!お邪魔しました!」
自転車に乗るとき、
2階からの視線を感じとった。
携帯電話を耳に当ててた。
眼を細めた。
警察に向かってた私
気味が悪かった。お兄さんなんていたの?…
考えて走り出した。
信号が青になってた。
ベルを鳴らした。
「あの娘…あなた美幸よ…」
病院帰り道、
「あなた桜のお迎え」
「お前降りろ」
「車貸してよ」
タクシー代を渡された。
「桜とケーキでも買って食べな」
「笑っありがとう京史さん笑っ」
「そんな時だけか…愛子は…」
パタパタ!
ブォンブォン、
出先に停まり、
自転車の女の子が
通りすぎた。
「すみません!」
ワアッ!
榊~!!
焦った私
白バイのお兄さんが
出てくるなんて…
榊~!!出ろよ!
「徳川刑事焦るな!…」
自転車を押してた女の子のヘアスタイルサラサラ。
「お兄さんは何関係ですか?」
交通課の榊拓弥
「アハハ名前名乗るの笑っ」
高校生におちょくられた…
捜査課、
今日の先輩は?…
小室婦警…
「ちょっと待ってくださいね」
「どうした?」
「加納警部…」
「居たか…」
「優木警部…いつの間にいました…」
「この前の事件、目星つかなくてな」
「SMSの事調べて欲しい…のですが」
「榊…その子は?」
「調べて欲しいって言われましたが」
親友の三ノ輪実優、私と同じ歳、学校生活を共にしてきた。
中学生の時転校生として私と勉強してきました。
10日前に音信不通になりました。家を尋ねたらお兄さんらしい人に会いました。
マンションの住所、三ノ輪圭吾
「この前の事件だろ…殺人事件に片付けられた。父親が自殺したって言ってたな。」
「お願いします!実優を殺した犯人見つけてくれませんか!…」
美幸ちゃん心配することない。
美幸~!!
お義兄さん…
顔を見上げた優木警部が
「高橋?…」
「事件に首突っ込むな!」
「親友が亡くなったのよ!」
本部の部長…が来るか…
「お前オフだろ!」
「すみません嫁の妹ですので…」
「はぁ?…義妹か…」
「榊、徳川~!!勤務開始しろ!」
「はい!了解しました!」
行ってらっしゃい!
手を振ってた美幸の顔を観たら
良い顔をしてた。
榊拓弥か…